2019年12月11日

おみそ汁|カレーのおみそ汁 いつもの味を新鮮に

カレーもおみそ汁も食卓ではおなじみですが、カレー味のおみそ汁となると、少々珍しいかもしれません。実はおみそ汁にカレー味を取り入れることによって、意外なメリットがあり、いつものおみそ汁が新鮮な味わいになるのです。今回は、カレーのおみそ汁のメリットや、栄養についてご紹介します。


 

カレーもおみそ汁も食卓ではおなじみですが、カレー味のおみそ汁となると、少々珍しいかもしれません。実はおみそ汁にカレー味を取り入れることによって、意外なメリットがあるのです。今回は、カレーのおみそ汁のメリットや、栄養についてご紹介します。

カレーの栄養をもっとヘルシーに取り入れるには

カレーのスパイスには健康効果を期待できるものがたくさん!

カレーのスパイスには疲労回復、強壮、胃を健やかにする、嘔吐を押さえる、整腸、冷え性対策など、身体のさまざまな器官の調子を整えてくれる効果が期待できます。カレーの色の元であるクルクミン(ウコン)には、免疫力を高め、肝臓の働きを助ける特徴がありますから、風邪をひきやすい季節にもおすすめなのです。

カレーの栄養について詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

市販のカレールーは油脂や塩分が比較的多い

栄養豊富なカレーですが、市販のカレールーは油っこく感じてしまう……という方もいるのではないでしょうか。カロリーオフや塩分オフのカレールーが注目されているのを見てもわかる通り、市販のカレールーは油脂や塩分が比較的多く含まれています。体調によってはあまり好ましくないことも考えられるのです。

ボリュームがありすぎて、他のメニューと組み合わせにくい

カレーライスがメインの献立というと、カレーライスの他にはサラダがつく程度……というのもよくある話です。カレーのボリュームがありすぎて、バランスよくたくさんの食材を摂ろうとするほど、食材をカレーに入れるしかなくなってしまうことも。

そこで、カレーの栄養を残したまま油脂や塩分の摂りすぎを避けるため、また、カレーを取り入れつつ、バランスが取れて飽きにくい献立を作るためにおすすめの食べ方が、カレーのおみそ汁なのです。

カレーのおみそ汁ならヘルシーで身体も温まる

 

カレー粉だけを使うおみそ汁ならヘルシーで味もしっかり

カレーのおみそ汁は、いつも作っているおみそ汁にカレー粉を加えるだけでOK。具材を炒めてから煮込むなら、そこでカレー粉も一緒に炒めると風味が増します。
カレールーのように油脂や塩分が含まれていないのでヘルシーですし、だしでしっかりうま味がついていますから、味が物足りないということもありません。

和風のだし味で相性のいい具材も広がる

和風のだし味がベースになるカレーのおみそ汁は、じゃがいも、にんじん、玉ねぎといったカレーの定番具材だけでなく、ねぎや油揚げ、豆腐、しいたけなどさまざまな食材と合わせることができます。カレーライスはメインメニューですが、カレーのおみそ汁は汁ものですから、肉や魚、小鉢料理と献立のバリエーションも広がります。

アレンジを加えてよりおいしく

うどんを入れて「味噌仕立てのカレーうどん」に

カレーのおみそ汁、和風のだし味と聞いて「カレーうどんのようなもの?」と考えた方もいるのではないでしょうか。一般的なカレーうどんのつゆには味噌は入っていませんが、そもそも味噌とうどんの相性は抜群ですから、カレーのおみそ汁にうどんを入れるのもおすすめです。土鍋で煮込んで、鍋焼きうどん風にするのも良いですね。

残ったカレーをおみそ汁でのばしてもOK

普通のカレーが残っている場合は、おみそ汁にカレー粉を加えるのではなく、残ったカレーをおみそ汁でのばしてしまいましょう。全体の量が増えますから、一度に摂る油脂や塩分も少なめになります。

炒め物などにはよく使われるカレー粉ですが、おみそ汁に入れるのはちょっと意外かもしれません。とはいえ、豚汁に七味唐辛子を振っていただくこともよくありますし、ピリッと辛い汁ものは身体も温まってとても良いものです。この意外な組み合わせを、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。