2005年ごろのブームから、今なお親しまれている「大人の塗り絵」。大人のために作られた緻密な絵柄の美しさや、色をのせる作業が気分転換になると多くの愛好者を獲得しています。また、はじめる際に必要な道具が少ないのも魅力です。今回は、大人の塗り絵の効果や、楽しむためのコツをご紹介します。
2019年03月11日
2005年ごろのブームから、今なお親しまれている「大人の塗り絵」。大人のために作られた緻密な絵柄の美しさや、色をのせる作業が楽しく、リラックス効果もあるため、気分転換になると多くの愛好者を獲得しています。また、はじめる際に必要な道具が少ないのも魅力です。今回は、大人の塗り絵の効果や、楽しむためのコツをご紹介します。
2005年ごろのブームから、今なお親しまれている「大人の塗り絵」。大人のために作られた緻密な絵柄の美しさや、色をのせる作業が気分転換になると多くの愛好者を獲得しています。また、はじめる際に必要な道具が少ないのも魅力です。今回は、大人の塗り絵の効果や、楽しむためのコツをご紹介します。
塗り絵を最後にしたのはいつでしょうか。子どもの時にはよくしていたけど、大人になってから1度も塗り絵をしてない、という方も多いのではないでしょうか。大人の塗り絵は子ども用と比べて、より繊細な絵柄で自由に色をのせられるのです。
塗り絵を塗る時には、「絵を見る→記憶する→バランスや配色を想像する→色を選ぶ→紙の上に再現する」というように、意外と多くのことを考えて脳が活性化しています。塗り絵に没頭することでほどよい緊張が生まれ、その結果としてストレス解消やリラックス効果があることが分かっています。フランスでは、アートセラピー(芸術療法)のひとつとして、心のケアにも役立てられています。
大人の塗り絵に必要なのは、色鉛筆と塗り絵用の絵だけなので、思いたったらすぐにとりかかることができます。色鉛筆セットは少ないものは12色、多いもので100色以上あり、価格もさまざまです。店頭にでかけるなどして、ご自身にちょうどよいものを選んでください。
塗り絵用の絵は書籍として販売されており、文具店や書籍などで1,000円くらいから入手が可能です。また、ページをコピーして本は塗らずに保管しておけば、何度も使用できるのでおすすめ(私的利用に限ります)。また、インターネットで「大人の塗り絵 ダウンロード」といった単語で検索すると、無料で印刷できるものも見つかります。
大人の塗り絵は楽しむことが第一ですが、塗り絵でリラックス効果を高めるコツをご紹介します。
大人の塗り絵は、自由に色をのせて構わないのですが、久々の塗り絵では色選びに悩んでしまうかもしれません。まずはお手本がある塗り絵からはじめてみるのもおすすめのひとつです。
一気に塗り絵を完成させる必要はありません。根を詰めるとリラックス効果も薄れてしまうので、疲れたなと思ったら鉛筆を置きましょう。1回の塗り絵時間は30分くらいが適度です。大作を選んで毎日少しずつ、日課として進めていくのもおすすめです。
描写の細かな絵のほうが、夢中になりやすく集中力が高まることが分かっています。慣れてきたら、細かい絵にチャレンジしてみてください。
大人の塗り絵は「お手本どおりに塗らなきゃいけない」と思ったり、「毎日欠かさずやろう」と力んだりする必要はありません。自由に、思い立った時にとりかかるのが、ストレス発散や継続につながります。ちょっとした気分転換のひとつとして、大人の塗り絵を気軽にはじめてみてはいかがでしょうか。