箕面大滝(みのおおたき)は、箕面公園内の最奥にあり、「日本の滝百選」にも選ばれています。自然豊かな森林公園で、植物は約984種、もみじも約12種類と、大阪では有名な紅葉スポットです。
2016年01月18日
箕面大滝(みのおおたき/大阪府)は、箕面公園内の最奥にあり、「日本の滝百選」にも選ばれています。自然豊かな森林公園で、植物は約984種、もみじも約12種類と、大阪では有名な紅葉スポットです。渓流に沿って整備された「滝道(たきみち)」を散策すると、大自然が堪能できます。
箕面大滝(みのおおたき)は、箕面公園内の最奥にあり、「日本の滝百選」にも選ばれています。自然豊かな森林公園で、植物は約984種、もみじも約12種類と、大阪では有名な紅葉スポットです。
大阪市内から電車で30分前後とアクセスがよいため、地元の方に親しまれている公園です。最寄りの阪急箕面駅から箕面大滝までは、渓流に沿って整備された「滝道(たきみち)」が通っています。今回は、滝道沿いに散策するルートをご紹介します。
箕面公園には個性的な2つのお寺があります。 箕面公園に入ってまず立ち寄るのは「聖天宮西江寺」。このお寺に古くから伝わる「懸想文(けそうぶみ)」とは、今でいうラブレターのこと。縁談や商売繁盛、家内安全の御札として残っています。良縁を求める参拝者でにぎわっています。
もうひとつは宝くじの元となった富くじ発祥の地とされる「箕面山瀧安寺」。こちらの富くじは約950年前からあったとされています。当たりを得た人には「大福御守(だいふくおまもり)」が授けられ、強いご利益があったとか。明治時代以降中止されていましたが、2009年から復活し、毎年10月10日に古式に則り執り行われています。 (画像は箕面山瀧安寺)
画像提供:箕面市
珍しい昆虫を多数展示している「昆虫館」。目玉は、たくさんのチョウが放し飼いされている「放蝶園」です。毎日約10匹のチョウが羽化しており、羽化したチョウは毎日13時~14時に「放蝶園」に放たれます。事前に受付をすると放蝶にチャレンジできますよ。
画像提供:箕面市
瀧安寺から大滝に向かって歩くと、入り口に二宮金次郎像がある建物があります。こちらは現在の日本の繁栄を築いた偉人たちの信念・言葉・歴史が展示された資料館「時習堂」。椅子やソファもあって、館内にある書籍をゆっくり閲覧することができます。故松下幸之助氏の書や語録本などを読んでいるうちに、人生のヒントがひらめくかもしれません。
いよいよ公園の最奥「箕面大滝」に到着です。落差33mの水の流れ、響き渡る水音はまさに大自然! 春の新緑や秋の紅葉が人気ですが、冬の寒さの中の風情もまた捨てがたい趣です。また、夏はあざやかな緑と身体にかかる水しぶきが涼しげで、季節感豊かなスポットとなっています。滝見橋(たきみばし)から大滝を見るアングルは、写真撮影に最適です。
画像提供:箕面市
箕面公園やその周辺にはお土産店やお食事処が点在していますが、絶対に食べたいのが「もみじの天ぷら」。秋に収穫した食用モミジを厳選して塩漬けし、カラッと揚げる珍しいお菓子です。食べ歩きサイズとお土産用サイズがあります。カリッとした歯ごたえがクセになる一品です。
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阪急箕面駅の改札外にある「もみじの足湯」。入場料150円でオリジナルタオルが付いてきます。散策スタート前に観光パンフレットを見ながら入るのもよし、帰り道に疲れた足を癒やすのもよしの人気スポットです。
※掲載されている情報は平成28年1月現在のものです。
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