2022年02月04日

健康メニュー|おうちラーメンでおいしくヘルシーに

ラーメンは一品料理で野菜が少なく、外食では栄養バランスが偏りがちなメニュー。おいしく栄養を摂るには、家庭で野菜たっぷりのラーメンを作るのがおすすめです。今回は、家庭で作るラーメンの栄養をアップさせるレシピをご紹介します。アイデア次第でアレンジは無限大。冷蔵庫にある材料でサッと調理できるのもうれしいポイントです。


 

ラーメンは一品料理で野菜が少なく、外食では栄養バランスが偏りがちなメニュー。おいしく栄養を摂るには、家庭で野菜たっぷりのラーメンを作るのがおすすめです。今回は、家庭で作るラーメンの栄養をアップさせるレシピをご紹介します。アイデア次第でアレンジは無限大。冷蔵庫にある材料でサッと調理できるのもうれしいポイントです。

ラーメンは栄養バランスが摂りにくい?

 

日本の国民食として愛されているラーメン。全国各地にご当地ラーメンが存在し、街にひしめく数々のラーメン店がそれぞれに個性豊かな味を提供しています。

しかし、ラーメンの麺は炭水化物で、スープには多くの塩分や脂質が含まれています。また、一般的なラーメンは、チャーシューやネギ、メンマなどが定番の具材で、野菜が不足しがちです。「ラーメンは食べたいけれど、栄養バランスが気になる……」という方は多いかもしれません。そこで、栄養バランスを考えて作る「おうちラーメン」を楽しんでみてはいかがでしょうか。自由にアレンジを加えて、お好みの味を見つけてみてください。

おうちラーメン アレンジで栄養たっぷりに

 

家庭で作るおうちラーメンのアレンジアイデア

調理が簡単ですぐに食べられるのがおうちラーメンの魅力です。トッピングする具材は何でもOKですが、せっかくなら栄養バランスを意識してチョイスしたいもの。冷蔵庫にある食材をうまく活用して、具だくさんのおいしいラーメンを作りましょう。

手軽に使えるカット野菜

キャベツやニンジン、タマネギなど数種類の野菜が、食べやすい大きさに切られた状態で販売されているカット野菜。下ごしらえの手間がなく、すぐに食べられて便利です。電子レンジで加熱するだけで使えて、炒める必要がないので、油分をカットすることにもつながります。いろいろな野菜を少しずつ食べられるのもうれしいですね。カット野菜はスーパーやコンビニなどで手軽に購入でき、冷凍品ならストックしておけます。

チンゲンサイ・小松菜・ブロッコリーで彩りを

具材に緑の野菜が加わると、彩りがアップして食欲をそそります。ホウレンソウはラーメンの定番具材のひとつですが、チンゲンサイや小松菜などの葉物野菜のほか、ブロッコリーもおすすめ。食べやすい大きさにカットして、麺をゆでる時に使うお湯でサッと湯がくか、電子レンジで加熱するだけでOKです。加熱しすぎると色が悪くなったり、食感が損なわれたりするので注意してください。

豆もやしで栄養も食感もプラス

豆が付いている豆もやしは、一般的な緑豆もやしよりも栄養価が高いそうです。豆もやしには、血中コレステロールを低減させる大豆たんぱく質や、体内のホルモンバランスを整える大豆イソフラボンなどが豊富に含まれています。また、豆もやしを入れると、食感のアクセントになり食べごたえがアップ。よく噛んで食べることで食べすぎの予防にもつながります。

温泉卵でたんぱく質をチャージ

ラーメンは、野菜だけでなくたんぱく質も不足しやすいメニューです。そこで、卵をプラスしてたんぱく質を補いましょう。ラーメンには、ゆで卵を漬けダレで味付けした煮卵が添えられていることが多いですが、温泉卵なら塩分をよりひかえめにすることができます。また、固ゆで卵より半熟卵のほうが、消化がよいといわれています。

鍋料理の残り汁を活用

鍋料理は冬の定番。おいしく味わったあと、残ったスープを使ってラーメンにするのもいいですね。肉や魚介、野菜のうま味がたっぷり溶け込んだスープに、麺と余った具材を加えて煮込むだけ。ショウガや柚子胡椒などで調味すれば、ひとつの鍋で2度楽しめます。

スープの飲みすぎに要注意

万能ネギやコーンなどの細かい野菜は、食べる時に一緒にスープをすくうので、スープの飲みすぎによって塩分過多になるリスクがあります。塩分をカットするためには、箸で取って食べましょう。

スープと麺の組み合わせによって、多彩なバリエーションが生まれるラーメン。お好みの具材をトッピングして、おうちラーメンを楽しみましょう。