日本の揚げ物メニューの代表ともいえるとんかつは、日本の食卓の定番メニューでもあります。とんかつにはソースやしょうゆなどをつけて食べるのが一般的ですが、アレンジするといつもと違う味わいでおいしく食べられる上に、栄養価を高められる効果も。今回は、とんかつのアレンジ方法を3種類ご紹介します。
2023年04月28日
日本の揚げ物メニューの代表ともいえるとんかつは、日本の食卓の定番メニューでもあります。とんかつにはソースやしょうゆなどをつけて食べるのが一般的ですが、アレンジするといつもと違う味わいでおいしく食べられる上に、栄養価を高められる効果も。今回は、とんかつのアレンジ方法を3種類ご紹介します。
日本の揚げ物メニューの代表ともいえるとんかつは、日本の食卓の定番メニューでもあります。とんかつにはソースやしょうゆなどをつけて食べるのが一般的ですが、アレンジするといつもと違う味わいでおいしく食べられる上に、栄養価を高められる効果も。今回は、とんかつのアレンジ方法を3種類ご紹介します。
豚肉のヒレやロースに衣をつけてカラッと揚げたとんかつは、多くの日本人に愛されている食卓で定番のおかずです。一般的にはソースをつけて食べることが多く、とんかつ専用ソースも市販されているほど。ウスターソースや中濃ソースなど、その他のソースやしょうゆなどをつけて食べられることもありますが、これらはごく一般的な食べ方といえます。定番ソースを使えばもちろんおいしく味わえるとんかつですが、ソースや調理法を変えると、一味違う味が楽しめます。
とんかつをたくさん揚げてしまった時や、いつもとは違う味でとんかつを食べたい時は、少し工夫をしてアレンジしてみましょう。
とんかつの卵とじは、そのままごはんの上に乗せた「カツ丼」としてもおなじみの定番アレンジ。しょうゆやみりんにだし汁を加えた、甘辛いタレでとんかつを煮て溶き卵を回し入れるだけで手軽に調理できます。だし汁を加えてつくるので、だしのうま味を活かせば塩分量も抑えられ、減塩しやすくなるのもポイントです。
とんかつを卵とじにすれば、卵に含まれる豊富なビタミン類やたんぱく質なども摂取でき、栄養価を高められます。カツ丼と同様にたまねぎを加えると、動脈硬化予防や免疫力アップ、血行促進などのたまねぎの栄養効果をプラスすることも可能です。
愛知県の名産品である赤味噌「八丁味噌」を使ったタレをとんかつに浸した「味噌カツ」も、おいしくとんかつを食べられるアレンジ方法のひとつです。赤味噌の特徴である赤っぽい褐色は、活性酸素を抑える「メラノイジン」という褐色成分の色で、この色が濃い八丁味噌にはメラノイジンが多く含まれていることを意味します。さらに、赤味噌には代謝アップや抗酸化作用、中性脂肪を減らす効果などが期待できる「ペプチド」も豊富に含まれています。
味噌カツにアレンジすることで赤味噌の栄養を摂取でき、さまざまな健康効果が期待できます。
味噌カツについて詳しくはこちらもご覧ください。
とんかつを洋風にアレンジするなら、トマトソースを合わせてみましょう。イタリア料理の「ミラノ風カツレツ」にも使われているトマトソースは、豚肉との相性抜群です。トマトの赤い色の元である「リコピン」は、強力な抗酸化作用を持つことが知られており、その作用で老化や生活習慣病、がん予防の効果が期待できます。
トマトはうま味が強い野菜なので、そのうま味を活かしてソースとして使うことで減塩しやすくなります。トマトソースを使った洋風アレンジには、トマトと相性のよいチーズと組み合わせるのもおすすめです。トマトソースでとんかつを煮てチーズを乗せたり、トマトソースとチーズを乗せたとんかつをオーブントースターでこんがり焼いたりすれば、トマトとチーズが絡んだ絶妙な味わいに。
そのままでもおいしい定番メニューのとんかつも、少し手間をかけてアレンジすることで普段とは違う味わいにでき、組み合わせる食材によって栄養価も高められます。いつものとんかつをアレンジして、多彩な味のとんかつを楽しんでみましょう。