秋の代表的なフルーツといえば、ぶどう。なかでもニューピオーネは、甘さと爽やかさのバランスがよく、大粒で食べ応えのある品種です。毎秋、9月~10月頃の旬の時期がくるのを楽しみにする方も多く、たいへん人気を集めています。ニューピオーネのぜいたくな味わいを最後まで楽しめるよう、今回はおいしく保存できる冷蔵・冷凍の方法についてご紹介します。
2023年09月15日
秋の代表的なフルーツといえば、ぶどう。なかでもニューピオーネは、甘さと爽やかさのバランスがよく、大粒で食べ応えのある品種です。毎秋、9月~10月頃の旬の時期がくるのを楽しみにする方も多く、たいへん人気を集めています。ニューピオーネのぜいたくな味わいを最後まで楽しめるよう、今回はおいしく保存できる冷蔵・冷凍の方法についてご紹介します。
秋の代表的なフルーツといえば、ぶどう。なかでもニューピオーネは、甘さと爽やかさのバランスがよく、大粒で食べ応えのある品種です。毎秋、9月~10月頃の旬の時期がくるのを楽しみにする方も多く、たいへん人気を集めています。ニューピオーネのぜいたくな味わいを最後まで楽しめるよう、今回はおいしく保存できる冷蔵・冷凍の方法についてご紹介します。
ピオーネは、巨峰とマスカットを掛け合わせることで誕生した品種です。巨峰のもつ力強い甘み、マスカットの爽やかな香りとスッキリさを兼ね備えています。頬ばった時、口いっぱいに広がるみずみずしさと濃厚な味わいも特徴。
さらに、ピオーネの種なし品種として改良され、より食べやすくなったと好評なのが「ニューピオーネ」です。種なし、大玉、バランスのよい甘みと、ぶどうに求める全てをもつ人気の品種です。種なしで皮離れもいいので、そのまま食べるのはもちろん、スイーツづくりに活用しやすいのも魅力です。
ぶどうのおいしさを長持ちさせるコツは、洗わずに冷蔵するのが基本です。洗ってしまうと、鮮度を保つためにぶどう自体が発する自然物質である白い粉「ブルーム」がとれてしまい、かえって傷みやすくなります。さらに、おいしさを保つには、乾燥にも気をつけることがポイントです。ニューピオーネを房ごとペーパータオルで包み、保存容器に入れフタをして冷蔵庫へ。この方法なら、2~3日は鮮度をキープすることができます。
長く鮮度を保ちたい場合は、1粒ずつ軸からハサミで切り落とします。軸を2~3ミリほどつけておくことで、ぶどうに穴が開かず、傷みにくくなります。保存容器にキッチンペーパーを敷いて粒がぶつからないように並べてフタをし、冷蔵庫で保管すれば、1週間ほど鮮度が保てます。食べる際には、冷蔵庫から取り出して20分ほど待ち、常温にもどしてから食べると、より甘みを感じることができます。
ニューピオーネが食べきれないほど多い量の時には、早めに冷凍するのがおすすめです。冷凍する場合も、1粒ずつ軸を2~3ミリつけてハサミで切り取ります。これを流水でサッと水洗いして、キッチンペーパーで水気を拭きとり、冷凍用保存袋にぶつからないように並べて冷凍します。食べる時は、解凍せずにそのままシャーベット状で食べられます。
冷凍ピオーネを水につけ30秒ほどして取り出すと、皮がつるんと簡単にむけます。
冷凍ピオーネを飲み物が入ったグラスのなかへ入れます。氷の代わりにもなり、見た目も楽しいドリンクが出来上がります。
冷凍ピオーネを常温で10分おくだけで、半解凍のシャーベットの出来上がり。きれいな器に盛りつければ立派なスイーツです。
旬を迎えたニューピオーネは、冷蔵でも冷凍でも、お召し上がり方は自由自在。しっかりと鮮度を保ちながら、アイデアいっぱいに、さらにおいしい食べ方を発見してください。