健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
教えたくなる!クリスマスの豆知識 ~キリストの本当の誕生日、ツリー飾りの知られざる意味など~

教えたくなる!クリスマスの豆知識 ~キリストの本当の誕生日、ツリー飾りの知られざる意味など~

12月がやってくると街路樹がライトアップされ、街並みが華やかに彩られます。日本ではクリスマスを宗教に関わらず楽しみますが、そのためかクリスマスについて知らないことも多いのではないでしょうか。この時季にぴったりな、思わず教えたくなるクリスマスの豆知識をご紹介します。


12月がやってくると街路樹がライトアップされ、街並みが華やかに彩られます。日本ではクリスマスを宗教に関わらず楽しみますが、そのためかクリスマスについて知らないことも多いのではないでしょうか。この時季にぴったりな、思わず教えたくなるクリスマスの豆知識をご紹介します。

クリスマス=キリストの誕生日ではない

イエス・キリストの「誕生日」がいつであるか、実は聖書の中には記載がありません。聖書の記述から読み取れるのは、「キリストが生まれたのは、真冬ではなさそう」ということです。クリスマス(Christmas)を直訳すると、「キリストのミサ(Christ-mas)」となります。すなわち、クリスマスはキリストの「誕生日」ではなく、「誕生したことを祝う日」なのです。

では、なぜキリストの誕生を祝う日に、12月25日が選ばれたのでしょうか。それは、一説によると「キリスト教の布教」のため。ローマ帝国でキリスト教を広めるにあたって、当時信仰を集めていた多神教の神様のひとり・太陽神ミトラの誕生日と、キリストの生誕を結びつけたことがクリスマスのはじまりと考えられています。古代ヨーロッパ・ゲルマン民族の冬至祭との結合という説もあります。

キリストを信じる者と、そして土地に根付く神を信じる者、どちらも同じ日に祝えるように政治的配慮がなされたのですね。

クリスマスイブは「クリスマスの前日」ではない?

クリスマスは当日だけでなく、前日の12月24日も祝いますよね。イブには「前夜」という意味があるので、「クリスマスイブ=クリスマスの前夜=24日」という認識も間違いではありませんが、正確ではありません。「Eve」はeveningの古語であることを考えると、クリスマスイブはクリスマス当日の夕方を指しています。

さらに複雑なことに、キリスト教で用いる暦(教会暦)は、日没とともに日付が変わります。現行の暦では24日でも、教会暦で見ると24日の日没後はすでに25日なのです。そのため、教会暦において、クリスマスイブは「23日の日没後~24日の日没前」、クリスマスは「24日の日没後~25日の日没前」となります。

クリスマスツリーの丸い飾りには意味がある

お正月飾りやお盆飾りなど日本行事の飾り付けに意味があるように、クリスマスの飾り付けにはキリスト教由来の意味があります。

たとえば、クリスマスツリーの丸い飾りは、アダムとイブが食べてしまった禁断の果実(りんご)を模していますし、ベルはキリストの誕生を知らせる喜びの鐘の音、ツリーの天頂に輝く星はキリストの誕生を東方の三賢者に伝えた「ベツレヘムの星」です。

ワイン文化はキリスト教の普及とともに広がった

レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』には、キリストと12使徒が食卓を囲む新約聖書のワンシーンが描かれています。この時、キリストは弟子たちに「これがわたしの体である」「これがわたしの血である」と言ってパンとワインを分け与え、さらに「12使徒の中のひとりがわたしを裏切る」と予言しました。

このワンシーンによって、パンとワインを分ける行為は、キリスト教者にとってミサでの大切な儀式になりました。キリスト教の布教拡大とともにミサ用ワインの需要が高まり、修道院でワインの醸造が盛んになっていきます。現代でもワインを作る修道院は多く、キリスト教の布教とワイン文化はセットで世界中に広まったと言えるでしょう。

キリストのセリフからイメージされるのか、クリスマスのワインは赤が好まれますが、ミサでは赤と白どちらでもよかったり、グレープジュースだったりもします。また、この時季にぴったりなのが、あたためたワインにはちみつや香辛料を入れた「グリューワイン」。赤でも白でも、もちろん余ったワインでも作れる、体があたたまるカクテルです。クリスマスディナーや年末年始に、ぜひ試してみてくださいね。

関連するキーワード


厳選グルメ特選便

関連する投稿


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

華やかで愛情を表現する花の代表格といえる「バラ」。バラは5~6月に咲くのが一般的ですが、品種によっては1年を通して楽しめるのも特徴です。今回は、バラが咲く時期やバラの花言葉、さまざまな健康効果も期待できるバラ茶やバラの香りについてご紹介します。


健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

魚を食べることは体にいいと分かっているのに、調理の手間や骨が苦手といった理由で敬遠する方も多いよう。実際、どの世代でも性別に関わらず魚の摂取量は減少しています。そんな今だからこそ知ってほしい、魚を食べることのメリットや、手軽に食事に魚を取り入れるコツをご紹介。今より少しだけ魚を食べることからはじめましょう!


さまざまな桜の品種、いくつ覚えている?

さまざまな桜の品種、いくつ覚えている?

日本人にとって身近な桜。実は、桜の種類は数百種にものぼることをご存じでしょうか。広く知られる品種に「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤエザクラ(八重桜)」、「シダレザクラ(枝重桜)」などがありますが、その他は、あまりなじみがないのではないでしょうか。今回は、名前は知られていなくても、街角や観光地などに咲く桜をご紹介します。


野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

柑橘類にはさまざまな品種がありますが、みかんやオレンジという異なる品種をかけ合わせた「タンゴール」は、それぞれの柑橘類の特徴を持ち合わせた柑橘類です。今回は、タンゴールの基本と代表的なタンゴールについて解説します。


最新の投稿


健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

健康習慣|寿命を延ばすスポーツ第1位はテニス、その理由とは?

人生100年時代に向けて寿命の捉え方も変化し、日常を制限なく生活できる期間とされる健康寿命への関心が高まっています。健康的な人生の時間を延ばすには、どんな生活を送るといいのでしょう。近年の研究では、テニスをする人はまったくしない人に対して死亡率が47%少なく、習慣化している人は平均寿命が9.7年も長いことが分かっています。今回は、テニスの習慣化による健康効果や寿命を延ばす理由について解説します。


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

コミュニケーションの大切さや、心身の健康維持に効果的なポイントをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

華やかで愛情を表現する花の代表格といえる「バラ」。バラは5~6月に咲くのが一般的ですが、品種によっては1年を通して楽しめるのも特徴です。今回は、バラが咲く時期やバラの花言葉、さまざまな健康効果も期待できるバラ茶やバラの香りについてご紹介します。