野菜の豆知識|「トマト」加熱で栄養価アップ、冷凍で便利
トマトは夏野菜のイメージがありますが、通年入手できるうえ、生でそのまま食べても加熱して食べてもおいしい便利な野菜。市場に安く出回る5~6月は、少し多めに入手して冷凍保存すると1ヵ月は日持ちします。今回は、トマトを加熱した場合の栄養や健康効果、節約・時短調理におすすめの冷凍保存についてご紹介します。
トマトは夏野菜のイメージがありますが、通年入手できるうえ、生でそのまま食べても加熱して食べてもおいしい便利な野菜。市場に安く出回る5~6月は、少し多めに入手して冷凍保存すると1ヵ月は日持ちします。今回は、トマトを加熱した場合の栄養や健康効果、節約・時短調理におすすめの冷凍保存についてご紹介します。
5・6月はトマトが安い!
色鮮やかでツヤツヤと光沢がある「トマト」。生のままカットしてサラダやカプレーゼにしたり、煮込んでソースやスープにしたり、トマトを使った料理が並ぶと食卓が華やぎます。トマトは、一年中栽培され入手しやすい野菜です。夏野菜のイメージがありますが、本来は高温多湿を嫌う性質があり、収穫時期によって栽培地も異なり、旬は変化します。
トマトの価格が最も安くなる時期は5・6月といわれています。次いで安くなるのが7・8月。春から夏にかけては、気温が高くなり、実が大きくなりやすいからだそう。9月になると値上がりはじめ、10・11月に最も高くなる傾向があります。
5・6月の安く購入できる時期に、生食はもちろん、ソースやケチャップなどにしていろいろな調理に活用してみてはいかがでしょうか。
トマトは過熱すると栄養価がアップ
トマトはサラダにして生で食べることが多いですが、加熱に向いている野菜です。トマトの赤い成分である「リコピン」は、高い抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防に役立つ栄養素です。リコピンは強固な細胞壁を持つため、生のまま食べると栄養素を吸収できません。しかし、加熱調理をして食べることで細胞壁がやわらかくなり、リコピンが吸収されやすくなります。
トマトを加熱調理する際は、油を使うのもポイント。リコピンは油に溶けやすく、加熱時に油を使うと吸収率が高まります。さらに、トマトに含まれるβ-カロテンの吸収率もアップします。
トマトの栄養と健康効果
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには栄養がいっぱいです。トマトの栄養素を見ていきましょう。
■老化を抑制するリコピン
前述の通り、トマトは野菜のなかでもリコピンが豊富。強力な抗酸化作用を持つリコピンは、悪玉コレステロールの酸化を防ぐことから、血流の改善、生活習慣病の予防や老化の抑制に効果があるといわれています。
■健康な肌づくりをサポートするβ-カロテン
抗酸化作用によって活性酸素を減少させるβ-カロテン。体内に取り込まれるとビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を健康に維持したり、免疫機能を調整したりする作用があるといわれています。
■風邪の予防に効果的なビタミンC
トマトにはビタミンCが多く含まれています。大きめのトマトであれば1日に必要なビタミンCの約1/3が摂れるほど。ビタミンCは免疫力をアップし、風邪を予防する効果やストレスに対する抵抗力を強める効果などが期待できるといわれています。
トマトの栄養については下記の記事も参考にしてみてください。
冷凍保存でおいしさ長持ち
トマトをたくさん買ったり使いきれなかったりした場合は、冷凍保存がおすすめです。常温や冷蔵庫の野菜室で保存することが多いですが、日持ちは10日ほど。甘みが徐々になくなり、栄養価も下がってしまいます。
新鮮なトマトを冷凍すれば、甘みや酸味をキープできるうえ、1ヵ月はおいしく食べることができます。さらに、冷凍すると水分が膨脹して細胞壁が壊れるため、リコピンなどの栄養素も吸収されやすくなります。
トマトは、まるごとでもカットしても冷凍保存できます。まるごと保存する場合は、へたを取り、1個ずつラップで包み冷凍用保存袋に入れましょう。カットして保存する際は、くし切りやみじん切りなどお好みの形状に刻んで冷凍用保存袋に入れ、できるだけ平らにして冷凍庫へ。使う時は、必要な分だけを凍ったままバキッと割って、そのまま調理できます。5・6月のトマトが安い時に多めに買って冷凍庫にストックしておけば、節約にも時短にもなります。
世田谷自然食品の「温彩特選便 彩り御前 定期便」は、栄養バランスに配慮した料理を手軽に味わえる御前です。栄養いっぱいのトマトを使った「鶏のトマト煮」もお届け品に含まれています。
彩りがよく食卓を華やかにするトマト。おいしくて栄養がいっぱいで、毎日でも食べたい健康野菜です。安く購入できる時期に少し多めに冷凍保存して、健康や節約・時短に役立ててみてはいかがでしょうか。
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