2016年07月04日

温泉|黄金崎不老ふ死温泉(青森県) 日本海の絶景を望む名湯

青森県西津軽郡深浦町の「黄金崎不老ふ死温泉」は、日本海へ開けた素晴らしい景観と、特徴のある泉質で広く愛されている名湯。同名の温泉旅館で宿泊や立ち寄り湯ができるようになっています。近隣には屋久島、知床、小笠原諸島と並んで世界自然遺産に登録されている「白神山地」があり、大規模なブナの原生林、透明度が高く青いインクを流したようなクリアブルーの水が有名な十二湖青池(じゅうにこあおいけ)など、手つかずの美しい自然が残されています。


青森県西津軽郡深浦町の「黄金崎不老ふ死温泉」は、日本海へ開けた素晴らしい景観と、特徴のある泉質で広く愛されている名湯。同名の温泉旅館で宿泊や立ち寄り湯ができるようになっています。近隣には屋久島、知床、小笠原諸島と並んで世界自然遺産に登録されている白神山地があり、大規模なブナの原生林、透明度が高く青いインクを流したようなクリアブルーの水が有名な十二湖青池(じゅうにこあおいけ)など、手つかずの美しい自然が残されています。

日本海のすぐそばを駆け抜けながら温泉へ

画像提供:黄金崎不老ふ死温泉

 

黄金崎不老ふ死温泉への道は、車道も鉄道も日本海がすぐそこに迫る絶好のロケーション。天候に恵まれれば気持ちのいいドライブができますし、青森駅・弘前駅から秋田駅間を走る臨時快速列車「リゾートしらかみ」(※)に乗り込んで、大きな窓から日本海を眺めながら旅するのもおすすめです。ちなみに、リゾートしらかみは黄金崎不老ふ死温泉最寄り駅の「艫作(へなし)駅」には停まりませんが、隣の「ウェスパ椿山駅」から無料送迎バスに乗ることができます。

※季節により運行していない日がありますので、運行情報はJR東日本HPをご確認ください。

夕陽を眺めながらの露天風呂は宿泊客の特権

画像提供:黄金崎不老ふ死温泉

 

画像提供:黄金崎不老ふ死温泉

 

不老ふ死温泉の泉質は、よく温まり湯冷めしにくいといわれる「塩化物泉」。主な効能は神経痛、腰痛、リウマチ、創痛、皮膚病とされていますが、美肌成分のメタケイ酸と炭酸水素イオンも豊富で、漂う鉄の香りが特徴的です。
名物「海辺の露天風呂」は、混浴(写真/2点とも)と女湯の2カ所。どちらも海岸と一体化した開放感あふれる湯船で、遠い水平線を眺め、波の音と潮風を感じながら温泉を楽しむことができます。ちなみに、立ち寄り湯でこの海辺の露天風呂を利用できるのは朝8時~夕方16時(受付15時30分)まで。沈む夕陽が日本海を染める絶景中の絶景を露天風呂で味わえるのは、宿泊客だけの特権となっています。

パノラマ展望露天風呂からも日本海を望める

画像提供:黄金崎不老ふ死温泉

 

不老ふ死温泉には新館「不老ふ死の湯」、本館「黄金の湯」の2つの内風呂があります。海辺の露天風呂には洗い場がありませんので、露天風呂に向かう前にこの内風呂で身体を洗います。
宿泊者専用の「不老ふ死の湯」にはサウナやパノラマ展望露天風呂(写真)があり、ここからも日本海の絶景を楽しむことができます。また、「黄金の湯」は、立ち寄り湯でも20時(受付19時30分)まで利用できますので、日帰りの方にもおすすめです。

日本海と温泉の魅力を存分に味わって

画像提供:黄金崎不老ふ死温泉

 

眺望に優れ、泉質でも評価の高い不老ふ死温泉ですが、魅力はそれだけではありません。青森といえば大間のマグロが有名ですが、その大間よりも水揚げ高があるという地元・深浦産のマグロなど、地場産食材を活かしたメニューがそろう食事処もぜひ押さえておきたいところです。立ち寄り湯でふらっと訪れるのもよいですが、遠方からのアクセスや、宿泊客だけのお楽しみも多いことを考えると、宿泊プランでゆっくりするのがおすすめ。白神山地などの周辺観光も併せて、じっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。

※掲載されている情報は平成28年5月現在のものです。