2020年05月25日

ヘアケア|自分に合うのはどのタイプ?ヘアスタイリング剤の種類を知ろう

スタイリングがうまくいかず、なかなかヘアスタイルが決まらない……。その原因は、ヘアスタイリング剤(整髪料)にあるのかもしれません。毎日思い通りの髪型に仕上げるために、ヘアスタイリング剤は重要なアイテム。とはいえ、ワックスやムース、スプレーと、種類が豊富で自分に合うのはどのタイプの物なのか、迷ってしまいますよね。今回は、ヘアスタイリング剤の種類や基本的な使い方などをご紹介します。


 

スタイリングがうまくいかず、なかなかヘアスタイルが決まらない……。その原因は、ヘアスタイリング剤(整髪料)にあるのかもしれません。毎日思い通りの髪型に仕上げるために、ヘアスタイリング剤は重要なアイテム。とはいえ、ワックスやムース、スプレーと、種類が豊富でどれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。今回は、ヘアスタイリング剤の種類や基本的な使い方などをご紹介します。

ヘアスタイリング剤の種類と特徴

 

髪型を整えるのに欠かせないヘアスタイリング剤。さまざまな種類があり、その効果も多岐にわたります。まずは、代表的なヘアスタイリング剤の種類と特徴を見ていきましょう。

ヘアワックス

髪の毛に束感を出したり、毛先に動きを付けたりするために使います。繊維を含み糸を引くように伸びるファイバータイプ、ややドライな質感でキープ力が高いマットタイプ、2つの中間的な性質をもち、どんな髪型・髪質にも使いやすいクリームタイプなどがあります。

ヘアムース

泡状のヘアスタイリング剤で、乾くと固まるのが特徴です。水分量が多いため髪の毛になじみやすく、パーマのウェーブをしっかりと出したい時や、濡れたような質感に仕上げたい時におすすめ。しっとり感を保ちながら、ヘアスタイルも長時間キープしてくれます。

ヘアクリーム・ヘアミルク

水分と油分をバランスよく含み、髪の毛にうるおいを与えてしっとり整えるタイプ。広がりやパサつきも抑え、扱いやすい状態に導きます。スタイリング力は比較的弱いため、ナチュラルな仕上がりがお好みの方にぴったりです。

ヘアスプレー

髪型をキープさせるため、スタイリングの仕上げに使います。しっかりと固定するハードタイプや、空気を含んだようにふんわりと仕上げるソフトタイプなどがあります。ハードタイプは、前髪や頭頂部の髪の毛を持ち上げたい時や、ヘアアレンジをした時に向いています。ソフトタイプは巻き髪をきれいに保つのに適しています。

ヘアスタイリング剤の基本的な使い方

 

続いて、ヘアスタイリング剤の基本的な使い方をご紹介します。使うタイミングや量は商品によって異なるため、パッケージに記載されている説明もあわせて確認してください。

ヘアワックス

髪の毛が濡れているとヘアワックスが髪の毛になじみにくいため、乾いた状態で使うのがおすすめ。適量を取り、両手の手のひら全体に伸ばします。まずは髪の毛の内側、続いて毛先に向かって手ぐしを通すように少しずつ付けていきましょう。動きを出したい部分は指先でねじるようにすると束感が生まれます。

ヘアムース

パーマヘアの場合は、使用前に髪全体を軽く濡らします。ピンポン球の大きさを目安にして手のひらに取ったら、くしゅくしゅとやさしくもみ込むようにしてウェーブを出していきましょう。そのあとは自然乾燥でOKです。ストレートヘアの場合は、事前にブローをして毛流れを整えておくときれいに仕上がります。

ヘアクリーム・ヘアミルク

濡れた髪と乾いた髪のどちらにも使えますが、よりしっとりとした質感にしたい場合は、濡れた髪に使ったあとにドライヤーをかけるのがおすすめ。はじめは少量を手に取って手のひらに伸ばし、毛先を中心に内側からなじませます。足りない部分は薄く重ねづけをしましょう。

ヘアスプレー

広範囲に満遍なく付くよう、髪の毛から20~30センチ離して表面全体にスプレーします。前髪や頭頂部などボリュームがほしい部分は、髪の毛を少し持ち上げて内側にスプレーしましょう。細かな毛流れをつくりたい場合は、親指と人さし指で毛束をつまみ、根元から中間にかけてひと吹きすると立体感が出ます。

自分に合ったヘアスタイリング剤を選ぶには

 

ヘアスタイリング剤を選ぶ時に重要なのは、自分のヘアスタイルの特徴や髪質をしっかり把握しておくこと。最後に、なりたい仕上がりに応じたおすすめのヘアスタイリング剤をご紹介します。

<ボリュームや動きを出したい>

毛流れに立体感や奥行きを出すにはヘアワックスが適しています。例えばショートヘアは頭のシルエットが美しく見えるようにスタイリングするのがポイント。ワックスを髪全体にもみ込むようにしてなじませたら、頭頂部から後頭部にかけてはある程度ボリュームを出し、襟足にかけてはボリュームを抑えるようにします。また、顔まわりの毛先に動きを出すことで表情がいきいきとして見えます。

<広がりを抑えやわらかい質感にしたい>

クセやうねりによる広がり、乾燥によるパサつきが気になる時は、ヘアクリームやヘアミルクを使いましょう。スタイリング時だけではなく、就寝前のヘアケアに使うと翌朝のまとまりがよくなります。ただし、効果を期待するあまりたくさん付けるとべたつきの原因になるため要注意です。

<ヘアスタイルを長時間キープしたい>

キープ力の強いヘアワックスやヘアムースでセットしたあとの仕上げにヘアスプレーを使うと、理想のヘアスタイルを保つことができます。特に崩したくない部分やクセづけをしたい部分は、ヘアスプレーを指に出して髪の毛をなでるようにして付けましょう。

ヘアスタイルがきれいに決まると、毎日のお出かけがぐっと楽しくなります。自分にぴったりのヘアスタイリング剤を見つけて、思い通りの印象に仕上げてみてくださいね。