2021年06月07日

健康習慣|梅雨前におさえる、雨の日の快適な暮らし方5選

6月は梅雨入りする地域が多い時期。梅雨のシーズンに感じた不調を夏に持ち越すと、疲れがなかなか抜けずに夏バテを起こしやすくなるといわれています。梅雨の不調や夏バテは、なる前から対策するのが効果的。さらにこの時期は、湿気による不快感やエアコンによる冷えなど、ちょっとした悩みも多いものです。そこで今回は、過去の記事から梅雨前に押さえておきたい、雨の日の快適な過ごし方をご紹介します。


 

6月は梅雨入りする地域が多い時期。梅雨のシーズンに感じた不調を夏に持ち越すと、疲れがなかなか抜けずに夏バテを起こしやすくなるといわれています。梅雨の不調や夏バテは、なる前から対策するのが効果的。さらにこの時期は、湿気による不快感やエアコンによる冷えなど、ちょっとした悩みも多いものです。そこで今回は、過去の記事から梅雨の快適な過ごし方をご紹介します。

基本をおさらい、梅雨の不調のメカニズム

 

梅雨は、上空の冷たい空気とあたたかい空気がぶつかり合って梅雨前線ができ、同じ位置に長期間停滞することで起きるといわれています。梅雨前線の付近には低気圧が発生しやすいため、雨の日が多くなります。

ジメジメした日が続くと、気分が憂うつになるだけでなく、身体のだるさ、頭痛や肩こりなどの不調を感じるかもしれません。この時期に起こる不調は、気圧の影響による自律神経の乱れ、湿度が高い環境下で体内に余計な水分を溜め込みやすくなること、気温の変化による身体の冷えなどが原因だと考えられています。

以下の記事では、梅雨の時期に起こりやすい体調不良とその対策について、詳しくご紹介しています。自分の症状に合った方法を実践してみてください。

除湿機をもっと効果的に使おう

 

空気中の水分を取り除き、室内の湿度をコントロールするのに役立つ除湿機。洗濯物を部屋干しする時や冬場に結露を予防したい時など、季節を問わず活躍するアイテムですが、湿気に悩まされる梅雨の時期には特に強い味方になってくれます。

しかし、なんとなく部屋に置いているだけでは、除湿機がそのパワーを十分に発揮できていない可能性があります。除湿機を置く場所や使い方によって、除湿の効果は違ってくるのだとか。また、除湿機を新たに購入する場合や買い替える場合は、その選び方も重要なポイントです。

以下の記事では、除湿機の上手な使い方のほか、選ぶ際のチェックポイントもご紹介しています。除湿機を賢く活用して、カラッと心地よい室内環境をつくりましょう。

寝苦しさを軽減して気持ちよく眠るには

 

梅雨の時期になると、「なかなか寝付けない」「眠りが浅く、寝た気がしない」といった睡眠トラブルが起こることもあります。そんな時は、寝室の環境を見直してみましょう。

夜の寝苦しさの原因は、温度や湿度が深く関わっていると考えられています。人間の身体の深部体温(身体の内部の温度で、外気温の影響を受けにくいとされる)は、日中は高く保たれていますが、夜になると体温が徐々に下がり、脳や身体をしっかり休ませようとします。しかし、温度や湿度が高くなりがちな梅雨の時期は、体内の熱をうまく放出できないうえに汗をかいても蒸発しにくく、深部体温が下がらなくなってしまうといわれています。

寝室の理想的な温度は、夏場は25℃前後、冬場は22℃前後。湿度は1年間を通じて50~60%がよいとされています。以下の記事では、寝苦しさを軽減するための、寝室の温度・湿度調整のポイントをご紹介しています。ぐっすり眠るためのヒントが見つかるかもしれません。

マスクによる肌荒れや息苦しさを解消

 

マスクが欠かせない生活が続くなか、湿気や汗によるマスク内のムレが気になるこれからの季節。肌荒れしてしまったり、息苦しさを感じたりすることもあるでしょう。

マスクによる肌荒れの原因のひとつは、肌との間に生じる摩擦だといわれています。肌を外部刺激から守るはたらきをする角質が、摩擦によってはがれてしまうことがあるからです。さらに、マスク内はムレによって雑菌が繁殖しやすく、ニキビや吹き出物ができやすい環境でもあるのです。

以下の記事では、肌荒れの予防におすすめのケアに加え、肌荒れが起きてしまった時の対処法について解説。あわせて、息苦しさを軽減するためのマスクの選び方や着け方の工夫もご紹介しています。

エアコンによる冷えに負けない身体づくりを

 

蒸し暑いとエアコンを使うことが増えるでしょう。自宅では適温に設定できても、職場や公共交通機関などでは自由に調整することが難しく、寒いと感じるかもしれません。寒さを我慢していると体調に悪影響がおよぶ恐れがあるため、できる限りの対策を講じたいものです。

身体の冷えは血行不良に起因することが多いといわれています。ストレッチやマッサージで血流を改善し、冷えにくい身体を目指しましょう。以下の記事では、手軽にすぐできる方法をご紹介しています。冷えを感じた時だけでなく、毎日続けて行うのがおすすめです。

なにかと鬱陶しくなりがちな梅雨の時期ですが、事前の準備や過ごし方の工夫によっていつもより快適に過ごせるかもしれません。今回ご紹介したポイントを、ぜひ参考にしてみてください。