2020年07月15日
パソコンやスマートフォンを見ている時、無意識のうちに眉間にしわが寄っていることはありませんか?眉間のしわは表情の動きによって自然にできるものですが、クセになると深く刻まれてしまい、不機嫌そうな印象に見えることも……。今回は、眉間のしわができる原因、改善方法として日常生活で気を付けたいポイントや、ケアの方法をご紹介します。
パソコンやスマートフォンを見ている時、無意識のうちに眉間にしわが寄っていることはありませんか?眉間のしわは表情の動きによって自然にできるものですが、クセになると深く刻まれてしまい、不機嫌そうな印象に見えることも……。今回は、眉間のしわができる原因、日常生活において気を付けたいポイントやケアの方法をご紹介します。
しわの種類は原因によってさまざまです。乾燥で肌のキメが乱れてできる「ちりめんじわ」や、肌の老化により皮膚がたるんでできる「たるみじわ」などがありますが、眉間のしわは、いわゆる「表情じわ」のひとつ。笑ったり怒ったりと表情を変えた時に形成され、素の表情に戻った時もしわが残っていると表情じわと呼ばれます。
長時間のデスクワークやスマートフォンの操作中、ストレスがたまっている時などは、眉間にぎゅっとしわを寄せてしまいがち。本来は肌の弾力によって元に戻りますが、加齢や紫外線ダメージなどで肌が弾力を失っていると、表情のクセが深く刻み込まれ、常に目立つ深いしわになってしまいます。
表情じわの対策には、表情のクセを直すことが大切です。とはいえ、クセになっているとなかなか直せないもの。そこで、眉間にしわを寄せる原因となる、やってしまいがちな習慣をご紹介します。
日常生活に支障はないからと、度の合わないメガネやコンタクトレンズをそのまま使っていませんか?手元の見えないものを見ようとすると眉間に力が入り、しわが深く刻まれてしまいます。見えにくいと感じたら、度の調整をしましょう。
目が疲れると、目元の倦怠感やかすみ目などから眉間にしわを寄せることが多くなります。特に、パソコンやスマートフォンを長時間使うと、目は近くにピントを合わせ続けるので、筋肉が緊張して疲労が蓄積します。1時間に1度は遠くを眺め、目を休めましょう。
朝に鏡を見た時、眉間にしわの跡が残っていたら、もしかしたら寝ている間に眉をひそめているのかもしれません。特に、ストレスを感じている時は要注意。ストレッチをしたりお風呂に浸かったりして、リラックスして布団に入りましょう。
表情じわは、本来、肌の弾力によって元に戻ります。しかし、さまざまな要因によって肌のハリや柔軟性が失われると、しわは深く刻み込まれてしまいます。肌の弾力が低下する要因を知り、その対策を毎日のスキンケアに取り入れてみましょう。
年齢を重ねると、肌の表層を支える真皮に存在するコラーゲンやエラスチン、そしてその隙間を埋めるヒアルロン酸が減少し、肌のハリが失われていきます。毎日のスキンケアには、それらの成分の生成をサポートするアイテムを取り入れてみましょう。ビタミンC誘導体やレチノールなどを配合したアイテムがおすすめです。
紫外線の波長のひとつであるUV-Aは、真皮まで到達しコラーゲンやエラスチンを変性させます。しわやたるみを予防するために、紫外線対策はしっかりと行いましょう。
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乾燥すると肌のバリア機能が低下し、紫外線が肌の内部へダメージを与えます。保湿には、化粧水を含ませたコットンパックが効果的。乳液やクリームなどの油分でフタをするのも忘れずに。
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表情筋のこりは、眉間のしわの定着につながります。スキンケアのついでや、パソコンやスマートフォンを見ている時など、気がついた時に筋肉のこりをほぐしましょう。
鼻筋側の眉の始点「眉頭」から、眉が最も高くなる「眉山」にかけて付いている「皺眉筋(しゅうびきん)」は、眉間にしわを寄せる時に動く筋肉です。眉をひそめるクセがある方はここがこっていることが多いので、入念にマッサージをしましょう。次に、皺眉筋のマッサージ方法をご紹介します。
表情筋を支える頭皮のマッサージは、血行を改善し、表情筋全体のこりをほぐすのにおすすめ。特に、頬骨から耳上の側頭部に広がる「側頭筋」が緊張していると、目の周りの血流が滞りがちになります。疲れ目にもつながるので、重点的にマッサージをしましょう。
日常の表情のクセからはじまる眉間のしわ。険しい表情になっていると感じたら、日々のスキンケアとマッサージで改善していきましょう。