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青森県西津軽郡深浦町の「黄金崎不老ふ死温泉」は、日本海へ開けた素晴らしい景観と、特徴のある泉質で広く愛されている名湯。同名の温泉旅館で宿泊や立ち寄り湯ができるようになっています。近隣には屋久島、知床、小笠原諸島と並んで世界自然遺産に登録されている「白神山地」があり、大規模なブナの原生林、透明度が高く青いインクを流したようなクリアブルーの水が有名な十二湖青池(じゅうにこあおいけ)など、手つかずの美しい自然が残されています。
ごく普通に使っている言葉でも、どうやってできたのだろう、と思う表現はありませんか。語源をたどってみると、ユニークな由来がある言葉は多いのです。今回は、これ以上はできないという力の限界を表現する言葉「関の山」と、激しく怒らせるという意味の表現「逆鱗に触れる」の、語源をお届けします。
文豪ゆかりの地|堀辰雄ゆかりの地 軽井沢(長野県) 毎年のように訪れ、最期を過ごした心のふるさと
昭和初期に活躍した作家であり、最近は宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」のモチーフとなった作品の著者としても注目されている堀辰雄。生まれ育ちは東京の下町でしたが、後年は「風立ちぬ」をはじめ、数々の作品の舞台となった軽井沢(長野県)を毎年のように訪れるほど、こよなく愛し、この地で最期を迎えたのでした。
健康法|「舌回し健康法」 舌や顔の筋肉を鍛えて健やかに若々しく
顔周りの健康や美しさに重要な役割を果たしている“舌”。舌を回す運動といっても最初はピンとこないかもしれません。ですが、普段あまり使わないような顔の筋肉を鍛えれば、顔つきや表情が変わるのはもちろん、健康面でも効果が期待できるのです。
ごく普通に使っている言葉でも、どうやってできたのだろう、と思う表現はありませんか。語源をたどってみると、ユニークな由来がある言葉は多いのです。今回は、関西地方の「大阪市 難波」と「京都市 太秦」の、意外と知られていない地名の由来をお届けします。
散策|吹屋ふるさと村(岡山県)石州瓦と格子戸を備えた堂々とした町屋 宮大工の技が光る、ベンガラ塗りの独特な町並み
吹屋(ふきや)ふるさと村は、江戸時代から明治にかけて、鉱山と特産品のベンガラ(※)の生産で栄えたエリア。宮大工の技が光る、ベンガラ色(暗い赤みを帯びた茶色)に統一された石州瓦と格子戸を備えた堂々とした町屋が保存されています。吹屋ふるさと村までの主なアクセスは車ですが、広大な駐車場が用意されています。ぜひ車は駐車場において、徒歩での散策を楽しんでみてください。 ※ベンガラ…弁柄。酸化鉄の赤色のこと。赤色顔料・研磨剤として利用される。
郷土料理|久慈まめぶ汁(岩手県)甘じょっぱい味わいがクセになる
久慈まめぶ汁とは、まめぶが入ったけんちん汁のようなもので、かつては冠婚葬祭の行事食でした。「まめぶ」とは岩手県久慈市(くじし)の山形町(やまがたちょう)、旧山形村の集落を中心に食べられていたくるみと黒砂糖入りのお団子のこと。今では日常的に食べられている郷土料理です。
「足裏を刺激すると体にいい」とは聞いたことがあるけれど、自分でできるのは健康サンダルや青竹踏みくらいで、マッサージはプロに任せるもの……と考えている方は多いかもしれません。実は、足裏は短時間でも毎日続けて揉むことが大切。この機会にぜひ、揉み方のコツを覚えて、足元から健康を維持しましょう。
散策|豆田町商店街(大分県) 城下町の風情を残した雅な商店街
古い町並みや土塀が残る日田市豆田町(ひたし まめだまち)は、国の重要伝統的建造物群保存地区。商店街には県内最古の商家や蔵屋敷が立ち並び、城下町の風情を今に残しています。町中で一斉におひなさまが飾られる「天領日田(てんりょうひた)おひなまつり」が有名で、九州のひなまつり発祥の地といわれています。
郷土料理|げんげのすまし汁(富山県) コラーゲンたっぷり! 出汁不要の幻の魚
「ゲンゲ」は水深200~600m地帯にすむ深海魚で、主に富山や新潟、秋田で食べられます。プルプルとした皮、淡泊な身が特徴で、コラーゲンもたっぷり。「げんげのすまし汁」は、そんなゲンゲから出たお出汁(だし)がおいしいので、出汁いらずの椀物なのです。ゲンゲのおいしさを堪能できるよう、最小限の具材で供されます。
文豪ゆかりの地|川端康成ゆかりの地・茨木(大阪府) 大作家が文学を志すに至った“私の村”
川端康成の晩年の随筆「茨木市で」には、“私の村は現在茨木市にはいってゐる。京都と大阪との中間の山裾の農村で、その山を深くはいれば丹波である。村の景色に藝はないけれども、近くに「伊勢物語」や「徒然草」に書かれた所がある。”というくだりがあります。川端は、この“私の村”こと旧大阪府三島郡豊川村(現在の大阪府茨木市)で、物心つく頃から旧制中学校卒業まで過ごしました。
散策|米子の下町界隈(鳥取県) ゆっくりめぐりたい、海運業で栄えた城下町
鳥取県の米子港近くの旧加茂川のあたりは、江戸時代から大正時代まで海運業が盛んで、全国から職人や商人が集まる商業都市として発展しました。下町界隈は当時の区画がほとんどそのまま残り、細い路地が入り組んでいるエリアです。白壁の土蔵(どぞう)、多く見かけるお地蔵さん、9つのお寺が並ぶ寺町など、時間を気にせずゆっくりと歩きたい町並みです。
文豪ゆかりの地|室生犀星ゆかりの地・金沢(石川県) 文豪が思い続けた故郷の面影を辿る
「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」という有名な一節を残した詩人・小説家の室生犀星(むろおさいせい)。犀星自身の故郷は石川県金沢市、日本海に注ぐ「犀川」のほとりでした。今回は、室生犀星ゆかりの地、文豪が思い続けた故郷の面影を辿ります。
温泉|カムイワッカ湯の滝(北海道) 流れ落ちるお湯の中を行く“温泉の沢登り”
世界遺産にも登録されている知床半島の西側、斜里町(しゃりちょう)にある「カムイワッカ湯の滝」は、知床八景のひとつにも数えられている名所。知床硫黄山を源流とするカムイワッカ川に温泉が流れ込むカムイワッカ湯の滝は、滝からあたたかい温泉が流れ落ち、滝壺は天然の露天風呂と呼ばれているのです。
郷土料理|おつけだんご汁(山梨県) 根菜たっぷり、おだんご入りのおふくろの味
山梨県の郷土料理「おつけだんご汁」とは、地産の旬野菜と小麦粉を水で練っただんごを、おみそ汁に入れたもの。おみそ汁だけでなく、しょうゆ味や塩味、カレー風味など家庭によってさまざまな味つけのある、おふくろの味です。
日本人の「心のふるさと」とも称される伊勢神宮。旧参宮街道沿いは「おはらい町」と呼ばれ、江戸時代から門前町として栄えていました。伊勢特有の切妻(きりづま)や妻入り様式の建物と石畳の通りが風情たっぷりの散策エリアです。伊勢神宮へ参拝したら、おはらい町をセットで楽しみましょう。
温泉|城崎温泉(きのさきおんせん)(兵庫県) 1300年の歴史と情緒が息づく昔ながらの湯の街
城崎温泉は、平安時代より続く歴史ある温泉地。街の中心を流れる大谿川(おおたにがわ)と昔ながらの石橋、両岸に並ぶ柳の風景は有名で、観光客に親しまれています。温泉はもちろん、グルメに観光、歴史と情緒が息づく、昔ながらの魅力がたっぷりの城崎温泉、その見どころをご紹介します。
郷土料理|いとこ汁(京都府) 邪気を払い、子孫繁栄をもたらす縁起料理
いとこ汁は京都府の上賀茂(かみがも)地方の「さんやれ祭」、長岡京市(ながおかきょうし)の「おしょらい(精霊)さん」で供される行事料理。あずきと里芋などが入った白味噌仕立てのおみそ汁で、邪気払いや子孫繁栄の願いが込められている縁起料理です。
ハーブはお菓子・料理の香りづけや香辛料としてよく使用される、なじみ深い植物です。多くの種類が存在するハーブはさまざまな味や香りを持ち、その効能も多種多様。今回は、そんなハーブを使ってできる冷え性対策や、身体を温める方法をご紹介します。
ごく普通に使っている言葉でも、どうやってできたのだろう、と思う表現はありませんか?語源をたどってみると、ユニークな由来の言葉は多いのです。今回は、認知度の高いものの、由来はなかなか知られていない「他力本願」・「寝耳に水」の語源をご紹介します。