島原半島の西側に位置する小浜(おばま)温泉は、波穏やかな海辺に面して橘湾(たちばなわん)を臨む風光明媚な温泉地。1日1万5000tという豊富な湯量を誇り、源泉温度が105℃で放熱量日本一とされています。海を望む絶景の立ち寄り湯や、地熱を生かしたグルメなど、温泉地ならではの楽しみがそろっています。
2018年01月30日
島原半島の西側に位置する小浜(おばま)温泉は、波穏やかな海辺に面して橘湾(たちばなわん)を臨む風光明媚な温泉地。1日1万5000tという豊富な湯量を誇り、源泉温度が105℃で日本一熱いとされています。また、海を望む絶景の立ち寄り湯や、地熱を生かしたグルメなど、温泉地ならではの楽しみがそろっています。 近くには雲仙温泉もあるので、地獄巡りもできますよ。
島原半島の西側に位置する小浜(おばま)温泉は、波穏やかな海辺に面して橘湾(たちばなわん)を臨む風光明媚な温泉地。1日1万5000tという豊富な湯量を誇り、源泉温度が105℃で放熱量日本一とされています。海を望む絶景の立ち寄り湯や、地熱を生かしたグルメなど、温泉地ならではの楽しみがそろっています。
日本一熱い105℃の源泉が湧く小浜温泉が有する、自慢の足湯「ほっとふっと105」。温度にちなんで全長が105mもあり、日本一長い足湯となっています。
腰掛けて利用する足湯のほか、そこに足のツボを刺激する小石が埋められたウォーキング足湯、さらにペットと一緒に入れるペット足湯も!
夕暮れどきになれば、視界いっぱいに広がるオレンジに染まった空と橘湾はなんとも見事で、忘れられない絶景です。
ほっとふっと105の人気の理由は、長い足湯だけではありません。
備え付けの蒸しカゴ(1回30分200円)を借りたら、卵やとうもろこしなど好きな食材を買い、こんこんとお湯が湧き出る「湯棚」の裏へ。食材をカゴに入れて蒸し釜にセットすれば、足湯に入っている間に蒸し料理のできあがりです。
温泉の蒸気で蒸し上げた食材は、甘みや風味がしっかり引き出されて絶品!蒸すだけでここまでおいしくなるなんておどろきです。この優秀な天然の調理器具は、高温の源泉を持つ小浜温泉ならでは。できあがりまで足湯を楽しんで、ワクワクしながら待ちましょう。
小浜温泉の温泉宿は橘湾沿いに立ち並んでいて、宿によっては海を眺めながら入浴できる展望露天風呂を備えています。
名物露天風呂「海上露天風呂 波の湯 茜」は、温泉街のなかでも最も海に近い場所にある立ち寄り湯。消波ブロックの上に造られており、満潮時には海面との差はわずか20cm!波の音と潮の香りに包まれて、海との一体感が爽快な絶景風呂です。
小浜温泉から車で約25分移動すると、標高700mの山上に広がる雲仙温泉街に到着します。明治のころには外国人避暑地として開かれていた国際的な観光地だったこの一帯は、今でもノスタルジックな雰囲気の商店やモダンな洋館が立ち並びます。
「雲仙地獄」は、そんな雲仙温泉街のメインスポット。岩間から絶えず白い噴煙と硫化硫黄の香りが立ち込める地獄(温泉噴出口)が約30ヵ所あり、遊歩道を利用して30分ほどでひとまわりできます。地熱を利用して足を温める「雲仙地獄足蒸し」や、食べれば寿命が延びるといわれる温泉卵なども。ダイナミックな自然の息吹を体感できるスポットです。
広大な橘湾沿いに立つ「小浜温泉」と、地獄めぐりのある「雲仙温泉」、さらに湧水が流れる城下町の「島原」の3 つは島原半島にあります。小浜温泉の足湯と蒸し料理を楽しんだら、雲仙温泉で1泊。翌日は島原へ……といった盛りだくさんのコースを企画することも可能!海・山・温泉がそろったジオパーク(※)、ぜひご自身で体感してみてください。
※ジオパーク…地球・大地を意味するジオ(Geo)と公園を意味するパーク(Park)とを組み合わせた、「大地の公園」を意味する言葉。地球を学び、楽しめる場所をいいます。
小浜温泉から足を伸ばして、清らかな湧水が有名な城下町「島原エリア」もまわってみては?
※掲載されている情報は平成29年11月現在のものです。