2018年10月24日

おみそ汁|しじみのおみそ汁 二日酔い防止だけじゃない!

昔から「お酒の後にはしじみ汁が良い」といわれていますよね。これは先人が生活の中で、しじみの効能のひとつである「アルコールの分解・解毒作用」が優れており、二日酔い防止に良いと気づいたためではないかとされています。 本来は、お酒を嗜む方以外でも栄養をたっぷり摂れるしじみのおみそ汁。その栄養と、おすすめの食べ方をご紹介します。


昔から「お酒の後にはしじみ汁が良い」といわれていますよね。これは先人が生活の中で、しじみの効能のひとつ、アルコールの分解、解毒作用に優れている点に、気づいたためではないかとされています。
本来は、お酒を嗜む方以外でも栄養をたっぷり摂れるしじみのおみそ汁。その栄養と、おすすめの食べ方をご紹介します。

 

しじみも味噌も鉄分たっぷり

鉄分は、血液を健やかに保つだけでなく、酸素を体のすみずみまで運んで体全体を健やかに保ってくれる成分。しじみと味噌はどちらも鉄分を多く含んでいて、さらにしじみには鉄分の吸収を助ける栄養素も含まれていますから、おみそ汁はまさに相乗効果抜群の食べ方なのです。

ちなみに、しじみの身には良質なたんぱく質が多く、その上消化吸収が良いので、胃にも負担をかけません。栄養面も考えると、身まで食べるのがおすすめです。

詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

しじみは疲労回復、風邪予防にも効果的

 

しじみには疲労回復につながる栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は水に溶けやすいので、おみそ汁をはじめとする汁物でいただくのがおすすめ。
また粘膜を保護し、風邪予防を助けたり、動脈硬化を防ぐ栄養素や、骨を健やかにするカルシウムが多いのもうれしいポイントです。

しじみ+αのバリエーションで、おいしく効率的な栄養摂取を

しじみだけのおみそ汁でもおいしくいただけますが、栄養面で相性のいい食材と組み合わせると、さらに効果が期待できます。続いては、しじみと組み合わせたい具材のバリエーションをご紹介しましょう。

しじみ+豆腐のおみそ汁で血液を健やかに

鉄分とたんぱく質は、血液中にある、酸素を体のすみずみまで運ぶ成分を生成します。豆腐は良質なたんぱく質を多く含むので、しじみや味噌の鉄分と結びつき、酸素を体に行き渡らせ、血液を健やかにしてくれるのです。

しじみ+梅干しのおみそ汁で肝臓を健やかに

しじみには、肝臓の働きを助ける成分「オルニチン」が多く含まれています。さらに、梅干しには有機酸が豊富に含まれていて、アルコールの分解などを助け、肝臓の機能を高める働きもあります。
出来上がったおみそ汁に梅干しを加えてサッとひと煮立ちさせましょう。しじみのうま味と梅干しの酸味で、箸が進みやすい味わいになるのも見逃せません。

しじみ+小松菜+干ししいたけのおみそ汁で骨を健やかに

野菜の中でもトップクラスのカルシウム量を誇るのが小松菜です。さらに干ししいたけなどに多く含まれるビタミンDも加えることで、しじみや小松菜のカルシウムの吸収率がアップします。
小松菜について詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

昔ながらの煮物や酒蒸し、最近ではパスタなどさまざまなレシピが見られるしじみですが、手軽に作れるとなると、おみそ汁ではないでしょうか。具材を工夫すれば、飽きずに食べられて、栄養面でもうれしい一品になります。今回ご紹介した組み合わせをヒントに、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。

※本記事は健康に関する情報としてお役立てくださいませ。
 現在、当社では「しじみのおみそ汁」のお取り扱いはございません。