2021年12月24日

健康メニュー|クリームシチューがおいしくなる「ちょい足し調味料」

シチューは、寒い時期においしく味わいながら栄養を摂取できる、あったかメニューです。でもいつも同じ味だと飽きてしまう……という場合は、「ちょい足し」でアレンジしてみては?今回は、クリームシチューを味わい深くしてくれる、知るとつい試してみたくなるちょい足し食材や調味料をご紹介します。


 

シチューは、寒い時期においしく味わいながら栄養を摂取できる、あったかメニューです。でもいつも同じ味だと飽きてしまう……という場合は、「ちょい足し」でアレンジしてみては?今回は、クリームシチューを味わい深くしてくれる、知るとつい試してみたくなるちょい足し食材や調味料をご紹介します。

肉入りのクリームシチューにおすすめの「ちょい足し」

 

クリームシチューの基本的な具といえば鶏肉。鶏肉入りのクリームシチューと相性がいいのはチーズで、何か物足りない味という時は、チーズを加えるだけでコクがアップして濃厚に仕上がります。加える量の目安は、シチュー2~3人前に対して、6ピースのチーズだと3個分程度です。粉チーズやカマンベールなどを使ってみてもよいでしょう。

チーズとともにシチューにコクをプラスしてくれるのが、豆乳です。豆乳は牛乳の代用品として使用されるほど、クリームシチューのベースである牛乳と相性がいいので、豆乳とミックスして調理すると牛乳のうま味と豆乳のコクがマッチします。さらに、牛乳のカルシウムと豆乳の栄養素を同時に摂取できるので、いつもの栄養満点のメニューになりますよ。

シチューの定番の隠し味ともいえるコンソメも、肉入りシチューにおすすめの調味料。水を加える際にコンソメと一緒に煮込むと、クセが少なく、マイルドな味わいになるので子どもでも食べやすくなります。また、食卓の定番調味料であるしょうゆも、実はクリームシチューと相性がいい調味料です。量が多すぎると味のバランスが悪くなるため、仕上げに少量加えるといいでしょう。

具材の風味をアップさせたい時は、にんにくと一緒に炒めましょう。少しの量のにんにくを加えるだけで、具材に香ばしさが加わります。隠し味としてのにんにくは香りが強くなりすぎないよう、ほんの少量加えて炒めるのがポイントです。

魚を使ったクリームシチューにおすすめの「ちょい足し」

 

魚のシチューも、寒い時期に食べたくなる1皿です。定番の鮭を使ったクリームシチューのちょい足しにおすすめなのが、生姜。ピリっとした辛さとともに体をあたためる作用もあるので、より体をポカポカにしてくれるちょい足し調味料です。

魚を使ったシチューの風味をアレンジしてくれる、意外な調味料が和食に使われるだし汁です。シチューに溶け込んだ魚や野菜のうま味と和風だしで、風味がワンランクアップします。だし汁は具材を煮込む時に水と一緒に加えましょう。顆粒だしなら、4人分でスティック1本分が適量です。

鮭のシチューには、鮭と相性抜群の味噌もおすすめ。牛乳200ミリリットル、水100ミリリットルに対して味噌を大さじ2杯分加えると、味噌のコクいっぱいの濃厚な鮭シチューになります。

クリームシチューに入れたい おいしい出汁を出す食材

 

ウインナーやベーコンなどの肉加工品

おいしい出汁が加わる食材をシチューの具材として使うと、普通のレシピでもクリームシチューがさらにおいしくなります。特におすすめなのが、ウインナーやベーコンなどの肉加工品。どちらもシチューの具として味わえるだけではなく、おいしい出汁が出るので、肉のうま味と塩気が加わってシチューそのものの風味もアップします。ウインナーはカットして2本ほど入れると、おいしい出汁が出ます。ベーコンは、できれば厚切りかブロックをダイス状にカットしたものを120グラムほど加えて使いましょう。(※いずれも2~3人前に入れる目安です)

骨付きチキンは味わいと食べごたえがアップ

また、シチューの具の定番である鶏肉も、あえて骨付きチキンを選ぶと骨からおいしい出汁が出て風味がアップします。食べごたえのある、ボリューミーなシチューにしたい時にもおすすめ。じっくりと煮込むと肉がホロホロになり、出汁も加わった味わい深いシチューができあがります。骨付きチキンはそのまま煮込むと臭みが出ることがあるので、下ゆでをしてから調理するのがポイントです。

さらに、シチューの食べ方や栄養については、こちらの記事もチェックしてみてください。