健康習慣|「夏風邪」について詳しく知ろう! 発疹や目の充血も夏風邪のうち!?
夏風邪というと、冬風邪と同様にせきや鼻水、喉の痛み、発熱などが主な症状だと考えている人も多いかもしれません。実は、夏風邪には乳幼児を中心に見られる3つの特徴的な症状があり、発疹や目の充血も含まれます。今回は、これら「夏風邪」の主な症状、対処法をご紹介します。
夏風邪というと、冬風邪と同様にせきや鼻水、喉の痛み、発熱などが主な症状だと考えている人も多いかもしれません。実は、夏風邪には乳幼児を中心に見られる3つの特徴的な症状があるのです。今回は、これら「夏風邪」の主な症状、対処法をご紹介します。
夏風邪には特徴的な症状がある
夏風邪には、乳幼児を中心として見られる「ヘルパンギーナ」「手足口病」「プール熱」という症状があります。いずれも、発疹を伴ったり、目の充血を起こしたりと、冬風邪には見られない特徴を持っていますが、同じウイルス性の風邪ですので、手洗いや消毒、免疫力を高めるといったことが予防になります。それでは「3大夏風邪」とも呼ばれるこれらの症状を、1つずつ見ていきましょう。
■夏風邪の症状1:ヘルパンギーナ
5月から初夏にかけて見られ、乳幼児に多い感染症ですが、まれに大人にも感染します。
症状としては2~6日の潜伏期間を経て、熱が出たり、小さな水疱(すいほう)を伴う喉の腫れが起こります。これらの症状は約5日程度で治るといわれます。
■夏風邪の症状2:手足口病
夏、特に7月によく見られる、小児に多い感染症ですが、まれに大人にも感染します。
3~6日の潜伏期間を経て、口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱ができます。また、1~3日間熱が出ることもあります。水疱はかさぶたになる前にひくことが多いです。
■夏風邪の症状3:プール熱
夏によく見られる感染症で、プールの水が感染源になりやすいので「プール熱」と呼ばれます。
2~14日の潜伏期間を経て、熱が出たり、喉の炎症を起こしたり、目が充血し、涙や目やにが増える状態(結膜炎)が、数日から1週間ほど続きます。
夏風邪を防ぐには?
ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱の感染源はいずれも、せきやくしゃみによる飛沫感染と、感染者の手指や使用したものを介する接触感染。石鹸での手洗いをしっかり実施する、手で触れる場所の除菌消毒をする、また日頃から免疫力アップを意識するといったことが予防につながります。
夏風邪にかかってしまったら?
ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱はいずれも、鎮痛剤で喉の痛みを抑える、点眼薬で目やにを抑えるなどの対症療法が主流です。
飲食物で喉を刺激したり、逆に、飲食を嫌がって脱水症状になったりしないよう意識しながら、自然に治るまで数日安静にしておきましょう。
また、夏風邪は治すための対策も重要ですが、感染を広げないための対策も重要です。症状が回復した後も1~2週間は口からウイルスが排出されるので、マスクや手洗い、消毒などを心がけ、周囲を感染させないように努めましょう。また、便からはさらに長期にわたってウイルスが排出されるので、乳幼児のお世話をする方なども注意が必要です。
乳幼児に多いとされる夏風邪の各症状ですが、まれながら大人にも感染することはありますし、他のお子さんへウイルスを媒介してしまうことも考えられます。大人も日頃から気をつけておきたいところです。まずは手洗いと免疫力アップで、夏風邪を寄せつけない体づくりを目指してみてはいかがでしょうか。
関連する投稿
気温差が大きくなりがちな季節の変わり目に、風邪や花粉症のような症状に悩まされた経験はありませんか?それはもしかしたら、「寒暖差アレルギー」かもしれません。今回は、寒暖差アレルギーの症状や風邪・花粉症との違い、寒暖差アレルギー対策について解説します。
健康習慣|「スロースクワット」軽い負荷・少ない時間で筋肉アップ!
新しい年になると、心機一転、「今年こそ運動不足を解消したい」と意気込む方も多いのではないでしょうか。でも激しい運動は続かないし、ケガも心配……。そんな方にこそおすすめしたいのがスロースクワット。軽い負荷・少ない回数でも筋肉にしっかり効く、効率的なトレーニング方法です。1セット1分未満でも継続すれば大きな効果につながります。
健康法|のどの乾燥・痛み・イガイガに! 覚えておきたい暮らしの知恵4選
秋冬になると空気が乾燥するため、もともとのどが弱い人はもちろん、普段は気にならない方ものどの違和感を抱きやすくなります。今回は、のどの乾燥対策に役立つ健康法をまとめました。毎日の生活で手軽に取り入れやすいものばかりですので、ぜひお役立てください。
体を動かすことは健康維持によいことですが、運動に慣れていない方や運動をする習慣がない方にとっては、続けるのが難しいもの。今回は、三日坊主にならないよう運動習慣を身につけるためのコツを解説します。
平日に睡眠時間を十分に取れない時、休日にその分を取り返すために普段より多い睡眠時間を取って寝だめをしてしまうことはありませんか?数字上はしっかり眠れていたとしても、寝だめによって「ソーシャルジェットラグ」の状態になり、体調に悪影響を及ぼすことがあります。今回は、寝だめとソーシャルジェットラグの基礎知識、健康リスクを上げないための睡眠について解説します。
最新の投稿
健康メニュー|暑くなる前に「煮込まないスープ」のレパートリーを増やそう
「煮込まないスープ」は、短時間で手軽に作れるので忙しい朝や暑い時期にもぴったりだと最近話題のメニューです。今回は、煮込まないスープを作る際に押さえておきたい煮込み時間を短縮するためのコツやおすすめの具材・味付けのバリエーションを解説します。
健康メニュー|「春雨」の名付け親は日本! その由来とおいしい活用法
「春雨」と聞くと、天気と食材のどちらを思い浮かべますか。実はこの二つは、まったく無関係ではありません。今回は、身近な食材である春雨の名前の由来や特徴、便利な使い方など、知っておきたい豆知識をご紹介します。
洋食店や喫茶店など、幅広い飲食店で提供されているナポリタンは、パスタの本場イタリアには存在しない日本生まれのメニューであることをご存じでしょうか?今回は、老若男女に愛されているナポリタンの発祥や名称の由来、ご当地メニューとしてのナポリタンなどについて解説します。
2026年4月1日から改正道路交通法が施行され、自転車の交通違反に「交通反則通告制度(いわゆる青切符)」が導入されます。今後は、交通事故の原因となるような、悪質・危険な違反であった時には反則金が科されることになります。「自転車だから大丈夫」と思っていた行為が、実は違反だった――そんなケースもあるかもしれません。この機会に、自転車の交通ルールをあらためて確認しておきましょう。
健康メニュー|せいろ蒸し 素材のうま味や栄養を逃さずおいしく
食材を並べて蒸すだけの「ほったらかし調理」で、素材のうま味や栄養を逃さず調理できる「せいろ蒸し」は、ヘルシーな調理方法として人気が再燃しています。今回は、せいろ蒸しの基本とせいろの選び方、おすすめメニューをご紹介します。
