2023年10月03日

健康習慣|記録を習慣に、日々の健康状態を「見える化」しよう

今の健康状態を把握して、いつまでも元気な毎日を守りませんか。それには、日々の体調を記録してデータ化する、健康状態の「見える化」が役立ちます。それぞれの目的に合わせて、どんな項目を記録するとよいのか、どんな記録方法があるのかをご紹介します。


今の健康状態を把握して、いつまでも元気な毎日を守りませんか。それには、日々の体調を記録してデータ化する、健康状態の「見える化」が役立ちます。それぞれの目的に合わせて、どんな項目を記録するとよいのか、どんな記録方法があるのかをご紹介します。

 

体調の変化を「見える化」するメリットとは

日々のちょっとした体調の変化は、自分で意識しないとなかなか分からないものです。体調の変化を感じても、忙しさに追われて忘れてしまいがちです。
そこで、効果的なのが健康に関する数値や出来事を記録として残すこと。毎日記録しておけば、まとまったデータとなって、あとで見返すことができ、体調不良の傾向も分かりやすくなります。自らの健康状態を把握することで、自然に自己管理意識も高まるはずです。

どんな健康データを記録すべき? 食事、体重、天気痛、血圧など

 

健康管理のためには、どんな項目を記録するとよいのでしょうか。健康を左右する「食事」「天気痛」「血圧」を例にあげ、記録することでもたらされる効果についてまとめました。
その他、自分の健康管理にとって重要なものや興味のあるものから、データを追加してみましょう。

「食事の記録」は、健康管理の要

 

健康管理の基本といえば、「食事の記録」。いつ、どんなものをどれぐらい食べているのかを記録してみると、先週はお肉が多かったから今週は魚を摂るようにしよう、と長いスパンで食事のバランスを保てるようになります。食事だけでなく、体重や体脂肪・歩数・運動時間なども記録すれば、より多角的な健康データとなります。

「天気痛の記録」は、体調維持の助けに

 

気圧の変化と体調は、関わりがあると考えられています。その日の気圧の状態、その時の気分、体調をセットで記録できれば、不調に陥るパターンが見えてきます。自らの不調の傾向が分かれば、その日は無理をせず、できるだけ休息するようにしようと、事前に対処することができます。

天気痛については、こちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

「血圧の記録」は、病の発症を遠ざける

 

血圧は、身体の健康状態を知る重要な数値です。正しい血圧を知るには、毎日決まった時間に血圧を測ることが大切です。血圧を記録するには、専用アプリやプリントアウトして記入できる血圧手帳もあります。無料で利用できるものが多いので、気軽に始めることができます。

あなたは手書き派?デジタル派? 続けやすさで選ぼう!

手書き派さんは、手帳タイプの「健康管理ノート」

 

手書きで健康状態を記録すると、ノートを開けばひと目でデータを把握することができます。工夫してコメントを書き足すことで、オリジナル性の高いノートにまとめられるでしょう。記入項目が整理された「健康管理ノート」も市販されているのでおすすめです。

デジタル派さんは、「スマートフォンアプリ」や「スマートウォッチ」

 

スマートフォンとスマートウォッチを連動させることで、自動でさまざまな健康の記録が残せるのがデジタルのよいところ。グラフ化されて視覚的にも分かりやすく整理されているので、見返すことも習慣化したいものです。

これからデジタル化したいという方には、こちらの記事が参考になります。

年に1度の健診は、健康記録の宝庫!

 

健康診断は、毎年受けることで、身長・体重・血液検査・尿検査・心拍数などが明確になり、健康状態の推移が分かる貴重な健康記録となります。データ化されることで、健やかな毎日を目指すモチベーションにもなるはずです。

健康診断の受け方については、こちらの記事で詳しくお伝えしています。

健康状態をデータとして「見える化」することで、日々の反省点や改善点などが見えてきます。ぜひ、ご自身にとって続けやすい方法で、健康と向き合ってみてくださいね。