2021年05月14日

メイク|「BBクリーム」と「CCクリーム」 違いを知って正しく使おう

ベースメイクの定番アイテムである「BBクリーム」と「CCクリーム」。何となく使っているものの、実は違いがよく分からない……という方は多いのではないでしょうか。今回は、BBクリームとCCクリームの違いや特徴、選び方をご紹介します。正しい使い方をマスターして、ベースメイクをより美しく仕上げましょう。


 

ベースメイクの定番アイテムである「BBクリーム」と「CCクリーム」。何となく使っているものの、実は違いがよく分からない……という方は多いのではないでしょうか。今回は、BBクリームとCCクリームの特徴と、選び方をご紹介します。正しい使い方をマスターして、ベースメイクをより美しく仕上げましょう。

BBクリームとCCクリームの特徴

 

ひとつでいくつもの機能を兼ね備え、ベースメイクの時短に役立つBBクリームとCCクリーム。世代を問わず人気のアイテムですが、どのような違いがあるかご存じでしょうか?まずは、BBクリームとCCクリーム、それぞれの特徴を見ていきましょう。

BBクリーム

BBクリームは主に、化粧下地・日焼け止め・ファンデーションなどの機能を持っています。“BB”とは、「Blemish Balm(ブレミッシュバルム)」の略。「傷を修復する軟膏」という意味があり、もともとは医療用として美容施術後の傷を隠す目的で作られたといわれています。そのためカバー力が高く、シミや毛穴などの気になる部分を目立たせず、美しい肌に仕上げてくれます。

CCクリーム

CCクリームは主に、化粧下地・日焼け止め・肌色補正などの機能を持っています。“CC”とは、「Color Control(カラーコントロール)」または「Care Control(ケアコントロール)」の略。肌の色味を整え、全体的にトーンアップさせるために使います。CCクリームは色味を加えたものが多く、血色感を演出するピンク、赤みをカバーするグリーン、透明感をアップさせるパープル系などがあります。

なりたい肌の印象に合わせて選ぼう

 

BBクリームとCCクリームは期待できる効果が異なります。なりたい肌の質感や、カバーしたい肌の悩みによって上手に使い分けるのがポイントです。

マットな質感が好みなら「BBクリーム」

シミや小ジワなどをしっかり隠したい方には、カバー力に優れたBBクリームがおすすめです。ファンデーションの機能も兼ね備えているため、ひとつでしっかりとベースメイクが完成。肌への密着感があり、マットな質感に仕上がります。乾燥が気になる場合は、保湿成分が含まれたものを選ぶとよいでしょう。

ナチュラルな質感が好みなら「CCクリーム」

素肌のようなナチュラルな質感に仕上げたい方には、CCクリームがおすすめ。肌の色ムラを補正し、ワントーン明るく見せてくれます。くすみや赤みなど、お悩みに応じてカラーを選びましょう。CCクリームはスキンケアを重視したアイテムなので、BBクリームに比べて付け心地が軽やか。肌にストレスを感じさせません。

BBクリームとCCクリームの基本的な使い方

 

BBクリームとCCクリームの使い方は、基本的に同じですが、きれいに仕上げるにはコツがあります。正しく使えば、ベースメイクの持ちもよくなります。

1.適量を手の甲に取る
使用量の目安はパール粒大。塗る量が多いと厚塗りに見え、ベタつきにもつながります。必ず適量を守りましょう。

2.指先で丁寧に伸ばす
額・鼻・左右の頬・顎の5ヵ所にクリームをのせます。鼻は皮脂くずれしやすいため、他の部分よりも少なめに。肌にのせたクリームは、中指と薬指の腹を使ってやさしく伸ばしながら塗り広げます。

3.気になる部分をカバーする
シミや小ジワなどの悩みをカバーしたい部分は、BBクリームをごく少量たたき込むようになじませます。ベースにCCクリームを使った場合はコンシーラーを重ねます。

4.スポンジでなじませる
指で塗り終えたあとにスポンジを使うと、ムラなくきれいに仕上がります。顔全体をポンポンと軽く押さえ、肌にクリームを密着させましょう。

5.フェイスパウダーをのせる
ほどよくツヤのある質感が好みなら、BBクリーム・CCクリームだけで終わってもかまいません。最後にフェイスパウダーをのせると表面がサラサラになり、美しい仕上がりを長時間キープできます。

カバー力がありマットに仕上がるBBクリームと、肌色を整えナチュラルに仕上がるCCクリーム。それぞれの特徴と使い方を理解して、自分に合ったアイテムを選んでみてください。毎日のメイクがさらに楽しくなりそうですね。