2023年10月13日

健康メニュー|なぜか鹿児島の名物はこの色! 「薩摩の黒」

薩摩の名産品といえば、黒毛和牛、黒豚、黒酢、黒麹、黒砂糖……と、なぜか「黒」の名のつくものばかり。しかも、黒と聞くと、栄養価も高くおいしそうなイメージもあり、ますます食欲をそそります。実際、鹿児島の黒牛や黒豚は、全国的なブランド肉としても有名です。今回は、さまざまな「薩摩の黒」の魅力に着目し、誕生までのストーリーやおいしさの秘密などについてご紹介します。


薩摩の名産品といえば、黒毛和牛、黒豚、黒酢、黒麹、黒砂糖……と、なぜか「黒」の名のつくものばかり。しかも、黒と聞くと、栄養価も高くおいしそうなイメージもあり、ますます食欲をそそります。実際、鹿児島の黒牛や黒豚は、全国的なブランド肉としても有名です。今回は、さまざまな「薩摩の黒」の魅力に着目し、誕生までのストーリーやおいしさの秘密などについてご紹介します。

 

どうして? 名物はどれもこれも「薩摩の黒」

黒毛和牛に、黒豚、黒酢、黒麹、黒砂糖など、鹿児島の名産物には、なぜか「黒」の名がついています。薩摩は黒の文化といわれるほど、黒がつくおいしいものがいっぱいです。近年では食べ物だけでなく、陶器の黒薩摩、ガラス加工の黒切子なども注目を集めています。薩摩を訪れたら、「黒」のつくものを探してみるのも楽しそうです。きっとおみやげとしても喜ばれることでしょう。なかでも人気の高い「薩摩の黒」をご紹介します。

薩摩の黒 【鹿児島黒牛】

 

鹿児島県は、黒毛和牛の生産量日本一を誇ります。「鹿児島黒牛(くろうし)」は、薩摩で古くから飼われていた牛を長い年月をかけながら改良を重ね、完成させた黒毛和牛のブランド牛です。繊細できめ細かいやわらかい肉質と、バランスよく入ったサシである霜降りのうま味が味わえます。丁寧に育て上げられた、世界も認める薩摩の逸品です。

薩摩の黒 【かごしま黒豚】

 

約400年前に琉球から持ち込まれ、鹿児島で改良を重ねながら、明治時代にはイギリスのバークシャー種とかかけ合わせて味に磨きをかけてきた「かごしま黒豚」。サツマイモ入りの飼料で育てられた肉質は、うま味、やわらかさ、歯ごたえともに絶品のおいしさです。今では黒豚といえば鹿児島といわれるほど、全国的にも人気です。

薩摩の黒 【黒さつま鶏】

国の天然記念物でもある「薩摩鶏」を父に、「横斑(おうはん)プリマスロック」を母にもつ、由緒正しい鹿児島の新たな地鶏。甘みにも似たうま味と歯切れのいい肉質で、バランスのとれたおいしさが特徴です。「黒さつま鶏」はおとなしい品種でケンカも少なく元気で育つことができるため、コストを抑えることにも成功しています。今後さらに注目を集めることでしょう。

薩摩の黒 【黒酢】

 

鹿児島の「黒酢」といえば、昔ながらの製法であるカメ仕込みを守っている霧島市福山町の黒酢が有名です。自然豊かな地に無数に並べられたカメの中で発酵させている様子は、まさに圧巻。半年以上の長期発酵が生み出す豊かな栄養と独特のまろやかな酸味は、健康志向の高まりとともに、ファンを増やし続けています。

美容や健康によいとされる黒酢について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

薩摩の黒 【黒砂糖】

 

奄美大島や種子島などで生産されるサトウキビの絞り汁をそのまま煮詰めて凝縮する「黒砂糖」。濃厚でまろやかな甘みや渋みがあり、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、リンなど栄養の宝庫でもあります。各島や製造元によって微妙に味や風味が違うので、いろいろ食べ比べて自分のお好みのものを見つけてください。

世田谷自然食品の絶品グルメ「黒毛和牛「薩摩の黒」サーロインステーキ」は、日本屈指の和牛の産地・鹿児島の指定農場で育てられたブランド牛を使用しています。和牛ならではのしっかりした風味と歯ごたえ、とろけるようなうま味を味わえます。

これからも、どんどん増えそうなとびきりおいしい「薩摩の黒」。黒毛和牛は、ゆっくり楽しみたい週末や特別な日のごちそうとして用意しておきたい逸品です。満足度の高いごちそうメニューとしてどうぞ。