
健康習慣|手帳の選び方 来年はどれにする?
年の瀬の予感とともに、書店や文具店の手帳コーナーが充実してくると、時の流れの速さにおどろきます。毎年手帳を新調する人もいる一方で、スマホの普及によって手帳が活用しきれていないという方もいるようです。今回は自分に合う手帳の選び方や、デジタルツールとの上手な併用法などをご紹介します。
年の瀬の予感とともに、書店や文具店の手帳コーナーが充実してくると、時の流れの速さにおどろきます。毎年手帳を新調する人もいる一方で、スマホの普及によって手帳が活用しきれていないという方もいるようです。今回は自分に合う手帳の選び方や、デジタルツールとの上手な併用法などをご紹介します。

秋~冬は手帳選びの季節
毎年10月・11月くらいになると、店舗の手帳コーナーがにぎわってきます。紙の手帳のよいところは、スケジュール管理・アイデア・備忘録に日記など、スマホだといくつかのアプリにまたがるような使い方も、ご自身のスタイルに合わせて1冊にまとめられるところです。
とはいえ、次々に目新しくて便利そうな手帳が発売されますから、種類がたくさんありすぎて自分に合う手帳が見つからないという人も。気分を新たにで選んだ手帳を1年間使いこなすために、ここからは手帳選びのポイントをご紹介します。
ポイント1:サイズ選び

手帳の適切なサイズは、登場シーンによって変わってきます。まずは「どんな時に書きたくなるか?」「何を書き残したいか?」を考えてみましょう。
たとえば、スケジュール管理がメインなら、携帯できて取り出しやすいサイズがよいでしょう。普段のカバンがA4サイズ以上なら文庫本サイズ(A6)~標準サイズ(B6)くらい、小さいカバンや胸ポケットにしまいたいならカードサイズ~文庫本サイズ(A6)くらいが適切です。
一方で、考えをまとめたり日記として使ったりする手帳は、書き込む量が多く、また、自分の部屋などの決まった場所で使用することが多いので、大きいサイズのほうが使い勝手がよくなります。そのため、標準サイズ(B6)~ノートサイズ(B5)の比較的大判なものが活躍します。
ポイント2:レイアウト選び
手帳には何でも書いていいのですから、究極をいえば罫線だけの大学ノートでもOKです。しかし、それではあまりに書き方が自由になりすぎるので、手帳としては上級者向けといえるでしょう。ここでは代表的な手帳のレイアウトをご紹介します。自分の使い方や生活スタイルに合わせて選んでみてください。
■マンスリー:簡単なスケジュール管理に

マンスリーは見開き1ページで1ヵ月を管理できるレイアウトで、カレンダー式ともいいます。まずは簡単なスケジュール管理から始めたい方や、手帳初心者におすすめ。マンスリーは、この後で説明するウィークリーやデイリータイプの付録になっていることも多いです。
■ウィークリー:1週間単位で管理したい方に
ウィークリーは見開き1ページで1週間を管理できるレイアウトで、用途によって「レフト」「ホリゾンタル」「バーチカル」などが選べます。
ウィークリーレフト

ウィークリーレフトは左側に1週間分のカレンダーがあり、右側はメモになっています。右側のメモは、週の目標を書いたり、印象的だった1日を日記に残したり、本や映画の感想欄にしたりと、その時々で用途を変えられるところが便利です。
ウィークリーホリゾンタル

ホリゾンタルとは「水平」「横の」という意味で、左側が週の前半、右側が後半に分かれています。ウィークリーレフトよりも1日分のスペースが広いので、1日の予定が多い方や、数行程度の日記として使いたい方におすすめです。
ウィークリーバーチカル(バーティカル)

バーチカルとは「垂直」「縦の」という意味で、時間軸の目盛りが入っているのが特徴です。予定が入っている時間を枠で囲ったり、マーカーペンで塗りつぶしたりすることで、予定のある時間帯・空きの時間帯がはっきり視認できます。時間単位で予定を入れる方や、外出・移動が多い方に向いています。
※ホリゾンタルに目盛りが入った「ホリゾンタル×バーチカル」なレイアウトもあります。
■デイリー:1日の予定・記録・日記をひとまとめに

デイリーは1日1ページなので、1日分のスペースが最も広いレイアウトです。予定管理だけでなく、体調や食べたものの記録、日記など幅広い用途があるので、たくさん書き込みたい方におすすめです。スタンプやイラストを入れたり、映画のチケットなどを貼り付けたり、にぎやかなノートを作りたい方に人気があります。
■「県民手帳」「体調記録手帳」など、ユニークな手帳も
特定の人に向けたユニークな手帳も存在します。たとえば「県民手帳」は、予定を書き込むところがあるほか、県の統計資料や観光案内、公共交通機関マップなど、暮らしに便利な情報が掲載されています。
そのほか、日々の食事・血圧・体温などの記入欄が設けられた体調管理用の手帳や、応援しているアーティストのイベントや出演予定を記録する「推し活手帳」なども。大型書店にはそうしたユニークな手帳もあるので、のぞいてみてください。
ポイント3:何月始まりがベスト?
手帳の多くは1年間のスケジュールを管理できる構成になっており、手帳の表紙には書き始める月を指して「○月始まり」などの記載があります。
始まり月は1月もしくは4月が多く、新年に合わせて新調するなら1月始まり、新年度や新学期に合わせるなら4月始まりが選択肢となります。どちらも始まり月の1ヵ月前分が付録になっていることも多いので、早く始めたいという方はチェックしてみましょう。
また、レイアウトの罫線だけ引いてあり、月・日・曜日を自身で記入するタイプは、何月からでも書き始められます。そのほか、カレンダー付箋やシールを貼ることで、好きなノートをスケジュール管理付きの手帳にアレンジすることも可能です。
アナログとデジタルの手帳使い分けは?

スマートフォンの普及で、スケジュール管理もアプリでできることが増えました。それでも、シーズンともなれば紙の手帳売り場は盛況です。紙・デジタルのそれぞれの特長を活かして、どちらも便利に使えるとスマートですね。
紙の手帳のよさは、一覧性の高さや、線を引いたりイラストを書いたりできる自由さにあります。マーカーペンや色ペンを駆使したり字の大きさを変えたりも自在です。アプリを探して立ち上げ、起動するのを待つという手間がありません。
一方で、デジタルは筆記用具が不要で、スマホなら片手で操作できる手軽さが魅力。家族や仕事仲間と予定を共有したり、予定が始まる前にアラームを鳴らしたり、毎月◯日・毎週◯曜日といった予定は一度設定すれば繰り返し表示されるようになるなど、紙にはない便利さがあります。
手帳選びは、見た目のよさだけでなく、サイズ・レイアウト・始まり月がご自身のスタイルに合っているかが大切です。ぴったりの手帳を見つけたら、ぜひ空いたスペースにその日の日記を残してみてください。
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