2018年07月31日

せたがや相談室~夏の不調~|第5回 夏の不調まとめ その症状と対策

体調がイマイチだな、病院に行ったほうがいいのかな? ちょっとした体の不調は、なかなか人には相談できないもの。 そこで今回は、消化器内科、消化管内視鏡、予防医学を専門にされている近藤慎太郎先生に、 「夏の不調」をテーマに、夏場の体調管理についての心配や疑問、毎日を健やかに過ごすためのアドバイスをうかがいました。


●今回担当の専門家 近藤慎太郎 先生
日赤医療センター、東京大学医学部付属病院を経て、山王メディカルセンター内視鏡室長、クリントエグゼクリニック院長などを歴任。消化器内科、消化管内視鏡、予防医学専門。年間2000件以上の内視鏡検査・治療を手がけ、これまで数多くのがん患者を診療する。

近藤先生から4回にわたって、皆さんからのご質問、ご相談にお答えいただいてきた7月の「せたがや相談室」。今回は総集編ということで、「夏の不調」についておさらいしていきましょう。

目次 ● 「クーラー病」ってどんなこと? 対策のポイントは ● 「夏の食中毒」を予防するには? なってしまった時の対策も ● 水分補給だけでは足りない! 「脱水症状」にならないために ● 猛暑が続く時期の重要事項! 「熱中症」は予防が肝心
 

「クーラー病」ってどんなこと? 対策のポイントは

 

「クーラー病」「冷房病」といった言葉がありますが、実は、これらは正式な診断名ではありません。屋外の暑さとエアコンの効いた室内との気温差に体がついていけなかったことが原因で起こる、頭痛や倦怠感、冷えや胃弱などのさまざまな症状を指しています。

とはいえ、室内の気温を下げてくれるクーラーやエアコンは、熱中症や脱水症状を予防するために必要な文明の利器。上手に使うことが大切なのです。クーラー病にならないためのクーラーの使い方や、夏を快適に過ごすコツを先生に聞いてみました。

せたがや相談室~夏の不調~|第1回「クーラー病」とは?その症状と対策

https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/233

体調がイマイチだな、病院に行ったほうがいいのかな? ちょっとした体の不調は、なかなか人には相談できないもの。 そこで今回は、消化器内科、消化管内視鏡、予防医学を専門にされている近藤慎太郎先生に、 「夏の不調」をテーマに、夏場の体調管理についての心配や疑問、毎日を健やかに過ごすためのアドバイスをうかがいました。

「夏の食中毒」を予防するには? なってしまった時の対策も

 

腹痛・嘔吐・下痢など、つらい症状があらわれる食中毒。夏場は特に心配という方も多いのではないでしょうか。食中毒は1年中起こるものですが、食べ物が傷みやすい夏から秋にかけてはO157をはじめとした「細菌性食中毒」が流行ります。

食中毒になった場合は「補水と安静」が重要ですが、補水の方法にはちょっとしたコツがあるようです。また、食中毒にならないことが一番大事ということで、予防についてしっかりアドバイスをいただきました。

せたがや相談室~夏の不調~|第2回「夏の食中毒」症状と対策

https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/253

体調がイマイチだな、病院に行ったほうがいいのかな?ちょっとした体の不調は、なかなか人には相談できないもの。そこで今回は、消化器内科、消化管内視鏡、予防医学を専門にされている近藤慎太郎先生に、「夏の不調」をテーマに、夏場の体調管理についての心配や疑問、毎日を健やかに過ごすためのアドバイスをうかがいました。

水分補給だけでは足りない! 「脱水症状」にならないために

 

「脱水症状」といえば、炎天下の屋外や大量の汗など「水分不足」をイメージしがちですが、実は水分が足りていても起こるのだそう。先生からは「脱水症状には、原因の違う3タイプがあって、どれも家の中でも起こる可能性がある」とのこと。「水分はとっているからから大丈夫」というわけではないのですね。

今回は3タイプの脱水症状のほか、脱水予防のための水分のとり方や、脱水で起こる不調の見極め方など、さまざまな角度からお話をうかがいました。

せたがや相談室~夏の不調~|第3回「脱水症状」とは?その症状と対策

https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/254

体調がイマイチだな、病院に行ったほうがいいのかな?ちょっとした体の不調は、なかなか人には相談できないもの。そこで今回は、消化器内科、消化管内視鏡、予防医学を専門にされている近藤慎太郎先生に、「夏の不調」をテーマに、夏場の体調管理についての心配や疑問、毎日を健やかに過ごすためのアドバイスをうかがいました。

猛暑が続く時期の重要事項! 「熱中症」は予防が肝心

 

テレビやニュースで「熱中症に気をつけて!」とアナウンスされるのは、もはや毎年恒例になりました。それでも、熱中症で倒れてしまう方が少なくないのはどうしてでしょうか?熱中症は「ちょっと体調がおかしいな」という、体の異変を放っておかないこと、体の不調サインに気づいて対処することが肝要ですが、年齢が上がってくると体の変化に気づきにくくなる傾向があります。

そこで先生がおすすめするのが、「目に見えるサイン」を活用すること。血圧や尿の濃さ、天気予報など、さまざまな「目に見えるサイン」を取り入れて、猛暑の日々を乗り切るコツをご紹介します。

せたがや相談室~夏の不調~|第4回「熱中症」症状と対策

https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/259

体調がイマイチだな、病院に行ったほうがいいのかな?ちょっとした体の不調は、なかなか人には相談できないもの。そこで今回は、消化器内科、消化管内視鏡、予防医学を専門にされている近藤慎太郎先生に、「夏の不調」をテーマに、夏場の体調管理についての心配や疑問、毎日を健やかに過ごすためのアドバイスをうかがいました。

今回皆さんからお寄せいただいた質問にお答えいただいた先生は、近藤慎太郎先生でした。

●近藤先生からの一言 皆さんの夏のお悩みは解消できましたか? まだまだ暑い日が続くと思いますが、自分の体調と相談しながら、夏を乗り切ってくださいね。
また、日経BP社よりがん検診のウラもオモテも全てわかる拙著、『日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』を上梓させていただきました。
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