2018年07月30日

スキンケア|日焼けした後のケア法 早めの対策でダメージ軽減

日差しの強い季節は、日焼け防止の対策だけでなく、日差しを浴びてしまった肌には、早めの対策でダメージを軽減してあげましょう。今回は、日焼けを放置するリスクと、「日焼けをした後のケア法」をご紹介します。


 

日差しの強い季節は、日焼け防止の対策だけでなく、日差しを浴びてしまった肌のフォローにも気をつけたいところです。今回は、日焼けを放置するリスクと、「日焼けをした後のケア法」をご紹介します。

「うっかり日焼けしたらあきらめる」は禁物!

日傘や日焼け止め、UVカットの衣類など、日焼けを防ぐための対策は広く普及していますが、いざ日焼けしてしまった後のフォローについては、日焼け対策ほど注意していない方も多いのではないでしょうか。
日焼けは単に肌の色が変わるというだけでなく、紫外線によって肌へダメージが加えられた、軽いやけどのような状態でもあります。うっかり日に焼けてしまった時、アフターケアをせずそのまま放置していたのでは、回復が遅れて乾燥やくすみなどお肌の不調を招いたり、シミやしわ、たるみにつながるリスクもあるのです。

予防と同じように重視したい!日焼け後のケア法

 

続いては、日焼け後のケア法についてご紹介していきましょう。

日焼け後のケア法1:肌を刺激しないように冷やす

日焼けした後の肌は熱を持っているため、まずはしっかり冷ますようにしましょう。水のシャワーをかけたり、保冷剤や氷を包んだタオルを当てるなどして、肌のほてりを取っていきます。ただし、肌を刺激しないよう、シャワーの水勢は弱めに、タオルでゴシゴシこすらないように気をつけましょう。

日焼け後のケア法2:こまめにやさしく保湿を

日焼けした肌は保水力が落ちて乾燥しがちになります。日焼けした直後はシートマスクや化粧水を含ませたコットンでパックするなど手厚いケアを心掛けましょう。それ以降も、朝晩のケアに加えて日中も化粧水ミストをスプレーするなど、いつもよりもこまめに保湿ケアをするようにしましょう。ただし、この時も肌を刺激しないよう、化粧水を強くたたき込んだりするのは避けてください。また、肌へ直接保湿ケアをするだけでなく、努めて水を飲むようにするなど、体の内側からの水分補給も気をつけると良いでしょう。

日焼け後のケア法3:引き続き日焼け止め対策も

一度日焼けすると「どうせ焼けてしまったから」と日焼け予防への意欲が落ちたりしがちですが、実際は日焼けで弱ってしまった肌こそ、さらに紫外線のダメージを受けるリスクが高まるのです。日焼けは見た目の問題だけでないことを意識して、日焼けしてしまった後も、対策を欠かさないように心がけましょう。ただし、肌が炎症でヒリヒリするほどの日焼けをした後は、帽子や日傘などでの対策がおすすめ。肌への負担が大きい日焼け止めは、ある程度炎症が治まってからつけるようにしてください。

日焼け後のケア法4:睡眠やバランスの良い食事で内側からケア

日焼け後のケア法2でも少し触れましたが、肌を直接守るだけでなく、新しい肌を生み出してくれる「体の内側からのケア」もぜひ実践したいところです。例えば、質の良い睡眠をとることは成長ホルモンの分泌を促し、肌の新陳代謝をサポートします。
バランスの良い食事も有効です。例えば成長を促進したり、視力や目の角膜を健やかに保ったりするビタミンAや、その元となるβカロテンの摂取、紫外線を浴びることによってつくられ過ぎた活性酸素を取り除く抗酸化力に優れ、日焼けの元となるメラニン色素の働きを抑えるビタミンC、そしてこちらも抗酸化力が高いことから“若返りビタミン”と呼ばれるビタミンEなどを取り入れるよう意識してみると良いでしょう。
食事については、下記の記事も参考にしてみてください。

日に焼けてしまった場合はもちろんですが、日焼け止めをしっかりしていても、紫外線の影響はゼロにはできないもの。強い日差しの下へ出た後には、日焼け後の対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。