2018年01月04日

健康法|「正月明けの体をスッキリと」 のんびり過ごしたツケは持ちこさない!

「そろそろ正月気分も抜けて、普段の生活に戻りたいのに、なんだか体がスッキリしない……」ということはありませんか?こういった、いわゆる「正月ボケ」を避けるためには、その原因を知り、的確な対策をとることが必要です。 今回は、正月ボケの起こる主な原因と、スッキリ過ごすためのコツをご紹介します。


 

「そろそろ正月気分も抜けて、普段の生活に戻りたいのに、なんだか体がスッキリしない……」ということはありませんか?こういった、いわゆる「正月ボケ」を避けるためには、その原因を知り、的確な対策をとることが必要です。
今回は、正月ボケの起こる主な原因と、スッキリ過ごすためのコツをご紹介します。

正月ボケの主な原因は「体内時計のズレ」

正月ボケの原因には、食生活の急激な偏りや運動不足、帰省や旅行などで短期間に活動しすぎたことによる疲労など、さまざまなものが考えられます。ただ、その中でも大きいと思われるのが「体内時計のズレ」です。

普段は毎日朝決まった時間に起き、夜もおおむね同じような時間に就寝しているという人でも、年末年始には生活時間がガラッと変わってしまうことはよくあります。
海外旅行で過ごす人はもちろん、自宅で過ごす人でもカウントダウンイベントや初詣、初売りなどのために深夜~早朝まで夜更かしする人。徹夜や極端な早起きをしたかと思えば、次の日には昼まで寝ていたり、日の高いうちからお酒を飲み、気づけばうつらうつら……といった経験のある方は珍しくないでしょう。
お正月は人が集まる機会も多いので、食事の時間なども不規則になりがち。そうこうするうちに、体内時計はすっかりいつもの時間からズレてしまうのです。

続いては、そんな正月ボケの影響を避け、スッキリ過ごすためのポイントをご紹介します。

正月明けもスッキリ過ごすには「朝」がポイント

 

正月ボケを防ぐには、いつもの生活時間をできるだけ変えずに過ごすという方法もありますが、イベントの多い年末年始においては難しい方もいるでしょう。
そこで、正月明けから体内時計を整え、いつもの生活に戻していくためのポイントをおさえましょう。

早起きして日の光を浴びる

私たちの体内時計は、朝、太陽の光を浴びることで整えられます。「早起き」といっても、普段と同じ時間で構いませんので、朝寝をやめて部屋のカーテンを開け、日の光を浴びるようにしてみましょう。
また、夜は遅くまで明るい光を浴び続けたり、パソコンやスマートフォンを使ったりするのを避け、いつもの時間に自然に眠りにつけるようにしましょう。

朝食を見直し、睡眠の質を高める

朝、気持ちよく目覚めるには、質のよい睡眠をしっかりとることが欠かせません。そのために見直したいもののひとつが朝食です。詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

起き抜けにシャワーを浴びる

温かいお湯の刺激で交感神経(体を活発にさせる神経)が活性化され、体がシャキッとします。ポイントは、体温が上がりすぎて逆に眠くならないよう、やや短めに切り上げること、入浴前に寝室や脱衣所を十分に温め、お湯もぬるめから徐々に温度を上げるようにしてヒートショックを避けること。そして、水分補給にも気をつけましょう。
血圧に不安のある人は、この方法は避けたほうがいいかもしれません。ヒートショックについては、下記の記事も参考にしてみてください。

朝のうちに軽い運動をする

日の光を浴びるのも兼ねて散歩に出るなど、軽い運動をしてみましょう。体が温まるとともに、頭もスッキリします。そもそも起き出すのがつらいということであれば、布団の上で軽くストレッチをしてみるだけでも、動きやすくなりますよ。

いかがでしょうか。一度ズレてしまった体内時計を元に戻すのは、意外と時間がかかるもの。今回ご紹介したどの対策も、「一度(一日)で効果てきめん!」とはなかなかいきません。正月休みの最終日や松の内など、自分なりの期限を決めたら、数日前から徐々に正月ボケを追い払って、スッキリとした毎日を過ごしましょう。