2019年07月26日

ヘアケア|白髪の原因と対策 適切な白髪染めについて

年齢を重ねるにつれて気になるのが、白髪。服装やメイクに気を遣っていても、うっかり髪の根本が白くなっていると、それだけで印象が変わってしまうこともあるでしょう。白髪の原因を見極めて対策をとり、白髪染めを適切に行うことで、もっと毎日を楽しんでみませんか。


 

年齢を重ねるにつれて気になるのが、白髪。服装やメイクに気を遣っていても、うっかり髪の根本が白くなっていると、それだけで印象が変わってしまうこともあるでしょう。白髪の原因を見極めて対策をとり、白髪染めを適切に行うことで、もっと毎日を楽しんでみませんか。

そもそも白髪の原因とは?

 

白髪の原因はさまざまで、若い頃から白髪に悩む方もいれば、年齢を重ねても黒々とした地毛を保つ方もいます。
白髪は、髪の毛に色を与えるメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなってしまった状態の髪を指します。ここでは、白髪になる主な原因を3つに絞ってご紹介します。

原因1:加齢

加齢に伴い、自然な老化現象として白髪が発生します。ただし、発生する年齢には大きな個人差があるとされています。

原因2:遺伝

白髪になる人、ならない人の差として、遺伝的な要因が強いといわれています。いわゆる若白髪の方などに多く見られる要因とされています。

原因3:ストレスなど

精神的に強いストレスがかかったり、栄養状態が著しく悪い状態だったり、薬の副作用だったりなどで、白髪が生じるとされています。

タイプ別!白髪の種類と対策について

 

​いずれの原因にせよ、髪の毛にしっかり栄養を行き渡らせて、少しでも若々しい地毛を保ちたいもの。
一般的に、わかめや昆布などの海藻類は髪に良いとされていますが、髪に色をつける成分が豊富含まれているとされ、白髪対策にも良い食材なのです。
その他に、どのような対策があるのか、白髪​の​タイプ別に見ていきましょう。

髪の毛の栄養消耗が目立つタイプ

生活習慣が乱れがちな方、生理・妊娠・授乳などのタイミングで無理をしがちな方、加齢による体の不調を感じがちな方に多いとされるタイプです。対策としては、適度な息抜きや良質な睡眠、十分な栄養とバランスの良い食生活を心がけると良いでしょう。黒ゴマやノリなどの黒い食材や、植物性タンパク質とミネラル類が豊富なナッツ類などが良いといわれています。

髪の毛の栄養をつくり出しにくいタイプ

食べても太れない、常に食欲がないなど、胃腸の働きが弱いとされる方に多いタイプです。対策としては、日中はしっかり食べて夜は軽めにする、胃腸に負担をかけない消化吸収の良い食事を意識するなど、胃腸をいたわる食生活を心がけるといいでしょう。座っている時間が長いと胃腸の働きが弱まるともいわれているため、デスクワークが多い方は意識してちょくちょく体を動かすのがおすすめです。

髪の毛に栄養が届きにくいタイプ

ストレスの多い生活を続けていたり、常にイライラを感じていたり、更年期の不調に悩まされていたりする方に多いとされるタイプです。対策としては、頭皮をブラッシングなどでマッサージすることを心がけると良いでしょう。巡りをよくすることで髪の毛に栄養が届きやすくなるとされています。

自宅派?美容院派?適切な白髪染めについて

 

白髪の原因を見極め、対策を講じると共に、適切な白髪染めで若々しい印象を目指せます。お金をあまりかけずに気軽に染めるなら、市販の白髪染めを使用する、多少お金がかかってもプロの手でしっかり仕上げてほしいなら、美容院に通うというように、その時々に合わせて使い分けると良いでしょう。最後に、主要なカラー剤を3つご紹介します。

アルカリ性酸化カラー

主に美容院で使用している白髪染めはこのタイプで、市販のホームカラー剤もこのタイプです。1液で脱色し、2液で着色する方法で、しっかり染まりやすいのが特徴です。体質によっては、薬剤が刺激となる場合もあります。

ヘアマニキュア

染料で髪の表面をマニキュアのようにコーティングするタイプ。他の方法では髪や頭皮が荒れてしまうという方はこのタイプがおすすめ。ただし、色落ちしやすかったり、この後にパーマがかかりづらくなったりする場合もあります。

塩基性カラー

カラートリートメントや白髪染めとして市販されているタイプ。脱色せずに染料を浸透させるため、髪や頭皮に比較的やさしいという特徴があります。ただし、アルカリ性酸化カラーに比べて色落ちしやすいため、こまめに染める必要があります。

自宅で染めるか美容院で染めるか、どんな白髪染めを使うかなど、自分に合った適切な手段を選んで、毎日のおしゃれを楽しみましょう。