2023年07月21日

健康メニュー|ひとさじでうま味たっぷり「オイスターソース」

中華料理によく使われるオイスターソース。「牡蠣のソース」とは知っていても、その発祥や作り方などは意外と知らないかもしれません。今回は、オイスターソースとはどんな調味料なのか、栄養素やおすすめの食べ方などとあわせてご紹介します。


中華料理によく使われるオイスターソース。「牡蠣のソース」とは知っていても、その発祥や作り方などは意外と知らないかもしれません。今回は、オイスターソースとはどんな調味料なのか、栄養素やおすすめの食べ方などとあわせてご紹介します。

 

オイスターソースとは

 

オイスターソースとは、その名の通り牡蠣を原料とするソースで、日本では「牡蠣油(かきあぶら)」とも呼ばれています。発祥は中国の広東省。牡蠣の煮汁を煮詰めてうま味成分を濃縮したものに砂糖や塩などを加え、デンプンでとろみをつけた、中華料理の代表的な調味料のひとつです。牡蠣の風味と濃厚なうま味があり、炒め物や煮込み料理、焼きそば、あんかけ料理、スープなど多彩に用いられています。

また、オイスターソースにマヨネーズを混ぜ合わせた「オイマヨ」は、オイスターソースのコクにマヨネーズの酸味が加わり、サラダや和え物、チャーハンなどに幅広く活用できる万能調味料です。

オイスターソース&定番具材の栄養素

 

オイスターソースにはビタミンやミネラルが含まれ、脂質が低いことも特徴です。オイスターソースの栄養素と、オイスターソースを使った定番料理を見ていきましょう。

牡蠣

別名「海のミルク」と呼ばれるほど、栄養に恵まれている牡蠣。牡蠣には、体のエネルギー源となるグリコーゲンや、疲労回復や肝機能向上などに効果があるとされるタウリン、免疫力を高める亜鉛などが含まれています。牡蠣を素材にした「牡蠣のオイスター炒め」は、牡蠣の風味をダブルで味わえる一品です。

牡蠣の栄養素については、下記の記事も参考にしてみてください。

牛肉

オイスターソースを使った定番料理のひとつ「青椒肉絲(チンジャオロース)」。牛肉のうま味、タケノコやピーマンのシャキシャキとした食感、オイスターソースのコクの組み合わせが絶妙です。牛肉には、筋肉や肌、髪の毛などを作るうえで欠かせないたんぱく質が豊富。貧血予防になるビタミンB12、血液を健やかにする鉄分、脂肪燃焼に効果があるといわれるカルニチンなどの栄養素が含まれています。

青椒肉絲については、下記の記事も参考にしてみてください。

豚肉

疲労を回復させるビタミンB1や、睡眠の質を改善する効果が期待されているビタミンB12、そして良質なたんぱく質が含まれる豚肉。オイスターソースとの相性もよく、炒め物をはじめ、あんかけ焼きそばや魯肉飯(ルーローハン)などが定番料理です。

青菜

緑色が濃く彩りのよい青菜は、炒め物や焼きそば、スープなど、オイスターソースを使ったさまざまなメニューと相性抜群です。小松菜は、疲労回復や免疫力を高めるカロテンや、骨や歯を健康に保つカルシウムなどが豊富。また、疲れがとれない時や冷えがつらい時は、ニラを取り入れるのがおすすめです。

青菜の栄養については、下記の記事も参考にしてみてください。

玉ねぎ

加熱すると甘みが増す玉ねぎと、濃厚なコクがあるオイスターソースは好相性。青椒肉絲や、豚肉と玉ねぎのオイスター炒めなどが定番料理です。玉ねぎは、血液をサラサラにするといわれる硫化アリルや、余分な塩分を排出するカリウム、腸内環境を整えるといわれるオリゴ糖などの栄養素が含まれています。

玉ねぎの栄養素については、下記の記事も参考にしてみてください。

世田谷自然食品の「温彩特選便 味わい惣菜」は、栄養バランスに配慮した料理を手軽に味わえる惣菜です。「オイスターソース」で味付けをしたメニューもお届け品に含まれています。

牡蠣のうま味たっぷりのオイスターソース。いつもの炒め物や煮込み料理、スープなどにひとさじ加えるだけで、濃厚なコクが出る調味料です。牛肉や豚肉、青菜といった食卓におなじみの食材とも相性がいいので、さまざまな料理に取り入れてみてください。