
ヘアケア|ツヤツヤの美髪をかなえるドライヤーの正しい使い方
お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かすことは、ついつい面倒に感じられてしまうもの。特にロングヘアの方は、時間がかかって大変かもしれません。しかし、ツヤツヤ・サラサラの美髪を目指すなら、ドライヤーの正しい使い方を習慣にしたいところ。うねりや広がりといった髪の悩みを軽減でき、翌朝のまとまりも変わってきます。そこで今回は、効率的かつ髪を傷めにくいドライヤーテクニックをご紹介します。

お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かすことは、ついつい面倒に感じられてしまうもの。特にロングヘアの方は、時間がかかって大変かもしれません。しかし、ツヤツヤ・サラサラの美髪を目指すなら、ドライヤーの正しい使い方を習慣にしたいところ。うねりや広がりといった髪の悩みを軽減でき、翌朝のまとまりも変わってきます。そこで今回は、効率的かつ髪を傷めにくいドライヤーテクニックをご紹介します。
自然乾燥にはリスクあり。ドライヤーで乾かしましょう

シャンプー後、タオルドライをしたまま自然乾燥をしている方は、もしかしたら多いかもしれません。ドライヤーの熱で髪を傷めそうだし、何より面倒……。実は、濡れたままの状態が長時間続く自然乾燥は、髪にダメージを与えるだけではなく、衛生面や薄毛のリスクもあるといわれています。
髪の表面を覆い内部を守っているのが、キューティクルといわれる保護層です。キューティクルは、根元から毛先に向かってウロコ状に重なり合っていて、髪が濡れると開くのが特徴。開いたキューティクルの表面は、ちょっとした摩擦でダメージを受けるため、パサつきやうねりが強くなったり、寝グセがつきやすくなったりします。
さらに、髪が濡れた状態は頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすく、ニオイやフケ、抜け毛の原因にもなりかねません。髪を洗ったあとはドライヤーで乾かし、キューティクルを閉じて整えるのが美髪をかなえる第一歩。ドライヤーを使って短時間で乾燥させることで、髪を傷めるリスクとなる濡れた状態を回避できるのです。
仕上がりに差が出る、ドライヤーをかける前のワンポイント

ドライヤーの熱が髪へのダメージになるのでは……?と気にかかる方もいらっしゃるかもしれません。熱風をかける時間が短ければ短いほど、髪への負担は小さくなります。熱によるダメージから髪を守り、ドライヤーをかける時間を短縮できるポイントをご紹介します。
■しっかりタオルドライ
気軽にできるのが、タオルドライ。シャンプー後に髪にタオルを当て、両手でもむようにしてできるだけ丁寧に水分を吸い取りましょう。この時、タオルでこすらないのがポイント。髪同士の摩擦で傷む原因になります。ロングヘアの方は水分がなくなるまで手で絞ってから、髪を挟み込むようにタオルドライしましょう。
■アウトバストリートメントで髪を保護
ドライヤーの熱から髪表面を保護するアウトバストリートメントを付けるのもおすすめです。両手の指の間までトリートメントをなじませ、手ぐしをするように髪全体にしっかり付けましょう。
トリートメントの量は、髪の毛がやわらかい手ざわりになる量を目安にしてみてください。
■粗めのブラシでとかす
アウトバストリートメントを付けたあとに、目が粗めのブラシやクシでやさしくコーミングすれば、髪全体にさらにトリートメントが行きわたります。
ドライヤーの正しい使い方&乾かし方のコツ

最後に、美髪を手に入れるために実践したい、ドライヤーの正しいかけ方をご紹介します。
- ドライヤーは髪から離し、根元・頭皮から乾かす ドライヤーは髪から20センチ離してかけるのが理想。少なくとも10センチ以上は離し、根元から頭皮を乾かすイメージで風を当てます。根元からだと髪全体に風が当たるので、時間短縮になります。上からドライヤーを当てて左右に小刻みに振り、1カ所を長時間熱しないようにしましょう。下から上に風を当てると、キューティクルがめくれてダメージの原因になるので注意してください。
- キューティクルを整える ある程度乾いてきたら、指を熊手の形にして髪をやさしくつかみ、上から下に軽く伸ばすように引っ張るのがポイントです。そうすることによって、開いていたキューティクルが一方向に整います。
- 冷風モードで仕上げる 髪が80%ほど乾いたら冷風モードに切り替え、ドライヤーを上から下へ動かします。余熱を逃がすことでオーバードライを防ぎ、キューティクルを引き締め、ツヤが出ます。冷風で毛流れを整えながら仕上げると、翌朝までスタイルをキープできます。
ドライヤーで正しく乾かすポイントを知れば、美髪に近づけます。また、ドライヤーの性能は日々進化し、髪をケアする効果があるものもあります。毎日の正しいドライヤー習慣でツヤツヤ・サラサラの髪を手に入れて、見た目の印象をアップしたいですね。
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