2022年01月18日

健康メニュー|おかずやおやつに!余ったお餅をおいしくアレンジ

お餅はお正月に食べる機会が多いものですが、お正月を過ぎるといつも食べきれなかったお餅が余ってしまって困る、という方は多いのではないでしょうか。余ったお餅を消費したいけれど、いつも同じ食べ方で飽きてしまう、という方のために、今回は余ったお餅をおいしく食べられるアレンジ方法についてご紹介します。


 

お餅はお正月に食べる機会が多いものですが、お正月を過ぎるといつも食べきれなかったお餅が余ってしまって困る、という方は多いのではないでしょうか。余ったお餅を消費したいけれど、いつも同じ食べ方で飽きてしまう、という方のために、今回は余ったお餅をおいしく食べられるアレンジ方法についてご紹介します。

お餅のアレンジ・主食編

 

ごはんに混ぜて、おこわ風炊き込みごはんに

もち米からできているお餅は、主食になる食べ物ですが、別の主食であるごはんに混ぜ込んでみてもおいしくいただけます。「おこわ」は通常もち米から作りますが、白米に混ぜ込むと簡単におこわ風のごはんになります。市販の炊き込みごはんの素と指定の分量の白米、そしてサイコロ状にカットしたお餅を1個分、散らすように炊飯器に入れて炊きます。炊きあがったらお餅を混ぜ込むように全体をほぐすと、モチモチとしたおこわ風炊き込みごはんができます。モチモチ感をアップさせたいなら、お餅を2個に増やしてみましょう。

薄く切ってピザ風に

薄く切ったお餅にトマトソースを塗り、野菜やチーズを乗せてフライパンで焼けば、お餅を使ったピザが味わえます。お餅ピザを作るポイントは、具を乗せる前にお餅を薄く切っておくことと、油をたっぷり使うこと。こうすることで、カリッとした食感に仕上がります。

お餅のアレンジ・おかず編

お餅の豚バラ巻き

主食にしかならないと思われがちなお餅も、工夫次第でごはんと一緒においしく食べられるおかずになります。まずおすすめなのが、お餅の豚バラ巻きです。小さめにカットしたお餅とチーズを豚バラ肉で巻きます。塩を振ってから小麦粉をまぶし、サラダ油を熱したフライパンで、中火で焼き色が付くまで火を通します。裏返して弱火にしたら、フタをしてさらに全体に火が通るまで焼き、仕上げに焼き肉のタレを絡めれば、ごはんのお供になるお餅の豚バラ巻きのできあがりです。

汁物に入れてボリュームアップ

焼いたお餅を汁物に入れれば、いつもとはちょっと違うボリュームたっぷりのメニューに。市販のスープやおみそ汁の簡単アレンジレシピとしても活用できるので、ぜひ試してみてください。世田谷自然食品でも、スープやおみそ汁を取り扱っています。

お餅のアレンジ・おやつ編

 

定番の和スイーツ、ぜんざい

和スイーツとしても活用できるお餅は、定番のぜんざいで楽しんでみましょう。缶入りのゆで小豆を使えば、水とゆで小豆を火にかけて1~2分ほど煮立たせた小豆に、焼いたお餅を入れるだけで簡単にぜんざいに。

大量消費におすすめ、お餅のおかき

大量に余ったお餅を消費したい時におすすめのおやつメニューが、おかきです。おかきは元々もち米を原料としているので、お餅からも作れます。作り方はとてもシンプルで、1センチ角に切ったお餅をクッキングシートに並べ、そのまま500Wの電子レンジで3分ほど加熱するだけ。油を使わないので、ヘルシーです。できあがったおかきは、好みの味付けで楽しみましょう。しょうゆとごまを絡めたり、グラニュー糖とシナモンをまぶしたりなど、甘い系、しょっぱい系どちらにもマッチします。

実は栄養豊富!お餅を食べるメリット

 

これまで紹介してきたように、お餅は主食やおかず、おやつまでさまざまなアレンジで楽しめます。しかも、実はお餅は栄養豊富な食べ物。人間の体には欠かせない炭水化物、たんぱく質、脂質を全て含み、さらに糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、血圧調整効果が期待できるカリウムなどの栄養素も含んでいます。お餅は2切れでごはん1杯分のカロリーがありますが、ごはんよりも炭水化物が豊富なので、エネルギーや栄養補給にぴったりな食べ物です。

また、お餅は腹持ちがいいとよくいわれますが、これは消化酵素による分解が遅くなるためです。そのため、少ない量でも腹持ちがよく、エネルギーをしっかり摂取できる点が、お餅を食べることで得られるメリットといえます。

さらに、お餅の大きなメリットといえば、日持ちのよさも挙げられます。個包装タイプのお餅なら、12~24ヵ月の長期間保存が可能です。アレンジをしても余ったお餅は、非常食として保存しておいてもいいでしょう。

お正月の定番食材のお餅は、どうしても余りがち。そんな時は、今回紹介したレシピを参考に、多彩なアレンジで一味違うお餅を味わってみてください。