2023年08月25日

健康メニュー|年中摂りたい!爽やかな香りと酸味で好まれる「レモン」

暑い季節になると恋しくなるのが、すっぱくておいしい柑橘系フルーツ。なかでもレモンは、ビタミンCやクエン酸など健康パワーがたっぷりつまった果物です。その魅力を知れば知るほど、夏バテ対策から冬の風邪予防まで年中摂りたいと思えるメリットがいっぱい。今回は、レモンを選ぶポイントや保存法、皮に含まれる栄養、レシピなどをご紹介します。


暑い季節になると恋しくなるのが、すっぱくておいしい柑橘系フルーツ。なかでもレモンは、ビタミンCやクエン酸など健康パワーがたっぷりつまった果物です。その魅力を知れば知るほど、夏バテ対策から冬の風邪予防まで年中摂りたいと思えるメリットがいっぱい。今回は、レモンを選ぶポイントや保存法、皮に含まれる栄養、レシピなどをご紹介します。

 

夏バテに、冬の風邪予防に「レモン」の力を!

 

レモンは、ミカン科ミカン属の果物で、柑橘系ならではの爽やかな香りと力強い酸味が特徴です。ビタミンCの含有量は1個あたり約100ミリグラムもあり、柑橘系のなかではダントツの多さ。ビタミンCは抗酸化力があるとされ、風邪予防や体調管理、肌荒れ防止などに取り入れたい栄養素です。さらに、疲労回復や食欲増進に働きかけるクエン酸も大きめのレモン1個あたり4グラムと、みかんの約6倍も多く含んでいます。

育毛・抜け毛予防に!? レモンの香り成分「リモネン」

 

レモンやオレンジ、みかんなどの甘酸っぱく爽やかな香りは、柑橘類の皮に含まれる精油成分「リモネン」によるもの。リモネンは、ファイトケミカル(植物が有害なものから自らを守るために作り出した成分)のひとつであり、さまざまなパワーを秘めています。リモネンは、レモンの皮に豊富に含まれているので、唐揚げにかける時には皮を下に向けて絞ったり、皮まで食べられるレシピに挑戦したりしてはいかがでしょう。

【リモネンの健康パワー】

・リラックス&覚醒を促す
・免疫力を高める
・血行を促す
・育毛&抜け毛の予防
・食欲を増進させる
・骨を丈夫にする

知っておきたい!おいしいレモンの選び方&保存法

 

健康習慣として取り入れたいレモンのパワー。おいしいものを見極める、鮮度を保つには、次のようなポイントをおさえておきましょう。

レモンを選ぶポイント

・皮にツヤのあるものを選ぶ
・皮の色が鮮やかなものを選ぶ
・皮が薄く、なめらかなものを選ぶ
・大きく形が整っているものを選ぶ

冷凍保存が便利

香りや風味をそのまま保ちたい場合には、水気を拭きとったレモンを丸ごとラップに包んで保存用ナイロン袋で冷凍保存します。そのまま使いたい場合は、くし切り、輪切りにしてからラップに包み、空気が入らないように気をつけながら保存用ナイロン袋に入れて冷凍保存します。

冷凍レモンの使い方

丸ごと冷凍したレモンは、すり下ろす、砂糖と一緒に煮つめてジャムにするのに適しています。くし切りにした冷凍レモンは、自然解凍して揚げ物に添える、レモネードに入れるのがおすすめ。輪切りにした冷凍レモンは、紅茶に入れたり、そのまま煮物に加えてさっぱり煮を作ったりするのに便利です。

国産レモンと外国産レモンの違いとは

 

国産レモンの旬は、9月から1月頃となります。海外産レモンも含めるとスーパーマーケットの店頭には1年中レモンが並んでいますが、海外産のレモンの多くは収穫後に「ポストハーベスト農薬」を使用しています。ただし、海外産レモンを摂取し続けても健康に影響を与えない「許容1日摂取量」は基準値よりもはるかに低いため、心配しすぎなくてもよいレベルになっています。ただ、より安全性を求めるなら、ワックスや防カビ剤の有無、有機栽培かどうかなども、パッケージや店頭で確認するようにしましょう。

簡単おいしい「レモンはちみつ漬け」

レモンに含まれるさまざまな栄養を丸ごと摂りたい時には、「レモンのはちみつ漬け」を作ってみませんか。簡単においしく、レモンの栄養を余すところなく食すことができます。

 

「レモンのはちみつ漬け」の作り方

<材料>
レモン…2個
はちみつ…150グラム

<作り方>
1. レモンを薄い輪切りにし、種を取り除く。
2. 清潔なビンにレモンを入れ、はちみつを加える。
3. 半日から一晩、冷蔵庫で寝かせば出来上がり。ときどきビンの上下を返し、はちみつをまんべんなく浸す。
世田谷自然食品の「温彩特選便 味わい惣菜」は、プロが監修した絶品のおいしさを手軽にお楽しみいただける一品です。「鶏と野菜のレモンソース」も、お届け品に含まれています。

実の部分だけでなく皮にもたっぷりの栄養があるレモン。健康づくりや美容のケアも期待できるフルーツとして、季節を問わず積極的に摂りたいものですね。