2020年12月23日

健康習慣|テイクアウト&出前をバランスよく

便利な一方で、炭水化物や揚げ物中心の一品料理が多くなりがちなテイクアウトや出前。取り寄せたものを食べるだけでなく、家にあるちょっとした食材を足して、よりバランスのよい食事を目指してみませんか。今回は、テイクアウトや出前のバランスを整えるアイデアを紹介します。 世田谷自然食品がお届けする、健やかで楽しい人生を応援するライフスタイル情報サイト。


 

便利な一方で、炭水化物や揚げ物中心の一品料理が多くなりがちなテイクアウトや出前。取り寄せたものを食べるだけでなく、家にあるちょっとした食材を足して、よりバランスのよい食事を目指してみませんか。今回は、テイクアウトや出前のバランスを整えるアイデアを紹介します。

テイクアウト&出前は栄養バランスが取りにくくなりがち

どんぶり、麺類、カレーライスなど一品料理が多くなりやすい

バランスのよい食事とは「主食(ご飯・パンなど)/副菜(野菜・いも・キノコ・海藻などの料理)/主菜(肉・魚・卵・大豆などの料理)」が揃ったものと言われます。
テイクアウトや出前は、料理を運ばなければならないこともあって、どんぶり、麺類、カレーライス、ピザなどのいわゆる一品料理が多くなりやすいもの。お店で食べる時はおみそ汁が付いていても、テイクアウトや出前には付かないといったこともよくあります。

弁当も揚げ物とご飯中心になりがち

副菜が付けやすく、比較的バランスが取りやすいように見える弁当も、手ごろな価格のものほどバランスが崩れがちです。半分以上がご飯で、副菜は葉物野菜と漬物が少しだけ、といった弁当も珍しくありません。
とはいえ、ちょっとした工夫で、こうしたメニューもよりバランスよく食べることができます。続いては、栄養バランスを整えるためのアイデアを見ていきましょう。

テイクアウト&出前にちょい足しで栄養バランスアップ!

食前の野菜ジュースで血糖値の急上昇を防ぐ

食事の際、最初に野菜を食べると食後に血糖値が急上昇するのを抑えられると言われます。実は、野菜ジュースでも同様の効果が見られることが実験によりわかっています。
もっとも効果が高いのは食事の30分前と言われていますから、出前を頼んだり、テイクアウトの料理を受け取りに行く前に飲んでおくと、ちょうどよさそうですね。もちろん、野菜の摂取量を増やすことにもつながります。
世田谷自然食品でも、手軽に野菜が摂れるジュース類を取り扱っています。詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。

温かいおみそ汁で消化促進&野菜をプラス

温かい汁ものは消化を促しますから、食前におみそ汁をひと口飲むことで食事全体の消化を助けます。また、味噌や野菜など、テイクアウトや出前で不足しがちな食材を補うこともできます。おみそ汁だけをわざわざ調理するのは面倒かもしれませんが、残りものやフリーズドライのおみそ汁なら、温めたり、お湯を用意したりするだけでOK。世田谷自然食品でも、フリーズドライのおみそ汁を取り扱っています。その日のメニューに合わせて選ぶこともできますよ。

ごま、納豆、海苔、ネギ、大葉など健康食材をトッピング

買ってきたメニューそのままを食べるのではなく、どんぶりにごまを振ってみたり、お弁当のご飯に納豆をかけてみたり、麺類に海苔を加えたりと、健康食材をトッピングするのもおすすめの方法です。ネギや大葉などは刻んだ状態で冷凍もできますし、少量であれば、温かい料理にかけて自然解凍させるだけでおいしくいただけます。

メニューの選び方にもひと工夫を

サラダやおみそ汁付きのセットも上手に利用して

 

外出先でのテイクアウトや出前など、野菜ジュースやおみそ汁、健康食材などを用意するのが難しい時も、できることを探してみましょう。最近増えつつある「野菜多めのメニュー」を選んでみたり、サイドメニューを探して、サラダやおみそ汁を付けたりするだけでも、バランスのよい食事が取れます。

毎食ごとにバランスを整えるのではなく、1日単位でも

毎食バランスのよい食事を続けるのは、どうしても難しいこともあります。例えば、昼食が一品料理のみになってしまった時は、朝食や夕食で野菜を多めに摂るなどして、1日単位でバランスを取ってみましょう。

「店屋物は栄養が偏るからダメ」と考えるのではなく、メニュー選びやちょい足しなど、もっとバランスよく食べられる工夫をしてみませんか。テイクアウトや出前で、家では作れないメニューを食べると、食卓を楽しくすることにもつながりますのでぜひ試してみてくださいね。