2023年08月16日
「山梨といえばフルーツ」といわれるほど、山梨県はさまざまな果物の生産が盛んな県。ふるさと納税などでも、山梨県産のフルーツは常に人気の返礼品となっています。今回は山梨県名産の各種フルーツについてご紹介します。
「山梨といえばフルーツ」といわれるほど、山梨県はさまざまな果物の生産が盛んな県。ふるさと納税などでも、山梨県産のフルーツは常に人気の返礼品となっています。今回は山梨県名産の各種フルーツについてご紹介します。
山梨県は、四方を山に囲まれた地形がもたらす「日本一長い」日照時間、昼夜の寒暖差の大きい気候、傾斜地や河川流域といった水はけがよい土壌に恵まれています。つまり、果物作りに適した環境がそろっているのです。こうした土地柄から、春はさくらんぼ、夏は桃、秋はぶどう、冬はいちご……と、1年間絶え間なくフルーツの旬が続くフルーツ王国となったのです。
山梨県の桃は、およそ200年前の江戸時代から栽培されていたという歴史のある作物です。収穫前の天候に左右されやすい特徴があり、栽培が難しいとされながらも、山梨県内各地で多くの新品種が開発されています。
桃は種に近い側よりも皮に近い側、特に皮と実の間の甘みが強く、栄養素も多くなっています。つまり、皮をできるだけ薄くむくことが、おいしく食べるコツなのです。
また、つい冷蔵庫でキンキンに冷やしてしまいがちですが、実は冷やし過ぎないほうが甘みを感じやすくなります。氷水で30分ほど冷やすか、食べる30分~1時間前に冷蔵庫へ入れるとよいでしょう。
山梨のぶどう栽培の歴史は桃よりもさらに古く、鎌倉時代初期の800年程前から栽培されていたともいわれます。長い歴史のなかで、「甘い」味はもとより、「種がない」「皮まで食べられる」「日持ちがする」などさまざまな面で食べやすく、おいしくなった「シャインマスカット」は、近年特に人気の新型品種です。
ぶどうは水に触れてしまうと傷みが早くなります。保存する際は、そのまま紙やポリ袋で1房ずつ包んで冷蔵庫の野菜室に入れ、食べる直前に軽く水洗いするのがおすすめです。また、桃と同様キンキンに冷えているよりも、程よい冷たさのほうがおいしく食べられます。
さくらんぼの産地といえば、東北地方や北海道を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。その通り、さくらんぼは寒冷地向きの果樹で、山梨県は日本の生産地の南限といわれています。
ブドウ糖や果糖を多く含むさくらんぼは、疲労回復が期待できるフルーツでもあります。特徴でもある赤い色は、抗酸化作用に優れるポリフェノールによるものです。
さくらんぼを選ぶ際は、大玉で軸の太い、赤みの濃いものがおすすめ。実にしっかりと太陽の光が当たっている証拠です。
首都圏からアクセスがよいこともあり、いちごの生産に加えていちご狩りも盛んな山梨県。いちごはビタミンCを多く含んでいるため、新陳代謝や免疫機能を高める効果も期待できます。
一般的に冬~春がシーズンとされるいちごですが、山梨県では高原などの涼しい地域を中心に、7月中旬から10月上旬まで味わえる「夏いちご」も栽培されています。
山梨県のおいしいフルーツを味わいたくなった方におすすめなのが、「厳選グルメ特選便 旬のフルーツ定期便(マイスター特選コース第2弾)」。山梨産の「桃」や、「シャインマスカット」をはじめ、さまざまな産地の旬のフルーツを、毎月ご自宅にお届けしています。