2020年12月16日

美容法|年齢とともに大きくなったと感じる顔は生活習慣の見直しと頭皮マッサージで改善

年齢とともに、顔が大きくなったように感じる……そんな方は多いのではないでしょうか。顔のたるみや髪質の変化など、加齢によって人の顔はタテ長にボリュームアップしたように見えてしまいます。姿勢の悪さでさらに悪化してしまうことも。今回は、顔が大きくなる原因と、生活習慣の見直しや頭皮マッサージなどの、対策方法をご紹介します。 世田谷自然食品がお届けする、健やかで楽しい人生を応援するライフスタイル情報サイト。


 

年齢とともに、顔が大きくなったように感じる……そんな方は多いのではないでしょうか。顔のたるみや髪質の変化など、加齢によって人の顔はタテ長にボリュームアップしたように見えてしまいます。姿勢の悪さでさらに悪化してしまうことも。今回は、顔が大きくなる原因とその対策をご紹介します。

加齢によって顔が大きくなる理由

 

若いころよりも顔の下半分にボリュームが出て、面長になってきたように感じることはありませんか。輪郭もぼんやりとしてなんだか大顔な印象……それはエイジングや生活習慣によって引き起こされているのかもしれません。まずは、顔が大きくなったと感じる原因を見ていきましょう。

生え際の髪が薄くなり額が広がる

30歳を過ぎた辺りから、髪の成長を促す女性ホルモンのエストロゲンが徐々に減少します。すると抜け毛によって生え際が後退し、おでこが広くなった印象に。その分、顔がタテ長に伸びたように見えてしまいます。また、根元の白髪が増え、生え際の色が淡くなることも顔全体が広がったように見える原因です。

顔のたるみ

年齢を重ねるごとに皮膚が伸び、たるみが生じます。ハリのない肌では頬の脂肪を支えきれなくなり、頬が下がり、顔の重心が下降。さらに表情筋が衰えると、ますます顔の脂肪を支えられなくなってしまいます。そのままにしておくと、たるみによって顔の輪郭がゆるみ、首との境が曖昧に。顔がひと回り大きくなった印象になってしまいます。

体のゆがみ

人の頭部は、約5キログラムあるといわれています。それを支える骨格にゆがみがあると、無理な姿勢で頭を支えることに。首や肩まわりの筋肉が不自然に発達してしまい、首が短く顔が大きくなったように見えてしまいます。また、長時間のパソコン作業によって猫背やうつむく姿勢が定着していると、フェイスラインのたるみが進行し、顔の下半分にボリュームが出てしまうのです。

今すぐできる小顔に見せる工夫

 

たるみを予防するために表情筋を鍛えたり、マッサージを取り入れたりするのもよいのですが、その効果を実感するまでは時間がかかるもの。いつものメイクやヘアアレンジで小顔に見せることができたらうれしいですよね。ここでは、すぐに取り入れられる小顔に見せるテクニックを紹介します。

姿勢を正す

猫背で顎が上がっていると、顔のエラが目立ち大顔な印象に見えます。骨格のゆがみを防ぐうえでも正しい姿勢でいることは重要ですが、背筋を伸ばし、顎を軽く引いた美しい姿勢をキープすると、それだけでぐっと小顔に見せることができます。

メイクにシェーディングを取り入れる

 

メイクで面長な顔を短く見せるなら、シェーディングが効果的。シェーディングとは、影色をわざと入れることで立体感や小顔を演出するテクニックです。入れ方は簡単。顔色よりワントーン暗いシェーディングパウダーを化粧筆にとり、おでこの生え際の髪の隙間を埋めるようにポンポンと小刻みに動かしながら影色を入れていきます。顎先にも軽く影を入れると、さらに面長な印象を軽減できます。シェーディングは影色を入れていることが分からない程度に控えめにするのが、自然に見せるコツです。

ヘアアレンジはボリュームを意識

髪の分け目をふわりとさせ、ヘアアレンジで髪に揺れ感を作り、顔だけに視線が集まらないように工夫しましょう。分け目は、直線ではなくジグザグにとると、髪がふわりと立ち上がります。また、まとめ髪にするときは、もみあげ、こめかみ、襟足から細い毛束を2、3本とり、後れ毛を出すと顔まわりのボリュームをカバーできます。

頭皮マッサージでたるみを解消

 

顔を大きく見せる原因のひとつが顔のたるみ。これを防ぐために取り入れたいのが顔の皮膚とつながっている頭皮のマッサージです。加齢や眼精疲労により頭部の筋肉がこると、頭頂部の筋肉が突っ張り、顔の皮膚を引き上げる力が弱まります。すると顔のたるみが加速。簡単なマッサージで血流のよい、柔軟な頭皮を保ちましょう。

1.耳の裏側から頭頂部をほぐす

親指以外の4本の指を折り曲げ、耳の裏側の側頭部に指の第1関節が当たるように置きます。4本の指それぞれの関節で頭皮を動かすイメージで、ぐるぐるともみほぐしていきます。頭頂部へ向かって少しずつ場所をずらしながら、痛気持ちいいくらいの力でほぐしていきましょう。

2.後頭部をほぐす

1と同様に、両手の4本の指を折り曲げ、うなじ部分に指の第1関節を当てます。そのまま後頭部をほぐすように、頭のてっぺんへ向かってほぐしていきましょう。

3.指の腹で頭皮を引っ張り上げる

1でもみほぐした側頭部に、今度は4本の指の腹を当てます。皮膚を骨から引き離すイメージで、頭皮を頭頂部に向かって引っ張り上げましょう。耳の裏から頭頂部までの頭皮を動かしたら、うなじから頭頂部への後頭部の部分をマッサージしてきます。

頭皮マッサージを続けると、顔がリフトアップし、目がすっきりと開きやすくなります。小さな変化を積み重ね、輪郭の締まったすっきりとした小顔を目指しましょう。