2022年09月23日

健康習慣|「主婦休みの日」 上手に休んで家族みんながハッピーに

「主婦休みの日」という記念日をご存じでしょうか。年に3回あり、9月25日がそのうちの1回です。もともとは、日々休むことなく家事をしている主婦(主夫)が休めるようにと制定されましたが、昨今のコロナ禍では、家族がお互いをねぎらい思いやる日として認知されつつあります。今回は、「主婦休みの日」を家族みんなで有意義に過ごすためのヒントをご紹介します。


 

「主婦休みの日」という記念日をご存じでしょうか。年に3回あり、9月25日がそのうちの1回です。もともとは、日々休むことなく家事をしている主婦(主夫)が休めるようにと制定されましたが、昨今のコロナ禍では、家族がお互いをねぎらい思いやる日として認知されつつあります。今回は、「主婦休みの日」を家族みんなで有意義に過ごすためのヒントをご紹介します。

「主婦休みの日」とは

 

「主婦休みの日」とは、女性向けの生活情報誌を発行するサンケイリビング新聞社が中心となり、2009年に制定された記念日です。1月25日・5月25日・9月25日の年に3回あり、それぞれ年末年始・ゴールデンウイーク・夏休みという忙しい期間が終わった後にひと息つけるように設定されています。

「主婦」という名称が付いてはいるものの、家事や育児を主に担当している人のことを指すため「主夫」も含まれます。この記念日を機会に、家事や育児に頑張る主婦(主夫)が心身ともにリフレッシュして、日本の家族が元気になってほしいという想いが込められています。

「主婦休みの日」を有意義に過ごすには

 

家事や育児などを主に担当する主婦(主夫)が上手に休むためには、周りの家族のサポートが欠かせません。しかし、やみくもに手伝うだけではかえって仕事を増やしてしまうことも……。そこで、具体的にどのように取り組んだらよいのか、「主婦休みの日」をより有意義に過ごすためのヒントを見ていきましょう。

ヒント1:相手がやってほしい家事を優先的に

家事をあまりし慣れていない人がまず手を出そうとするのが、イベント感の強い料理や、簡単に手伝えそうな買い出し。しかし、相手はもしかしたら「洗い物や掃除、洗濯や子守りなどの家事を手伝ってほしい」と思っているかもしれません。何を手伝ったらラクになるのか、まずは希望を聞いてみましょう。

ヒント2:張り切りすぎず、完了できる範囲で

相手を喜ばせようとして特別なごちそうを作ろうとしたり、家中をピカピカに掃除しようとしたりすると、途中で疲れてしまうかもしれません。挙げ句の果てには、終えられなかった残りを主婦(主夫)に丸投げしてしまうことにもなりかねません。例えば、食事はお惣菜やデリバリーなどで済ませ、その代わり皿に盛り付ける時にひと工夫。食べ終わったら食器洗いまでしっかりと行いましょう。掃除は、普段は手が回りづらい細かいところだけを重点的に行うなど、張り切りすぎず、最後まできちんと完了させることを意識しましょう。

ヒント3:出かけてもらうのは主婦(主夫)に

食事や子守りの世話をかけないようにと、主婦(主夫)を家に残し、子どもを連れて外出するのもよいですが、家にいると、洗濯や掃除など他の仕事が残されてしまいます。そのため、主婦(主夫)に1人で好きな場所に出かけてもらい、好きなように過ごしてもらうのがおすすめです。留守の間に子守りをしながら洗濯や掃除、食事作りなどの家事を済ませておきましょう。

ヒント4:人に任せることに引け目を感じない

普段、家事や育児を主に担当している主婦(主夫)にとっては、誰かにそれを任せることに引け目を感じてしまったり、あれこれ気になる点が出てきたりするかもしれません。また、自宅にいると無意識のうちに家事をしてしまいがち。「主婦休みの日」だけは、「今日は何もやらない」と決めて、心の準備をしておくこともポイントです。

家で過ごす時間が増えている昨今、家事をする時間や頻度が増えている家庭は多いようです。「主婦休みの日」をきっかけに、日ごろからの家事の分担を家族みんなで話し合ってみてはいかがでしょうか。