白くてモコモコした見た目が特徴のカリフラワーは、さっくりした食感とクセのない味わいで、茹でても焼いてもおいしくいただけて、使いやすい食材です。今回は、カリフラワーの栄養や茹で方、冷凍保存した茹でカリフラワーの活用方法についてご紹介します。
2019年01月23日
白くてモコモコした見た目が特徴のカリフラワーは、さっくりした食感とクセのない味わいで、茹でても焼いてもおいしくいただけて、使いやすい食材です。今回は、カリフラワーの栄養や茹で方、冷凍保存した茹でカリフラワーの活用方法についてご紹介します。
白くてモコモコした見た目が特徴のカリフラワーは、さっくりした食感とクセのない味わいで、茹でても焼いてもおいしくいただけて、使いやすい食材です。今回は、カリフラワーの栄養や茹で方、冷凍保存した茹でカリフラワーの活用方法についてご紹介します。
カリフラワーは、明治時代初期に日本に伝わりました。見た目がよく似ているブロッコリーと同じく、キャベツの仲間です。日本に入ってきたのはカリフラワーが先ですが、カリフラワーの起源はブロッコリーが突然変異したものとされています。
カリフラワーの白い部分は花蕾(からい)、つまり、つぼみの部分です。最近では紫やオレンジなど、カラフルなカリフラワーも出回っています。
通年手に入るカリフラワーですが、旬は11月~3月で、冬のものは甘みが増します。ビタミンCと食物繊維が多く、ナトリウム(塩分)を排泄してくれるカリウムも豊富です。実はブロッコリーのほうがビタミンC含有量は多いのですが、カリフラワーのビタミンCは加熱に強いため調理後の含有量は同じぐらいになります。
カリフラワーは味にクセがなく、さまざまな料理に使えるので、固めに茹でて小分けにして冷凍保存すると便利です。自然に、もしくは電子レンジで解凍してもいいですし、煮物や汁物に使う場合には凍ったまま使用しても大丈夫です。
生のカリフラワーは、あまり日持ちしません。購入したら早めに茹でる・焼くなどの加熱処理をして保存しましょう。茹でて冷凍すると、あとから使い勝手がよいのでおすすめです。
では、保存するための下準備を見ていきましょう。
次に、茹でて冷凍したカリフラワーの活用方法をご紹介します。
保存容器に冷凍したカリフラワーと調味しただし汁を入れ、一晩置けばおひたしになります。
冷凍したカリフラワーを三杯酢に一晩つければ即席ピクルスになります。三杯酢は、お酢:しょう油:みりんを1:1:1で合わせ、加熱してアルコールを飛ばせば出来上がりです。
冷凍したカリフラワーは、シチューやカレーの具材としても適しています。凍ったまま他の野菜と一緒に調理してください。じゃがいもの代わりに使えば、食べごたえを維持しつつカロリーや糖質を抑えることができます。
茹で方や保存方法はほとんどブロッコリーと同じですから、カリフラワーも気軽にご活用いただきたい食材のひとつです。今までカリフラワーはあまり使っていなかったという方は、まずは茹でカリフラワーにドレッシング、のようにシンプルな温野菜として使い始めてみてはいかがでしょうか。