2021年12月28日

健康法|お家も心もスッキリ! 大掃除のコツ

新年を気持ちよく迎えるための年末の大掃除ですが、掃除が苦手だったり面倒に感じたりしている方は多いのではないでしょうか。掃除をするとお家がスッキリするだけでなく、精神安定効果やフィットネス効果もあると知れば、きっと重い腰も上がるはず。大掃除の効果や、やる気スイッチが入る大掃除のコツをご紹介します。


 

新年を気持ちよく迎えるための年末の大掃除ですが、掃除が苦手だったり面倒に感じたりしている方は多いのではないでしょうか。掃除をするとお家がスッキリするだけでなく、精神安定効果やフィットネス効果もあると知れば、きっと重い腰も上がるはず。大掃除の効果や、やる気スイッチが入る大掃除のコツをご紹介します。

心が軽くなる? 大掃除の効果とは

 

「部屋の乱れは心の乱れ」という言葉がありますが、部屋の状態は心の状態を映す鏡です。心に余裕がないと、部屋のなかが散らかってしまいがち。雑然とした部屋で過ごしていると、注意力が散漫になり、余計に片付けをしたくなくなるという悪循環に陥ってしまいます。掃除をして身のまわりを整えておくと、気持ちが前向きになり、心の健康によい影響を与えます。ほかにも、掃除をすることで得られるメリットはたくさんあります。

ストレスが解消され、達成感を得られる

掃除機をかけたり、雑巾で拭いたり、ものを動かしたり……。掃除にはいろいろな作業があり、知らず知らずのうちに体を動かしています。体を動かすとストレスが解消され、部屋が片付くと達成感を得られます。

空気がきれいになり、心地よく暮らせる

掃除が行き届いていない部屋は、ホコリやカビなどによって空気が汚れている可能性があります。放っておくと、アレルギー性鼻炎や気管支喘息などの引き金になることも。心身の健康のために、部屋の空気は常にきれいに保ちたいものです。

ムダな買い物が減り、節約につながる

使いたいものが使いたい時に見つからず、そのたびに新しいものを買っていませんか?また、せっかく買ったのに使う機会がなく、しまいこんでいたものが思わぬ時に出てくることがあるかもしれません。整理整頓をして、ものの置き場所をきちんと決めておくと、ムダな買い物が減って節約につながります。

大掃除でダイエット! 消費カロリーは意外と高い

 

寒くて外出が億劫になる季節は、運動不足になりがち。ダイエットのために運動をしようとするとハードルが高く感じられますが、大掃除は家のなかで簡単に取り組めるエクササイズです。そこで、代表的な掃除の消費カロリーや、運動効果を高めるポイントを見ていきましょう。

掃除の消費カロリー(30分あたり)

・掃除機がけ…約100~150キロカロリー
・お風呂掃除…約100キロカロリー
・雑巾がけ…約100キロカロリー
・窓拭き…約100キロカロリー
・部屋の片付け…約100~150キロカロリー

消費カロリーは体重によって異なりますが、同じ時間のウォーキングに匹敵する消費カロリーといえるようです。また、ひとつひとつの動きを行う時にひと工夫を加えると、より運動効果を高められます。

掃除機がけでヒップアップ

掃除機を前に動かす時、片方の脚を床から浮かせて後ろに蹴り上げるように伸ばします。この状態を少しキープしたあと、上げていた脚を前に戻しながら掃除機を元に戻します。これを左右で繰り返しながら掃除機がけをすると、おしりの筋肉を強化できます。

拭き掃除で全身運動

床や窓などの拭き掃除は、さまざまな筋肉を使います。窓を拭く時は脚を肩幅に広げて立ち、腕をしっかり伸ばして動かすと二の腕のエクササイズになります。低いところを拭く時はスクワットをしながら取り組むと、体幹を鍛えることにもつながります。

簡単にきれいになるところから取り組んで、大掃除のやる気をアップ

 

大掃除をしなければならないと分かっていても、イマイチやる気が出ない……ということがあるかもしれません。そこでおすすめなのが、捨てるべきものの判断がつきやすい冷蔵庫や、ものが少なく範囲が狭いトイレなど、取りかかりやすいところから大掃除を始めることです。

冷蔵庫の食材や調味料をチェック

クリスマスやお正月とイベントが続き、年末年始は冷蔵庫がいっぱいになりがち。賞味期限が切れているものは処分し、冷凍して日が経った肉や野菜があれば、これを機会に食べ切ってしまいましょう。

トイレ掃除は短時間で効率よく

トイレは面積が小さく、サッと大掃除に取り組める場所。便座と便器のすき間、床と壁の境目など、普段の掃除では手が行き届かないところを重点的に掃除しましょう。「15分で終わらせる」と時間を決めるのもいいですね。

年末恒例の大掃除。お家だけでなく心と体もスッキリさせて、すがすがしい新年を迎えましょう。