2022年01月28日

健康メニュー|冬の食卓に欠かせない 野菜スープ

シンプルな料理だけに、ついついいつも同じような具材や味になりがちな野菜スープ。毎日続けるには、いつもと違う味や、ちょっとひと手間かけるアイデアも欲しいところですよね。今回は、野菜スープの栄養や、おすすめの隠し味などの食べ方についてご紹介します。


 

シンプルな料理だけに、ついついいつも同じような具材や味になりがちな野菜スープ。毎日続けるには、いつもと違う味や、ちょっとひと手間かけるアイデアも欲しいところですよね。今回は、野菜スープの栄養や、おすすめの隠し味などの食べ方についてご紹介します。

野菜スープで体をあたためながら栄養も

「野菜はサラダで食べるのがもっとも栄養豊富」と考えがちですが、スープも実は栄養面でのメリットが多い食べ方です。
加熱することで体があたたまりやすくなるのはもちろん、ビタミンCなど水に溶けだしやすい栄養も汁ごと摂ることができます。また、野菜がやわらかくなるまで煮るので量を食べやすく、普段の食生活で不足しがちな食物繊維もたっぷり摂れます。なにより味や具材の組み合わせが豊富なので、毎日続けやすい食べ方なのです。
続いては、さまざまな野菜スープの栄養面での特徴や、おすすめの具材などをご紹介します。

味を変え・具材を変えて野菜スープを食卓へ

コーン以外の野菜も使って「コーンポタージュ」

 

コーンポタージュの主役はなんといってもコーンですが、隠し味としてかぼちゃや玉ねぎなど甘みのある野菜を加えてみましょう。かぼちゃは免疫力を高めるβカロテンや抗酸化作用に優れたビタミンCなどがたっぷり含まれていますし、玉ねぎは食物繊維が多く、腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖も豊富です。野菜の自然な甘みが加わるだけでなく、栄養素もぐーんとアップします。
かぼちゃについて、詳しくは下記も参考にしてみてください。

栄養豊富な具材が多い「ミネストローネ」

 

イタリア発祥のミネストローネは野菜がたっぷり入ったトマト味のスープ。主役のトマトは抗酸化作用に優れた栄養素であるリコピンをたっぷり含んでいます。そして、定番の具材であるにんじんは免疫力を高めるβカロテンが豊富。玉ねぎ、セロリ、じゃがいも、キャベツなどさまざまな野菜が具材として組み合わせられるのもうれしいところです。
ミネストローネにぴったりの具材について、詳しくは下記も参考にしてみてください。

味も栄養も赤ワインが決め手!「オニオンスープ」

 

寒い季節には、玉ねぎをじっくり炒めて煮込んだオニオンスープもうれしいもの。先にご紹介した通り、玉ねぎは食物繊維やオリゴ糖が豊富で、おなかにうれしい野菜でもあります。そしてオニオンスープの味の決め手となるのが「赤ワイン」。アルコールの苦手な方でも赤ワインの豊富なポリフェノールを摂りやすくなり、栄養面でもおすすめの組み合わせです。
赤ワインについて、詳しくは下記も参考にしてみてください。

ダブルで体がポカポカに「しょうがスープ」

あたたかいスープはそれだけで体があたたまるものですが、血行を促し、代謝を高める成分「ショウガオール」を含むしょうがのスープならダブルのあたため効果で体がポカポカに!鶏ガラとねぎで中華風に、コンソメとキノコで洋風に……と、具材や味のバリエーションが広いのもうれしいポイントです。
しょうがについて、詳しくは下記も参考にしてみてください。

野菜のだしで食べる「野菜が主役の塩スープ」

野菜くずを煮てだしをとる「野菜だし(ベジブロス)」は最近注目の食材。野菜だしがあれば、肉や魚、昆布やかつお節などのだしがなくても、野菜の具材と塩だけで優しい味わいのおいしいスープができ上がります。