2022年11月11日

健康メニュー|ホット野菜ジュースのアレンジ術

店頭では冷蔵ケースで販売されていることも多い野菜ジュース。それだけに「冷たいまま飲まなければ美味しくない」、「寒い季節には体が冷えてしまう」と考えている方も多いかもしれません。でも、実は野菜ジュースの多くはホットでも美味しくいただけます。今回は、あたためて飲む野菜ジュースのアレンジ法についてご紹介します。


 

店頭では冷蔵ケースで販売されていることも多い野菜ジュース。それだけに「冷たいまま飲まなければ美味しくない」、「寒い季節には体が冷えてしまう」と考えている方も多いかもしれません。でも、実は野菜ジュースの多くはホットでも美味しくいただけます。今回は、あたためて飲む野菜ジュースのアレンジ法についてご紹介します。

いつもの野菜ジュース、冬はぜひホットで

ちょっとしたアレンジで飽きずに続けられる

野菜の栄養も摂れて、体の中からじんわりあたたまる、寒い季節にはおすすめのホット野菜ジュース。あたためてそのまま飲んでも美味しいですが、トマト系、にんじん系など味のベースに合わせて調味料などを足し、ちょっとアレンジすることで、毎日新鮮な味を楽しめます。

おみそ汁風の落ち着く味「味噌+ホット野菜ジュース」

トマト系の野菜ジュースがおすすめ

トマトと味噌はどちらもうま味成分「グルタミン酸」を豊富に含んでいますから、トマト系の野菜ジュースと味噌はまさに絶好の組み合わせ。洋風野菜と和の調味料とは思えないほど調和の取れた味になります。野菜ジュースが多めならコクのあるスープ風、味噌が多めならおみそ汁風と味わいも違ってくるので、少しずつ試しながらお好みの分量を見つけてみましょう。

トマトと味噌の組み合わせについて詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

液体味噌で手軽に作っても、鍋でじっくり煮込んでも

器に注いだホット野菜ジュースに、ボトルに入った液体味噌や顆粒味噌を注いでよく混ぜるだけでも美味しく召し上がれます。また、鍋であたためた野菜ジュースにお好みの具材と味噌を加えれば、献立を彩る汁物にもなりますよ。

濃厚な味わいが広がる「バター+ホット野菜ジュース」

トマト系にもにんじん系にも合う万能アレンジ

さっぱりとした野菜ジュースに濃厚な味わいを加えてくれるひとかけのバター。器に注いだホット野菜ジュースによく溶かすだけで、ゆっくり時間をかけて飲みたい味になります。「ひとかけ」の量は、野菜ジュース100~200ミリリットルに対して、5~10グラムくらいがおすすめ。これも、お好みに合う分量を探ってみてください。

バターの代わりにオリーブオイルでヘルシーに

バターのエネルギー量が気になる方は、オリーブオイルをひとさじ加えてヘルシーにアレンジしても美味しくいただけます。さらにバジルと粉チーズを加えて、イタリアン風にするのもおすすめです。

スープらしい味わいが増す「コンソメ+ホット野菜ジュース」

味を問わない万能アレンジ

「コンソメ+野菜ジュース」は、料理のレシピなどに登場することも多い組み合わせ。具材を加えなくても、うま味と塩味が加わったシンプルなスープとして美味しくいただけます。「コンソメ+水」でスープを作る場合、目安はコンソメ5グラム(キューブ1個)に対して水300ミリリットルほどといわれますが、野菜ジュースの場合はジュース自体の味も加わりますから、コンソメはもっと控えめの量でOK。少しずつ加えて、ちょうどいい味に仕上げましょう。

黒コショウやパセリ、粉チーズなどをプラスしても

召し上がる直前に黒コショウやパセリを加えれば、スパイシーな香りや爽やかな香りも楽しめてより深い味わいに。粉チーズでうま味をさらに足すのもおすすめです。

ポタージュやスイーツのようなやさしさ「牛乳・豆乳+ホット野菜ジュース」

 

トマト系の野菜ジュースはポタージュ風に、にんじん系だと甘くミルキーに

牛乳や豆乳をトマト系のホット野菜ジュースに加えると、酸味がまろやかになり、牛乳と生クリームで仕立てたポタージュスープのようなやさしい味わいに。にんじん系は、ジュースはジュースでもミックスジュースのような、ミルキーでまったりとした飲み心地に変化します。野菜ジュースが苦手な方にもおすすめのアレンジです。

「牛乳+トマト系」や、「豆乳+ホット野菜ジュース」はあたため過ぎに注意!

牛乳・豆乳でアレンジする際に気をつけたいのが、組み合わせや温度です。トマト系の野菜ジュースに牛乳を加えた場合、トマトの酸味成分と牛乳のたんぱく質が反応して、カッテージチーズのようなポロポロした塊ができてしまいます。また豆乳の場合はトマト系でもにんじん系でも、加熱し過ぎることでたんぱく質が分離し、同じようなポロポロした塊ができます。混ぜてからあたためるのではなく、あたためた野菜ジュースにサッと加えるようにしましょう。

ご紹介したアレンジ法は「バター+コンソメ+ホット野菜ジュース」や、「味噌+牛乳+ホット野菜ジュース」のように複数を組み合わせるのもおすすめです。世田谷自然食品で販売している野菜ジュース各種は、野菜本来が持つうま味・甘みを余すところなく引き出し作り上げているので、ホット野菜ジュースにぴったり。毎日、いろいろな味で楽しんでみてくださいね。