2020年09月18日
残暑が続くものの、朝晩は肌寒いこともある初秋。寒暖差のある季節の変わり目は、むくみが出やすいといわれています。むくみをそのまま放っておくと、代謝が低下したり、皮下脂肪や老廃物がかたまりとなったセルライトができたりしてしまいます。むくみを感じたらしっかりとケアをして、身体のめぐりをよくすることが大切です。今回は、「秋むくみ」が起きる原因とその解消法をご紹介します。
残暑が続くものの、朝晩は肌寒いこともある初秋。寒暖差のある季節の変わり目は、むくみが出やすいといわれています。むくみをそのまま放っておくと、代謝が低下したり、皮下脂肪や老廃物がかたまりとなったセルライトができたりしてしまいます。むくみを感じたらしっかりとケアをして、身体のめぐりをよくすることが大切です。今回は、「秋むくみ」が起きる原因とその解消法をご紹介します。
人間の身体は約60%が水分でできています。この水分は血液やリンパ液として体内をめぐり、全身に必要な栄養素を届け、老廃物を排出する働きをしています。しかしその働きが滞ると、細胞の間に水分がたまり、むくみが起こります。
むくみといえば、血行や代謝が悪くなる寒い季節に起こりやすいイメージがあるかもしれません。しかし、実は、秋のはじめも要注意。この時季ならではの気候や夏の間の生活習慣が「秋むくみ」につながる可能性があります。
冷房の効いた室内で長時間過ごしていると、体温調節に関わる自律神経のバランスが崩れ、身体が冷えて血行不良となります。秋口は1日のうちの寒暖差が大きく、日中は汗ばむくらい暑くても、朝晩は冷え込むことがあります。すると、冷房による冷えに気温の低下が加わって血流が悪化し、身体がむくみやすくなります。
人間の身体は本来、摂取した水分を汗や尿として排出することで体内の水分バランスを保っています。しかし秋口は夏場ほど汗をかかないため、夏場と同じ量やペースで水分補給をしていると、体内の水分量が増え、むくみにつながることがあります。
また、暑さからよく冷えた飲みものを口にすることも多いでしょう。内臓の冷えは血流の悪化や代謝の低下を招き、むくみの原因となります。
むくみは一時的なものに思われがちですが、早めに対処しないと慢性化してしまいます。代謝が低下してセルライトができたり、ひどい場合は痛みが生じたりする場合もあります。
むくみを感じたら、簡単なマッサージでケアをしましょう。入浴中やお風呂上がりに、身体があたたまった状態で行うのがおすすめ。シャワーだけで済ませずしっかりお湯に浸かって身体をあたためることも、むくみを解消するために重要です。
それでは、むくみ解消のためのマッサージ方法をご紹介します。
「秋むくみ」は、身体の冷えと体内の水分バランスの乱れによって起こります。むくみを解消するためには、食生活に気を配ることも大切。身体をあたためる食材を積極的に取り入れ、水分補給の方法も工夫しましょう。
にんじんやごぼう、れんこんなどの根菜類は、秋ごろから旬を迎えます。根菜類は身体を内側からあたためる効果が期待できるうれしい食材。そのほか、しいたけやしめじなどのきのこ類には、摂りすぎた塩分の排出を促すカリウムが豊富です。旬ならではのおいしさと栄養を逃さず味わうには、具だくさんのおみそ汁がおすすめです。
根菜類やきのこ類のおすすめの食べ方については、以下の記事も参考にしてみてください。
夏ほど汗をかかないとはいえ、秋も適度な水分補給が必要です。身体を冷やさないよう、飲みものは常温かホットで取り入れるようにしましょう。
コーヒーには利尿作用があり、むくみの改善につながると考えられています。しかしカフェインを過剰に摂取すると身体が冷えるため、飲みすぎには注意しましょう。
「秋むくみ」が気になるこれからの季節。マッサージや食生活によって身体の外側からも内側からもケアをして、むくみ知らずのすっきりした毎日を過ごしたいですね。