2022年11月01日

ヘアケア|乾燥に負けない!冬の頭髪を守るヘアケア術

空気が乾燥し、気温が下がる冬は、髪も乾燥してパサつくことが多いもの。髪のダメージにもつながるため、きちんとヘアケアをして髪を守りたいところです。そこで今回は、冬の乾燥にも負けないヘアケア術をご紹介します。


空気が乾燥し、気温が下がる冬は、髪も乾燥してパサつくことが多いもの。髪のダメージにもつながるため、きちんとヘアケアをして髪を守りたいところです。そこで今回は、冬の乾燥にも負けないヘアケア術をご紹介します。

 

まずは日ごろの洗髪やブラッシングを見直そう

 

毎日のヘアケアがしっかりできていれば、髪は健やかでダメージケアなどの必要はなく、特別なヘアケアの効果がより期待できます。そこで、日ごろのヘアケアを見直してみましょう。

まず、洗髪前はブラシで髪をといておくこと。頭皮や髪の汚れを浮かせて落としやすくなり、髪の絡まりを直して効率的に洗髪できます。髪が短い方は、手ぐしで髪をときましょう。髪を濡らす時は、ただ髪にお湯をかけるのではなく、ややぬるい程度のお湯で30秒ほど時間をかけてすすぐように濡らすと髪に付着した汚れを落とせます。熱いお湯を使うのは、頭皮の傷みや皮脂の落としすぎの原因となるため避けましょう。

シャンプー中は、指の腹で頭皮をマッサージするように洗います。すすぎ残しは頭皮の肌荒れを引き起こす可能性があるため、ぬめりを感じなくなるまですすぐのもポイント。耳の後ろや生え際、首筋はすすぎ残しが多い箇所なので、特にしっかりすすぎましょう。

ドライヤーの髪へのダメージを避けるため、髪を自然乾燥している方もいるかもしれません。しかし、自然乾燥は長時間髪が濡れたままの状態が続くので雑菌が繁殖しやすく、体も冷えやすくなるため避けるべきです。ドライヤーを使う時は、タオルドライで丁寧に水分を吸い取った後、20センチほど離して熱風を当てましょう。8割ほど乾いたら、冷風を当ててキューティクルを引き締めると、ツヤのあるスタイルに仕上げられます。

毎日のブラッシングも、ヘアケアをする際に気をつけたいところ。ブラッシングは単純に髪の絡まりを防いでスタイルを整えるために行うものと思われがちですが、その他にも髪や頭皮の汚れを落としたり、頭皮を刺激することで血行を促進したりする効果もあります。また、頭皮から分泌された皮脂で髪をコーティングすることにより、髪にツヤも生まれます。

上手にブラッシングをするには、頭皮をブラシで軽く叩くようにタッピングします。ブラッシングによる髪のダメージを防ぐには、根元・中間・毛先の3段階に髪を分け、中間から毛先、根元から毛先の順にブラッシングしましょう。髪が濡れている時にブラッシングをすると、開いたキューティクルが剥がれることがあるため、必ず乾いた状態の髪でブラッシングをすることも重要です。

洗髪やブラッシングについて詳しくは、以下もご参照ください。

パサつき、ベタつき、枝毛などにはもうひと手間のケアを

 

髪の悩みがはっきりしているなら、普段のケアにもうひと手間かけてみましょう。パサつきが気になるなら、トリートメントやヘアオイルを使うのがおすすめ。髪に水分が残った状態もパサつきの原因になるため、根元から毛先へドライヤーをかけて髪の流れを整えましょう。ショートヘアで5分、ロングヘアで10分が目安です。

頭皮のベタつきを防ぐには、余分な皮脂を取り除きます。前述の正しい洗髪方法を行うと、余分な皮脂だけを落としてベタつき解消が期待できます。ただし洗髪のしすぎは逆効果。また、朝に洗髪をすると頭皮を保護する皮脂まで流してしまうので、洗髪は1日1回、夜に行うのが最適です。

枝毛や切れ毛は、普段のヘアカラーやパーマ、高温のドライヤーや自然乾燥、過度のブラッシングなどにより髪が傷むことで起こります。ヘアカラーやパーマの頻度をへらす、短時間でドライヤーを済ませる、手ぐしでといてからブラッシングすることを意識するだけでも枝毛や切れ毛予防が期待できます。

髪のパサつき・ベタつきなどのヘアケアについて詳しくは、以下もご参照ください。

寒さに負けず髪のおしゃれも楽しもう

 

寒い季節に防寒のために帽子をかぶってしまうと、ヘアスタイルの崩れが気になるかもしれません。そんな時は、帽子をかぶる前のひと工夫で解決できます。ヘアスプレーでスタイリングする、まとめ髪をするとスタイルをキープしやすくなります。前髪の生え際にフェイスパウダーをつけておけば、蒸れにくくなり前髪のつぶれ予防にも。普段と分け目を変えると、帽子を脱いだ時に分け目を戻せばふんわり感を出しやすくなります。

また、ボリュームヘアに仕上げておくのも、ヘアスタイルをキープするポイント。ショートヘアやボブはレイヤーを入れる、ロングヘアはコテやパーマで大きめのウェーブを作っておくと、帽子をかぶってもつぶれたり崩れたりしにくいボリュームヘアが作れます。

ヘアスタイルの崩れについて詳しくは、以下もご参照ください。

冬の髪は乾燥やパサつきなど、何かと問題が起きるものです。上手なヘアケアやスタイリングで、冬も髪のおしゃれを楽しみましょう。