美容法|ふっくらとした口元を目指そう 口周りの小ジワ対策
年齢を重ねると気になってくる口元の小ジワ。「唇がなんだか薄くなったな」と思ったら、口周りに細かなシワを発見……一気に老けてしまったような印象を与えかねません。今回は、口周りの小ジワ対策をご紹介。口周りの集中的なスキンケアや簡単なトレーニングを取り入れて、ふっくらとした若々しい口元を目指しましょう。
年齢を重ねると気になってくる口元の小ジワ。「唇がなんだか薄くなったな」と思ったら、口周りに細かなシワを発見……一気に老けてしまったような印象を与えかねません。今回は、口周りの小ジワ対策をご紹介。口周りの集中的なスキンケアや簡単なトレーニングを取り入れて、ふっくらとした若々しい口元を目指しましょう。
口元に小ジワが寄ってくる原因
顔はたくさんの筋肉が重なり合っていて、それらが連携して複雑な表情をつくり出します。口周りの表情筋には、唇を丸く囲むように付いた口輪筋(こうりんきん)や、鼻の脇に付いた上唇挙筋(じょうしんきょきん)などがあります。口輪筋は唇を開いたり閉じたりする時に、上唇挙筋は上唇と鼻翼(びよく)を持ち上げる時に使われる筋肉です。
しかし、これらの表情筋は加齢とともに衰えていきます。さらに、口の中の歯ぐきや、土台となる上顎骨(じょうがくこつ)も縮んでしまいます。すると、加齢によってゆるんでしまった皮膚を内側から支えられなくなり、小ジワができやすい状態になるのです。
口元のケアのポイント
小ジワは、初めは目立たなくても、そのままにしておくと日に日に深く刻まれていきます。手遅れにならないよう、気付いた時にすぐケアを開始することが大切です。
■保湿をしっかりと行う
乾燥による肌のキメの乱れは、小ジワの原因になります。口元は乾燥しやすいため、丁寧に保湿をしてふっくらとうるおいのある状態を保ちましょう。
■室内でも紫外線対策をする
紫外線は、肌の弾力を維持するコラーゲンやエラスチンなどの線維にダメージを与えます。日焼け止めやUVカット効果のあるメイク下地を塗って肌を守りましょう。紫外線は窓ガラスを透過するため、室内にいる時も対策をお忘れなく。
■スキンケアアイテムを見直す
より集中的にケアしたい場合は、小ジワの改善に特化したスキンケアアイテムを取り入れましょう。肌にハリをもたらす成分が配合された美容液やクリームがおすすめです。世田谷自然食品の「シーク シワ改善クリーム プレミアム」は、シワを改善し、肌にハリを与える医薬部外品です。肌の乾燥によってできる小ジワをケアします。
「シーク シワ改善クリーム プレミアム」については、以下の記事も参考にしてみてください。
口元の小ジワを防ぐ体操
毎日のスキンケアに加えて、表情筋のトレーニングを習慣化するのもおすすめです。意識して動かさないと、どんどん衰える表情筋。小ジワが目立つようになるだけでなく、口角が下がり、への字口の原因にもなります。最後に、ペットボトルを使った簡単なエクササイズをご紹介します。顔の運動不足を解消して、たるみのないすっきりした口元を目指しましょう。
■口輪筋を鍛えるペットボトルエクササイズ
- 空の500ミリリットルのペットボトルを用意します。
- 足を肩幅程度に開いて立ち、息をすべて吐き出します。
- ペットボトルを、歯を使わずに唇だけでくわえ、ペットボトルがへこんだ状態になるまで息を大きく吸い込みます。
- ペットボトルが元の状態になるまで息を吐き出します。
- 1~4の動きを3回程度繰り返します。慣れてきたらペットボトルに少量の水を入れ、負荷をかけてもよいでしょう。
このほか、「舌回し健康法」も口元の小ジワ防止に効果的です。あわせて試してみてください。
小ジワのない口元なら、笑顔にもっと自信を持てそうですね。すでに小ジワができてしまっても、適切なケアをすることで目立ちにくくすることができます。毎日コツコツと続けてみてください。
関連する投稿
空気が乾燥し、気温が下がる冬は、髪も乾燥してパサつくことが多いもの。髪のダメージにもつながるため、きちんとヘアケアをして髪を守りたいところです。そこで今回は、冬の乾燥にも負けないヘアケア術をご紹介します。
スキンケア|夏本番!日焼け止めの基礎知識や選び方、正しい塗り方
8月になり、いよいよ夏真っ盛りですね。普段何気なく塗っている日焼け止めですが、自分に合ったものを選べていますか。今回は、日焼け止めの基礎知識を改めておさらいすると共に、自分に合った日焼け止めの選び方や、正しい塗り方をご紹介します。
男性用日傘やマスク日焼けを防ぐノウハウなど、近年はこれまでにない話題も登場してきている日焼け対策。今回は、春から秋までの時期別、そしてシーズン前の予防から焼けてしまった後の対策まで、日焼けの知識についてそれぞれ詳しく取り上げた記事をご紹介します。
夏本番の暑い時期、薄着になるとボディラインが気になります。なかでも目立ちやすいのがおなかまわり。洋服でカバーすることもできますが、せっかくならスタイルアップを目指したいもの。そこで今回は、食事・エクササイズ・姿勢の3つの観点からの、ぽっこりおなかを解消法をご紹介します。
コロナ禍の昨今、マスクは日々の生活に欠かせなくなっています。しかし、長時間のマスク着用によって、乾燥やかゆみなどの肌トラブルが気になることはありませんか?特に花粉症の時季でもある春先は、いつもより肌が敏感で刺激を感じやすくなっているかもしれません。そこで、マスク生活のなかで実践したい、肌荒れを予防するためのマスクの選び方や着け方の工夫、スキンケアによる対策をご紹介。
最新の投稿
「ブリ御三家」のひとつとして知られる魚「カンパチ」。刺身としてよく食べられている魚ですが、煮てもおいしく味わえる栄養豊富な魚です。今回は、カンパチとよく似た魚との違いやカンパチに含まれる栄養、おすすめの食べ方についてご紹介します。
うな重として食べるのがポピュラーなうなぎですが、もう一つ、名古屋名物の「ひつまぶし」もうなぎの食べ方としてよく知られています。ひつまぶしは食べ方が3種類あるのが大きな特徴で、うな重とは異なるうなぎを味わえます。今回は、ひつまぶしの由来や食材に含まれる栄養などについてご紹介します。
ここ数年耳にすることの多い「ブラックフライデー」。さまざまな小売店やネットショップが大きなセールを行うので、なんとなくセールをやっている日と覚えている方も多いのでは。今回は意外なブラックフライデーの由来や、ブラックフライデーで上手にお買い物するコツなどをご紹介します。
野菜の豆知識|ビタミン&カルシウム補給に「豆」! 備蓄もできる便利食材
味噌や醤油、豆腐など大豆製品は日本人の食卓の定番食材ですが、大豆以外にも豆はたくさんの種類があります。栄養も豊富な上に長期保存が可能なタイプもあるので、備蓄や非常食としても優秀です。今回は、身近なようで、意識しないとなかなか摂る機会が少ない方も多いかもしれない豆の栄養や食べ方についてご紹介します。
そばは1年を通して多くの場所で提供されている、日本で定番の麺メニューですが、秋に旬を迎える「新そば」をご存じでしょうか。そば本来の味や香りが堪能できる新そばは、秋の風物詩のひとつです。今回は、秋の旬の食べ物でもある秋の新そばの基本情報と栄養、おすすめの食べ方についてご紹介します。