
メイク|ビューラーの正しい使い方 くるんとカールしたまつ毛をつくる
ビューラーは、アイメイクで印象的な目元を演出したい時に欠かせないアイテム。上向きにくるんとカールしたまつ毛は、表情を華やかに見せてくれます。しかし、思うようにまつ毛が上がらなかったり、すぐにカールが落ちてしまったりと、お悩みも多いもの。そこで今回は、まつ毛を美しく仕上げるためのビューラーの使い方や、カールを長持ちさせるポイントをご紹介します。

ビューラーは、アイメイクで印象的な目元を演出したい時に欠かせないアイテム。上向きにくるんとカールしたまつ毛は、表情を華やかに見せてくれます。しかし、思うようにまつ毛が上がらなかったり、すぐにカールが落ちてしまったりと、お悩みも多いもの。そこで今回は、まつ毛を美しく仕上げるためのビューラーの使い方や、カールを長持ちさせるポイントをご紹介します。
まずは自分に合ったビューラー選びから

普段使っているビューラーは、自分のまぶたに合っているでしょうか?まつ毛の一部がうまく上がらなかったり、まぶたを挟んでしまったりする場合は、ビューラーが合っていないかもしれません。メーカーやブランドによって、ビューラーの形状はさまざま。自分にぴったりのビューラーを選ぶことで、思い通りのアイメイクに近づけます。
■ビューラーのタイプは主に2種類
ビューラーには、シンプルな構造の「オーソドックスタイプ」と、バネの力を利用する「スプリングタイプ」があります。オーソドックスタイプは力加減の調整がしやすいため、好みのカールを付けやすいのが特徴。スプリングタイプは力を均一にかけられるので、テクニックがなくてもきれいに仕上げることができます。このほかに、幅が狭い部分用ビューラーもあります。
■自分の目の形状に合ったビューラーを選ぶ
ビューラーを選ぶ時のポイントは、使い心地はもちろん、目の幅や眼球のカーブが合っているかをチェックすること。日本人の目の幅は平均約3センチといわれています。自分の目の幅を測ってみて3センチよりも長い場合は、幅広タイプのビューラーを選びましょう。また、二重の方はまぶたのカーブが深いことが多いので、ビューラーもカーブが強めのものを選んでみてください。
■一重・奥二重の場合は専用のビューラーがおすすめ
一重や奥二重の方は、まぶたのカーブが浅くまつ毛が短い傾向があります。カーブが強すぎるビューラーだと目元にフィットせず、うまくまつ毛を挟めないかもしれません。一重・奥二重専用のビューラーなら、まぶたに埋もれがちなまつ毛をしっかり持ち上げられるように設計されているので、きれいなカールをつくれます。
ビューラーの正しい使い方

自分の目にフィットするビューラーを使っても、なかなか思うようにまつ毛が上がらない場合は、使い方が間違っているかもしれません。美しい目元をつくるための、ビューラーの正しい使い方をおさらいしましょう。
1.テーブルに鏡をおき、目線を下にして鏡を見ます。
2.親指と中指をビューラーのハンドルに入れ、人さし指で支えるようにして持ちます。
3.もう片方の指でまぶたを軽く押し、まつ毛の生え際が見えるようにしたら、ビューラーのカーブと目のカーブがフィットする位置を探します。
4.まつ毛の根元をビューラーでしっかりと挟み、カールを付けます。
5.毛先に向かってビューラーを少しずつ動かし、中間から毛先にかけて3~4回に分けてカールアップします。
ビューラーを動かす時は、手首を手前に返すようにするとまつ毛が上がりやすくなります。また、根元は強めに、毛先にかけてだんだん力を抜くようにして挟むときれいに仕上がります。目頭や目尻などの細かいところは、部分用のビューラーを使って調整しましょう。
まつ毛のカールを長時間キープするには

マスクを着けていると、湿った呼気が目元に当たってまつ毛のカールが落ちてくることがあります。また、暑い時季は汗や皮脂で目元のメイクが崩れがち。きれいなカールをキープするため、メイク時にひと手間をプラスしてみてください。
■マスカラの選び方や塗り方を工夫してキープ力をアップ
ビューラーでまつ毛にカールを付けたあと、まずはカールキープ力のある下地を塗っておくと、上向きのまつ毛が長続きします。ウォータープルーフタイプなら汗や皮脂にも強く、崩れにくくなります。そのあとにマスカラを塗る時は、根元にブラシを当ててまつ毛を持ち上げ、毛先に向かってブラシをジグザグと動かすようにしましょう。毛先にマスカラがたくさん付くとまつ毛が下がりやすくなるので注意してください。
■仕上げにホットビューラーを使うのもおすすめ
マスカラが完全に乾いたら、ホットビューラーで仕上げましょう。根元に数秒間当ててから、まつ毛をとかすようにして毛先までゆっくり動かします。毛先はまぶた側に軽く巻くように押さえるときれいに仕上がります。
きれいな上向きのまつ毛をつくるポイントは、ビューラーの選び方と使い方。ずっと同じビューラーを使っている場合は、ビューラーの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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