健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
野菜の豆知識|「おかひじき」使い勝手のよい便利野菜

野菜の豆知識|「おかひじき」使い勝手のよい便利野菜

おかひじきは北海道から九州まで、全国の日当たりのよい海岸砂地などに自生する野菜で、流通しているほとんどは栽培されたものです。葉の形が海藻のひじきに似ているため、丘(陸)のひじきで「おかひじき」と呼ばれています。味や香りにクセがないので、さまざまな食材・味付けに合わせやすい使い勝手のよい便利野菜でもあります。今回はおかひじきの栄養や使い方についてご紹介します。


おかひじきは北海道から九州まで、全国の日当たりのよい海岸砂地などに自生する野菜で、流通しているほとんどは栽培されたものです。葉の形が海藻のひじきに似ているため、丘(陸)のひじきで「おかひじき」と呼ばれています。今回はおかひじきの栄養や使い方についてご紹介します。

おかひじきは無農薬栽培が一般的

明るい緑が美しいおかひじきは、古くから伝統野菜として栽培されている野菜です。海辺などに自生もしていましたが、近年では海辺が整備されたことにより、天然ものは少なくなりました。現在出回っているおかひじきは、ほとんどが栽培されたものです。若く柔らかい部分を摘んで食用とし、春から秋にかけて数回収穫が可能です。

山形県など東北地方で盛んに作られていますが、その栄養価の高さが知られるようになり、九州地方まで栽培地が広がって、最近では全国の青果店やスーパーで見かけるようになりました。全国で収穫時期をずらしていることから一年中手に入ります。また、おかひじきは病害を受けにくいので、無農薬栽培が一般的です。

丈夫な骨、健やかな肌をつくる栄養素

あっさりしてクセのないおかひじきですが、その味わいの淡泊さからは想像できないほど栄養が豊富です。

体の余分な水分やナトリウムを排出してくれて、むくみや高血圧の予防が期待できるカリウム、丈夫な骨と歯に欠かかせないカルシウムと、おなじみの栄養素が豊富です。その他に、これらの栄養がきちんと働くのをサポートするマグネシウム、ビタミンKもしっかり摂れます。

ビタミンKはあまり聞き慣れないかもしれませんが、止血に効能があり、骨粗しょう症の予防が期待される栄養素です。おかひじきのほか、以前ご紹介したパセリにも豊富に含まれています。

また、緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンも含まれています。βカロテンは体の酸化を防ぐ抗酸化作用や免疫力を高める働きがあり、体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健やかに保ってくれる栄養です。βカロテンは油に溶ける脂溶性ですから、効率的に摂るには炒めものやオイルの入ったドレッシングを使って食べるのがおすすめです。

生で・炒めて・おみそ汁に おかひじきの使い方

おかひじきはシャキシャキした食感が魅力。味や香りにクセがないので、さまざまな食材・味付けに合わせやすい食材です。ただし、乾燥すると食感が落ちてしまうので、ポリ袋などに入れて野菜室で冷蔵し、早めに使い切るようにしましょう。

おかひじきのシャキシャキ食感を楽しむなら、熱湯で1~2分ほどサッとゆでるのがおすすめです。ゆで上がったあとも予熱で柔らかくなってしまうので、ザルにあげたらすぐに流水で冷ましましょう。ゆでたおかひじきは、おひたしに、和え物に、サラダに、スープの具にと、いろいろ使えて便利です。新鮮なうちにゆでておいて、使い道はあとで考える……といった使い方もできます。

からし、ポン酢、ドレッシング、マヨネーズなど、どんな味付けでもおいしくいただけますが、一度は試していただきたいのが、山形県の郷土料理「おかひじきのからし和え」。ゆでたおかひじきに練りがらしとしょうゆを混ぜたら完成です。

おみそ汁やスープの具にする場合には、出来上がる1~2分前におかひじきを入れるとシャキシャキ感が残せます。ゆでたおかひじきなら、料理が完成する直前に入れるようにしましょう。

献立が思いつかない時、使い勝手のよい野菜がひとつあると助かりますよね。たまに見かけるおかひじきも、そんな便利野菜のひとつです。一年中手に入るようになっていますから、見かけたらぜひ一度お試しください。ゆでておけばいつでも使えますよ。

関連する投稿


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

日々の食卓を彩る、上品な味わいの「お吸い物」。起源は奈良時代まで遡り、当時の文献にはお吸い物の元となった「羹(あつもの)」の記載が残っています。室町時代には「吸い物」と呼ばれるようになり、江戸時代には具材の数が増え、季節ごとに趣向を凝らしたお吸い物が登場したといわれています。今回はお吸い物の基本から主役となる具材、お吸い物をいただくマナーをご紹介します。


健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

魚を食べることは体にいいと分かっているのに、調理の手間や骨が苦手といった理由で敬遠する方も多いよう。実際、どの世代でも性別に関わらず魚の摂取量は減少しています。そんな今だからこそ知ってほしい、魚を食べることのメリットや、手軽に食事に魚を取り入れるコツをご紹介。今より少しだけ魚を食べることからはじめましょう!


野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

柑橘類にはさまざまな品種がありますが、みかんやオレンジという異なる品種をかけ合わせた「タンゴール」は、それぞれの柑橘類の特徴を持ち合わせた柑橘類です。今回は、タンゴールの基本と代表的なタンゴールについて解説します。


最新の投稿


健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

人生100年時代に向けて寿命の捉え方も変化し、日常を制限なく生活できる期間とされる健康寿命への関心が高まっています。健康的な人生の時間を延ばすには、どんな生活を送るといいのでしょう。近年の研究では、テニスをする人はまったくしない人に対して死亡率が47%少なく、習慣化している人は平均寿命が9.7年も長いことが分かっています。今回は、テニスの習慣化による健康効果や寿命を延ばす理由について解説します。


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

コミュニケーションの大切さや、心身の健康維持に効果的なポイントをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

華やかで愛情を表現する花の代表格といえる「バラ」。バラは5~6月に咲くのが一般的ですが、品種によっては1年を通して楽しめるのも特徴です。今回は、バラが咲く時期やバラの花言葉、さまざまな健康効果も期待できるバラ茶やバラの香りについてご紹介します。