2020年04月27日
“デコルテまでが顔”という言葉があるように、デコルテは、人の目に付きやすく、年齢が出やすいパーツです。しかし、顔のスキンケアは入念に行っていても、デコルテのケアは意外と見落としてしまっているかもしれません。春は着こなしが軽やかになり、首元が開いたトップスを身につけることが多くなる季節。自信をもってファッションを楽しみたいものです。今回は、美しいデコルテを目指すための、毎日続けたい簡単ケアをご紹介します。
“デコルテまでが顔”という言葉があるように、デコルテは、人の目に付きやすく、年齢が出やすいパーツです。しかし、顔のスキンケアは入念に行っていても、デコルテのケアは意外と見落としてしまっているかもしれません。春は着こなしが軽やかになり、首元が開いたトップスを身につけることが多くなる季節。自信をもってファッションを楽しみたいものです。今回は、美しいデコルテを目指すためのケアをご紹介します。
デコルテとは、首元から胸元にかけての部分を指します。もともとは“襟ぐりが深い”という意味のフランス語に由来する、ネックラインが大きく開いた洋服のデザインのこと。なめらかでハリのある肌やくっきりと浮きあがった鎖骨が見えると、さりげない女性らしさを演出できます。
顔と同じくらい視線が集まりやすいデコルテは、実は顔よりも皮ふが薄くデリケートな部分。きちんとケアをしないと、知らず知らずのうちに乾燥が進みやすく、シワやたるみなどのエイジングサインが現れてしまいます。また、首元は頭の重さを支えていて、常に相当な負担がかかっています。デコルテには血管やリンパ管が集中しているため、疲労によって流れが滞ると老廃物がたまり、むくみがちになってしまうのです。
若々しいデコルテを手に入れるためには、顔と同じように日ごろからのスキンケアが欠かせません。コツコツと続けることで、美しいデコルテに近づくことができますよ。
お風呂で身体を洗う時、スポンジやタオルでこすっていませんか?皮ふが薄いデコルテは摩擦に弱く、このような洗い方は肌トラブルの原因になります。また、ボディーソープは洗浄力が強いものが多いため、デコルテには洗顔フォームを使うのがおすすめ。身体を洗う時ではなく洗顔と同じタイミングで、ふんわりと立てた泡を手のひらで転がすようなイメージで洗いましょう。
洗ったあとの肌をそのままにしておくと、どんどん乾燥が進んでしまいます。お風呂から上がったらなるべく早めに、化粧水でうるおいを与え、乳液でしっかりと保湿をしましょう。化粧水や乳液は、いつも顔のお手入れに使っているアイテムで十分。この時、鎖骨からフェイスラインにかけて、下から上に向かって手をすべらせるようになじませるのがポイントです。ただし、肌を引っ張ったりこすったりしないように注意してください。
化粧水や乳液でケアをしたあとは、リンパマッサージやストレッチをプラスするとより効果的です。どちらも気軽にできるので、毎日の習慣にしてくださいね。
鎖骨にあるリンパ節は、全身を流れたリンパ液が集まり、最終的に静脈と合流して心臓に流れ込む場所。老廃物が滞ると鎖骨周辺がむくみやすくなるため、デコルテ全体をマッサージして詰まりをほぐしましょう。朝のメイク前に行うと、肌のくすみが晴れ、化粧のりもアップしますよ。
現代人はスマートフォンやパソコンの使用によって、首に疲れがたまりがち。縮こまった首周辺をストレッチによってほぐし、姿勢を改善することできれいに浮き出た鎖骨に近づくことができます。「首が疲れたな」と感じた時にも試してみてください。ストレッチ中は息を止めないよう、楽な呼吸を繰り返しましょう。
女性らしさをぐっと引き立ててくれる、美しいデコルテライン。この春、健康的な肌見せファッションを楽しみませんか?