2023年02月14日

健康習慣|冬の大敵「冷え」を乗り切るおすすめ13記事

2023年の冬は例年よりも寒くなると予想されているため、毎年冷えに悩まされている方は特に、普段よりもしっかりと冷えを予防するための対策を行いたいところです。今回は、寒い冬の冷えを乗り切るためのおすすめ記事をまとめました。


2023年の冬は例年よりも寒くなると予想されているため、毎年冷えに悩まされている方は特に、普段よりもしっかりと冷えを予防するための対策を行いたいところです。今回は、寒い冬の冷えを乗り切るためのおすすめ記事をまとめました。

 

日々の生活習慣で冷えを乗り切る

身に着けるものであたためる

 

冷えを乗り切るためにまず見直したいのが、着るもの。冷えを予防するためには、体の中でも太い動脈が通っている首、手首、足首の3つの「首」をあたためるのがポイントです。太い動脈で血液があたためられれば、あたたまった血液が体内をめぐって内側からあたためられます。

冬は特に首が冷えやすいので、外出時はマフラーやストールなどを巻き、屋内にいる時もレンジで加熱したホットタオルや湯たんぽなどで首が冷えないようあたためましょう。就寝時も、肩当てやネックウォーマーを使うだけで体感温度がアップします。また、腹巻きを使えば体の中心からあたたまった血流が全身をめぐり、効率的に全身をあたためられます。

重ね着をする時は、体にフィットした服ではなく適度なフィット感の服で空気の層を作り、保温するのが基本。保温性の高い化学繊維製の肌着よりも、シルクとコットンの重ね着の方が調湿性と保温性が高く、肌触りも快適なのでおすすめです。

身に着ける冷え性対策については、こちらの記事も参考にしてみてください。

体を芯からあたためる

 

体を芯からあたためるなら、ホットドリンクが最適です。血行を促進してくれる効果が期待できるローズマリーやレモングラスなどを使ったハーブティーやココア、代謝を上げてくれるウーロン茶やプーアール茶など発酵度の高いお茶がおすすめ。水を沸騰させて50℃まで下げた「白湯(さゆ)」も、内臓の温度を上げて体を内側からあたためてくれます。

体の内側からの冷え性対策については、こちらの記事も参考にしてみてください。

体に働きかけて冷えを乗り切る

 

正しい入浴法であたためる

入浴は冷え対策の定番ですが、入り方を間違えると逆効果になることも。熱いお湯に入れば体があたたまると思われがちですが、熱すぎるお湯は交感神経を刺激して血管を収縮させるので、血流が悪くなってしまいます。さらに、熱いお湯は長時間入れないので皮膚の表面のみがあたたまり、湯冷めしやすくなるのです。冷え対策には、38~40℃のややぬるめのお湯で15~20分全身浴をしましょう。手軽に体をあたためたい時は、くるぶしの少し上まで40℃のお湯につかる足湯もおすすめです。

冷え性対策の入浴法については、こちらの記事も参考にしてみてください。

体温を上げる呼吸法

普段、何気なく行っている呼吸も、実は冷え予防に大切なポイント。横隔膜(おうかくまく)を動かしておなかに空気を入れる「腹式呼吸」は、より多くの酸素を取り込んで体のすみずみまで届けられるので、代謝機能が活性化して体温が上昇する呼吸法なのです。リラックス効果もあるので、日常生活のスキマ時間に試してみてはいかがでしょうか。

冷え性対策の呼吸法については、こちらの記事も参考にしてみてください。

食べて内側から冷えを乗り切る

 

体の内側から冷えを乗り切るためには、食べ物にも気を配ってみましょう。冷え性改善には、血流改善効果が期待できるビタミンEを多く含むナッツ類、新陳代謝アップが期待できるアリシンを含む長ネギ、にんにくなどを摂取するのが効果的です。ナッツ類はそのまま食べてもいいですが、血流改善が期待できる鉄分を多く含むほうれん草と和えると食べやすく、冷えによい成分を摂取できます。

冷え対策の食材としてよく知られている「しょうが」ですが、効率的に体をあたためるには、食べ方を工夫するのがポイント。しょうがは、生の状態よりも乾燥または加熱した方が、血流改善や代謝機能アップ効果が期待できる「ショウガオール」を摂取できます。しょうがで体をあたためるには、乾燥させたしょうがをひと煮立ちさせたスープで摂取するのがおすすめです。

食べ物での冷え性対策については、こちらの記事も参考にしてみてください。

寒さで冷える時も、着るもので体を直接あたためられるほか、食べ物や飲み物を工夫することで内側からポカポカあたためることもできます。今回ご紹介した冷え対策を日常生活で実践し、寒い冬を乗り切りましょう。