健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
野菜の豆知識|丸ごと栄養満点野菜 「かぼちゃ」

野菜の豆知識|丸ごと栄養満点野菜 「かぼちゃ」

日頃、何気なく食べている野菜たち。その一つひとつにあまり知られていない効果が隠されています。今回も、かぼちゃが持つ栄養を上手に摂取できる簡単かぼちゃ料理や、健康に役立つ「かぼちゃ」の豆知識をご紹介します。


日頃、何気なく食べている野菜たち。その一つひとつにあまり知られていない効果が隠されています。今回も、かぼちゃが持つ栄養を上手に摂取でき、健康に役立つ「かぼちゃ」の豆知識をご紹介します。

かぼちゃの成分とその効果

かぼちゃには、ビタミンAの元となるβカロテンやビタミンB群、ビタミンEのほか、カルシウムなどがバランスよく含まれています。
その中でも特に多い栄養素がβカロテン。βカロテンには免疫力を高める効果があり、1年の中で最も昼の時間が短い冬至(とうじ、今年は12月22日)に、日本では寒さに備えてかぼちゃを食べる習慣があります。かぼちゃに含まれる体を温める効果、ビタミンA、Cには細菌やウイルスを撃退する効果があるので、空気が乾燥し寒さで体調を崩しやすい冬にぴったりな食べ物なのです。さらにビタミンAには、脳卒中やガンなどの原因である活性酸素を除去する働きも。 このように、たくさんの栄養素を含むかぼちゃは様々な病気の予防としても大活躍する野菜です。

かぼちゃの皮や種、わたを捨てていませんか?実はこれらにもたくさんの栄養が含まれているのです。まず、かぼちゃの皮にはβカロテンがたっぷり。かぼちゃ料理をつくる時は、ぜひ皮も一緒に食べてください。種には、ミネラルや鉄分などのほか、悪玉コレステロールの値を下げてくれるという「フィトステロール」、コレステロール値の上昇を抑えてくれるという「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。わたには食物繊維がたっぷりで、なんとβカロテンも果肉の約5倍。かぼちゃは丸ごと栄養満点の野菜なのです。

かぼちゃの成分を効率よく摂取するには

野菜はよく、「加熱すると栄養がなくなってしまう」といわれます。大根やなす、かぶなどは、水洗いや加熱で栄養が溶け出してしまう「水溶性ビタミン」を多く含むので、茹でたり煮たりするよりも、炒めたり蒸した方が栄養を十分に吸収できます。一方、かぼちゃに含まれているβカロテンやビタミンEは熱に強く、油に溶けやすい「脂溶性(しようせい)ビタミン」です。この性質を利用して油とかぼちゃを一緒に摂取すると、効率よく栄養素を吸収できます。例えば、天ぷらやコロッケのように油で調理した料理がおススメ。植物性油脂を含む胡麻やくるみをかぼちゃと一緒に和えるだけでも、十分に栄養を摂取できます。

簡単かぼちゃ料理

かぼちゃは実も皮も固いので、生のままで切るのは一苦労ですよね。そんな時は、ひと工夫するだけで調理がぐっと楽に。電子レンジで100g当たり30秒を目安に加熱をすると、切りやすくなって味も染み込みやすくなります。さらに、切ったかぼちゃをしょうゆや砂糖、みりんを合わせた調味料と一緒に電子レンジで加熱すれば、簡単なかぼちゃの煮物もできます。

かぼちゃの種類

かぼちゃの種類は大きく分けて二つあります。一つは日本でよく食べられている西洋かぼちゃ。ほくほくしていて甘くてなめらかなので、スイーツによく使われています。もう一つは日本かぼちゃ。水分が多く甘みが弱いのですが、煮崩れしにくいので煮物に多く使われています。

ここでひとつ、簡単なクイズです。 「かぼちゃ」という名前の語源、ごぞんじですか?
正解は、日本に初めてかぼちゃが伝えられた16世紀ごろにさかのぼります。 かぼちゃは、ポルトガル船によって運ばれてきたのですが、この船はカンボジアに寄港した船でした。そのためにカンボジア産の野菜として伝えられたので、「カンボジア」がなまって「かぼちゃ」になったといわれています。

かぼちゃは病気の予防、美容にも効果が高い栄養たっぷりな野菜。また、おかずだけでなくスイーツとしても楽しめます。食欲の秋、到来です。様々なかぼちゃ料理を楽しみながら栄養を摂取しましょう!

関連する投稿


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

日々の食卓を彩る、上品な味わいの「お吸い物」。起源は奈良時代まで遡り、当時の文献にはお吸い物の元となった「羹(あつもの)」の記載が残っています。室町時代には「吸い物」と呼ばれるようになり、江戸時代には具材の数が増え、季節ごとに趣向を凝らしたお吸い物が登場したといわれています。今回はお吸い物の基本から主役となる具材、お吸い物をいただくマナーをご紹介します。


健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

魚を食べることは体にいいと分かっているのに、調理の手間や骨が苦手といった理由で敬遠する方も多いよう。実際、どの世代でも性別に関わらず魚の摂取量は減少しています。そんな今だからこそ知ってほしい、魚を食べることのメリットや、手軽に食事に魚を取り入れるコツをご紹介。今より少しだけ魚を食べることからはじめましょう!


野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

柑橘類にはさまざまな品種がありますが、みかんやオレンジという異なる品種をかけ合わせた「タンゴール」は、それぞれの柑橘類の特徴を持ち合わせた柑橘類です。今回は、タンゴールの基本と代表的なタンゴールについて解説します。


最新の投稿


健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

健康法|自転車で「一石二鳥の運動」を!

5月は「自転車月間」と国土交通省でも定められ、自転車での健康づくりにより注目が集まるはずです。過ごしやすい爽やかな時期だからこそ、ご近所の移動だけでなく、行動範囲を広げてサイクリングに散歩、ウォーキングを組み合わせる方法をご紹介。自転車によって得られるメリットについても触れています。


健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

人生100年時代に向けて寿命の捉え方も変化し、日常を制限なく生活できる期間とされる健康寿命への関心が高まっています。健康的な人生の時間を延ばすには、どんな生活を送るといいのでしょう。近年の研究では、テニスをする人はまったくしない人に対して死亡率が47%少なく、習慣化している人は平均寿命が9.7年も長いことが分かっています。今回は、テニスの習慣化による健康効果や寿命を延ばす理由について解説します。


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

コミュニケーションの大切さや、心身の健康維持に効果的なポイントをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。