2020年09月09日

健康法|夏バテを持ち越さない! 季節の変わり目に読みたい記事6選

9月は秋のはじまりの月。秋分の日を過ぎると「暦の上では秋ですが……」という常套句が使えるようになります。しかし、現代の9月はまだまだ暑く、そうかと思えば妙に涼しい日もあります。そんな季節の変わり目のこの時季に読んでおきたい、夏バテや夏の疲れを持ち越さず、健やかな秋を迎えるための記事をご紹介します。


9月は秋のはじまりの月。秋分の日を過ぎると「暦の上では秋ですが……」という常套句が使えるようになります。しかし、現代の9月はまだまだ暑く、そうかと思えば妙に涼しい日もあります。この時季に読んでおきたい、夏の疲れを持ち越さず、健やかな秋を迎えるための記事をご紹介します。

「キュウリ」 塩分過多・日焼け・疲労回復に

 

「ほとんどが水分」といわれているキュウリ。しかし、疲労回復を助けるシトルリン、肌や粘膜の若々しさを保ったり、免疫力を高めたりするビタミンC、体内の余分な塩分を排出するカリウムなどが含まれ、夏バテ対策におすすめの野菜なのです。

加熱処理をしなくても食べられるので、キッチンに立ちたくない暑い日の献立にも登場させたいですね。以下の記事では、キュウリの栄養を活かすおすすめメニューも紹介しています。

「ラタトゥイユ」夏野菜で暑気払い

 

夏の野菜には、体にこもった熱を冷ましてくれる働きをするものが多くあります。ラタトゥイユは夏野菜とにんにくを炒めて、トマトと一緒に蒸し煮にしたもの。野菜のかさが減るので、食欲がない時も多くの野菜を食べられます。

たくさん作ってその日は温かく、翌日は冷蔵庫で冷やしていただけば、調理の手間も減らせます。たっぷり夏野菜で夏バテをふきとばしましょう。以下記事では、ラタトゥイユのレシピについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

夏と秋のはざまの不調には「梨」で対抗

 

夏から秋へと移り変わる季節の変わり目は、ずっしり重たい夏バテ症状が残っていながらも、秋の乾燥や冷えにさらされます。そんな時季に食べたいのが「梨」。夏の間に体にこもった熱を発散させて、乾燥で痛む肺やノドを潤します。

スーパーや青果店で梨が並びはじめたら、秋に向かう体づくりのタイミングです。ノドのイガイガや咳の鎮静には、以下記事でご紹介している、電子レンジで作る「梨の薬膳デザート」もぜひお試しください。

「アロマオイル」で快眠、たまった疲労をリセット

 

健やかな生活は、十分な睡眠があってこそ。疲れているから眠れるかと思いきや、重だるい夏疲れの場合はなかなか上手に寝付けません。そこでおすすめしたいのは、香りを使って不調を整えるアロマテラピー。西洋の医療現場ではすでに用いられ、日本でも代替医療として導入が進められています。

以下の記事では、ストレスを緩和して涼も添える、晩夏と初秋にぴったりの香りを3つご紹介。初めての方でもすぐに試せる使い方や、アロマスプレーの作り方も掲載しています。アロマスプレーはお出かけ時のマスクにもおすすめ。シュッと一吹きすれば、リラックスできる香りに包まれます。

むくみ・あせも・肌荒れには「どくだみ湯」

 

「どくだみ」は昔から薬として用いられ、十の効果があるとして「十薬」という生薬名を持ちます。お茶として飲めばむくみとりや便秘の改善、生の葉っぱの汁は水虫やひどいかぶれの緩和に、お風呂に使えば薬湯にと、素朴な見た目ながら非常に優秀なのです。

どくだみを使った薬湯(どくだみ湯)は、あせもやしっしんの緩和をはじめ、血行改善やむくみとりの薬効もあります。生葉でも乾燥葉でも作れますので、記事では両方の薬湯の作り方をご紹介しています。乾燥どくだみは、ドラッグストアや漢方薬局で購入できます。肌荒れや冷え、むくみのある方にはぜひ試してほしい養生法です。

エアコンが普及した現代、外では暑さに、屋内では冷えにさらされ、昔よりも不調の原因や症状が複雑になっています。だからこそ、体の調子をよく観察して、完全に具合を悪くしてしまう前の「ちょっと不調」の段階で調子を戻しておきましょう。「健康に関するお役立ち情報」では、このほかにも季節や不調に合わせた養生方法をたくさんご紹介していますから、ぜひ日々の健康づくりに役立ててくださいね。