健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
散策|門司港(もじこう)レトロ(福岡県) 昭和の潮風を感じられる港町

散策|門司港(もじこう)レトロ(福岡県) 昭和の潮風を感じられる港町

北九州市の観光スポットといえば関門海峡に面したエリア、その名も「門司港(もじこう)レトロ」。明治初期に開港した門司港周辺には、明治から大正にかけて造られた貴重な建物がいくつも残されています。「大正レトロ」といわれることも多いのですが、実は昭和の面影もそこかしこに見られる港町なのです。


北九州市の観光スポットといえば関門海峡に面したエリア、その名も「門司港(もじこう)レトロ」。明治初期に開港した門司港周辺には、明治から大正にかけて造られた貴重な建物がいくつも残されています。「大正レトロ」といわれることも多いのですが、実は昭和の面影もそこかしこに見られる場所なのです。

駅に降り立つと広がるレトロ空間

JR門司港駅は、駅舎としては日本で初めての重要文化財で、駅自体がまさに門司港レトロへの入り口。明治24年に門司駅として建てられた駅舎は、大正3年に200メートルほど離れた現在の場所に門司港駅として建て替えられました(ちなみに2駅先には門司駅も現存しているので、観光の際はお間違えのないようご注意を)。
ドイツ人技師ヘルマン・ルムシュッテルの監修によるネオ・ルネッサンス調の木造建築で、モダン・ハイカラの象徴だったこの駅舎。それがとても表れているのがお手洗いです。青銅製の手水鉢や当時はとても珍しかった水洗式トイレ、大理石とタイルばりの洗面所など、重厚でモダンな造りが往時をしのばせます。

大正レトロの中に昭和の名漫画家のギャラリーが

八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外壁が美しい建物で、大正6年に建てられた「大阪商船門司支店」は、修復を経て現在「旧大阪商船」として公開されています。見学の際には、1Fの「わたせせいぞうと海のギャラリー」にもぜひ立ち寄ってみてください。「ハートカクテル」で知られる名漫画家の作品がレトロな雰囲気のギャラリーに飾られ、昭和の思い出へと誘ってくれます。ちなみに展示作品にはテーマを設け、春と秋に入れ替えているそう。

わたせせいぞうと海のギャラリー
住所:北九州市門司区港町7-18 旧大阪商船
電話番号:093-321-4151(旧大阪商船)
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
料金:大人:100円、小中学生:50円

往時の社交場で門司港グルメに舌鼓

旧三井倶楽部は、大正10年に三井物産の社交倶楽部として建てられたもの。国の重要文化財に指定されていますが、現在も建物内で和洋レストランを営業しています。各部屋にマントルピース(暖炉)が配置され、ドア枠、窓枠、大階段の親柱などには幾何学模様のアールデコ調の飾りが。格調高い店内では、門司港名物のふぐ料理や焼きカレーを味わうことができます。
かのアインシュタイン博士が来日した際に、ここ三井倶楽部に宿泊し、たいそう気に入ったのだとか。博士が宿泊した部屋は、今も当時のまま残されています。

旧門司三井倶楽部
住所:福岡県北九州市門司区港町7-1
電話番号:093-321-4151
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
料金:2階のみ有料(大人100円、小中学生50円)

展望室から望むきらめく夜景

建築家の黒川紀章氏が設計した、高層マンション「門司港レトロハイマート」の31階にあるのが、高さ103mから門司港レトロの街並みや関門海峡を一望できる展望台です。遠くまで見渡せる日中の眺めも素晴らしいものですが、ライトアップされた門司港レトロの夜景もぜひ観ておきたいところ。カフェテリアでお茶を飲みながら、レトロ体験の1日を締めるのもおすすめです。

門司港レトロ展望室
住所:北九州市門司区東港町1-32
電話番号:093-321-4151
営業時間:10:00~21:30
定休日:年4回不定休
料金:大人:300円、子供:150円

明治・大正の建物が並び、モダンな観光設備が整えられた門司港レトロですが、一方で“バナナのたたき売り発祥の地”を記念する石碑やお土産もあったりして、どこか昭和の観光地を思わせる雰囲気も漂います。今回ご紹介したスポット以外にも、歴史ある建物や博物館などの施設が充実していますので、ぜひ1日ゆっくりと観光してみてはいかがでしょうか。

※掲載されている情報は平成28年3月現在のものです。

関連する投稿


散策|新緑の時期に歩きたい、自然豊かな観光地5選

散策|新緑の時期に歩きたい、自然豊かな観光地5選

ゴールデンウィークから初夏にかけては、陽気に誘われて過ごしやすい時季です。そこで今回は、これまでご紹介してきた旅記事のなかで、「丸山千枚田」「奥入瀬渓流」「尾瀬国立公園」などの、新緑が美しい自然豊かな観光地や散策ルートをご紹介します。


日常生活マナー|いまさら聞けない、クレジットカードの使い方

日常生活マナー|いまさら聞けない、クレジットカードの使い方

キャッシュレス決済を利用する方が増えるなか、最も使用されているのがクレジットカード。しかし、これまでクレジットカードをあまり使用されていなかった方や、これからクレジットカードの使用を考えている方には分からないことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、いまさら聞けないクレジットカードの使い方や、注意したいポイントについてご紹介します。


語源・由来|「お雑煮」「羽根つき」 正月にまつわるめでたい由来

語源・由来|「お雑煮」「羽根つき」 正月にまつわるめでたい由来

季節ごとの習わしや行事食は多々あれど、中でもお正月にまつわるものは、多く現代に残っています。今は簡略化されてしまって、そもそもの由来に思いを馳せることは少なくなっているかもしれません。今回は「お雑煮」と「羽根つき」が始まった理由や、言葉の意味をご紹介します。


イベント事のマナー|年の前半の締めくくり「夏越の祓」で、後半も健やかに

イベント事のマナー|年の前半の締めくくり「夏越の祓」で、後半も健やかに

6月の終わりに行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、半年分の穢れを祓って夏を迎え、残りの半年を健やかに過ごすための神事。日本各地の神社で行われ、基本的にどなたでも参列できます。今回は、年の前半の締めくくりである夏越の祓について、また、茅の輪(ちのわ)くぐりのふるまい方についてご紹介します。


散策|美しい渓流や苔に癒やされる川沿い散策「奥入瀬渓流」(青森県)

散策|美しい渓流や苔に癒やされる川沿い散策「奥入瀬渓流」(青森県)

十和田八幡平国立公園(青森県)を代表する景勝地のひとつが「奥入瀬(おいらせ)渓流」です。十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は、国指定の特別名勝、天然記念物にも指定されています。四季折々の自然が満喫でき、遊歩道もしっかり整備されています。高村光太郎作の乙女の像でも知られる十和田湖と合わせての散策がおすすめで、ガイド付きのネイチャーツアーも開催されています。「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」で大人で優雅なリゾートも楽しめます。


最新の投稿


教えたくなる!クリスマスの豆知識 ~キリストの本当の誕生日、ツリー飾りの知られざる意味など~

教えたくなる!クリスマスの豆知識 ~キリストの本当の誕生日、ツリー飾りの知られざる意味など~

12月がやってくると街路樹がライトアップされ、街並みが華やかに彩られます。日本ではクリスマスを宗教に関わらず楽しみますが、そのためかクリスマスについて知らないことも多いのではないでしょうか。この時季にぴったりな、思わず教えたくなるクリスマスの豆知識をご紹介します。


健康習慣|疲れ目・ドライアイに 今日からできるセルフケア

健康習慣|疲れ目・ドライアイに 今日からできるセルフケア

パソコンやスマホによる目の疲れや、涙の量が減少するドライアイ、慢性的な目の疲れによる眼精疲労など、増加する目のトラブルは現代病のひとつ。目の疲れが続くと、肩こりや頭痛などの症状も出てしまうので厄介です。今回はご自身でできる、目のセルフケアをご紹介します。


健康メニュー|冬は特においしくなる「ブリ」

健康メニュー|冬は特においしくなる「ブリ」

「ブリ」は、冬に旬を迎える、出世魚としても知られる魚です。和食のメニューにも取り入れられ、縁起のよい魚としておせち料理として口にする機会も多いのではないでしょうか。今回は、そんなブリの基本情報や栄養、おすすめの食べ方をご紹介します。


健康メニュー|実は万能だった!塩昆布の栄養と正しい保存法について

健康メニュー|実は万能だった!塩昆布の栄養と正しい保存法について

食卓に準備しておくと便利なのが塩昆布。おかずがやや物足りない時のご飯のおともにする他、おにぎりやお漬物にと、あれこれ重宝します。原料は昆布なのでうま味もあり、健康にうれしい栄養素も多く含まれています。何より昆布そのままよりも、手軽に食することができるのが魅力です。今回は、塩昆布の豊富な栄養と保存法などについてご紹介します。


健康メニュー|蒸して作るのになぜ「焼売」?

健康メニュー|蒸して作るのになぜ「焼売」?

焼売は、日本の定番中華メニューとして親しまれている料理です。蒸して作るのが一般的ですが、なぜ「焼」という文字が付いているのでしょうか。今回は焼売の名前の由来をはじめとして、日本独自の焼売文化や焼売の栄養、アレンジメニューをご紹介します。