2020年05月13日

メイク|若々しい印象と引き締まった小顔をつくるチークの選び方&入れ方

メイクの仕上げに使う「チーク」は、肌の血色をよく見せ、表情に華やかさや立体感を出す役割があります。選ぶカラーや入れ方を工夫すれば、気になる肌悩みをカバーでき、フェイスラインを引き締めて見せる小顔効果も期待できます。しかし、年齢を重ねて肌質や顔立ちが変わると、若い頃と同じメイクが似合わなくなることも……。今回は、若々しい印象になる、年齢に合ったチークの選び方と入れ方をご紹介します。


 

メイクの仕上げに使う「チーク」は、肌の血色をよく見せ、表情に華やかさや立体感を出す役割があります。選ぶカラーや入れ方を工夫すれば、気になる肌悩みをカバーでき、フェイスラインを引き締めて見せる小顔効果も期待できます。しかし、年齢を重ねて肌質や顔立ちが変わると、若い頃と同じメイクが似合わなくなることも……。今回は、年齢に合ったチークの選び方と入れ方をご紹介します。

チークにはどんな種類がある?

 

チークといえば、パウダータイプを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、それ以外にもさまざまな質感や形状のチークがあることをご存じでしょうか。まずは、チークのタイプごとに特徴を見ていきましょう。

パウダータイプ

粉が固められた「ブレスト状」のものと、粉のままの「ルース状」のものがあり、ブラシやパフに取って使います。特徴は、軽いつけ心地でふんわりとした質感に仕上がること。色味の調整がしやすくムラになりにくいので、チークに慣れていない方でも使いやすいでしょう。肌質を問わず使えますが、肌が乾燥しているときれいに発色しなかったり、パウダーが肌の水分を奪ってしまったりすることがあるため、乾燥肌の方は注意が必要です。

クリームタイプ

クリーム状でやわらかく、肌なじみがよいタイプです。つける時はブラシではなく指を使いますが、頬に直接塗布できるスティック型のものもあります。パウダータイプに比べると色持ちがよく、健康的なツヤのある質感に仕上がります。水分や油分を含むためカサつきにくく、乾燥肌の方におすすめ。一方、肌のベタつきが気になる方が使うと崩れやすくなることがあります。

リキッドタイプ

マニキュアやリップグロスのようなボトルに入っていることが多い、ややとろみのある液体状のチーク。発色のよさとみずみずしい感触が特徴で、肌の内側からにじみ出たような血色感のある仕上がりが魅力です。水分量が多いことから、肌に密着しやすく落ちにくいのも特徴。チークとしてだけではなく、リップとして使えるアイテムもあります。

大人の女性ならではのチークの色選び

 

大人の女性がチークを使う時に気をつけたいのが、色選びです。色選びを間違うと、肌がくすんで見えたり若づくりに見えたりと、不自然な仕上がりになってしまいます。そこで、自分に似合うチークの色を選ぶコツを2つご紹介します。

暗い色より華やかな色を

肌から浮かないようにしたいからと地味な色のチークを選ぶと、大人の女性の肌はかえってどんよりとして見えてしまいます。なぜなら、年齢を重ねると、若い頃と比べて肌の色がくすみ、シワやたるみで頬に影ができていることが多いからです。肌の色に近いベージュ系はできれば避けるのがよいでしょう。明るい色のチークはなんとなく抵抗があるかもしれませんが、赤系やピンク系をベースにした鮮やかな色を取り入れてみてください。肌の血色感を補ってくれます。

指先を使った簡単チェック方法

左右どちらかの手のひらを上に向け、指の第1関節あたりをもう片方の手で軽くつかみます。すると、手のひらを上に向けたほうの指先が少し赤くなります。その時に見える血色が、自分の肌に自然になじむチークの色の目安。指とチークを見比べてみて、近い色を選ぶのがおすすめです。

ほかに、パーソナルカラーを参考に色選びをする方法もあります。
パーソナルカラーについては、以下の記事も参考にしてみてください。

チークを上手に入れるテクニック

 

効果的に使うことで顔の悩みをカバーすることができるチーク。その入れ方にはいくつかポイントがあります。最後に、チークを使って若々しい表情をつくるためのテクニックを解説します。

高めの位置に入れてリフトアップ

顔全体を引き締まった印象に見せるには、高めの位置にチークを入れるのがポイント。頬の最も高いところから耳側の髪の毛の生え際に向かって引き上げるように入れることで、リフトアップ効果が期待できます。
チークを入れ始める起点の目安は、目尻の骨のくぼみから指2本分下の位置。起点にチークをのせたら、ブラシを使う時は横向きに肌をやさしくなでるように、指を使う時は指の腹でポンポンとスタンプを押すように、色をぼかしながら広げていきましょう。

ひと手間で塗りすぎ防止&ムラのない仕上がりに

チークが濃すぎると実年齢以上の印象に見えてしまいがち。塗りすぎを防ぐため、パウダータイプはブラシ全体にチークをたっぷり含ませ、ティッシュペーパーの上で余分な粉を払ってから肌にのせましょう。クリームタイプやリキッドタイプは、一度適量を手の甲に取ってから少しずつ肌にのせます。どちらの場合も、チークを入れたあとに手のひらで軽くハンドプレスをすることで、より肌に密着し自然な仕上がりになります。

チークは顔の印象を左右する、重要なポイントのひとつ。自分に似合う色のチークを取り入れて、日々のメイクを楽しんでくださいね。