2021年04月21日

メイク|自分らしい美しさを引き出すナチュラルメイクのテクニック

ナチュラルメイクとは、素肌の美しさを活かした自然な仕上がりのメイクのこと。“ナチュラル”とはいっても手をかけないわけではなく、美しさを引き出し、きれいに仕上げるためにはテクニックが必要です。気になる肌悩みをカバーしながら、メリハリのある表情をつくるためのポイントをご紹介します。


 

ナチュラルメイクとは、素肌の美しさを活かした自然な仕上がりのメイクのこと。“ナチュラル”とはいっても手をかけないわけではなく、きれいに仕上げるためにはテクニックが必要です。気になる肌悩みをカバーしながら、メリハリのある表情をつくるためのポイントをご紹介します。

ナチュラルメイクとは?

 

「ナチュラルメイク」とよく耳にしますが、実際にどんなものか知らない……という方は多いのではないでしょうか。“薄いメイク”や“簡単なメイク”のようなイメージをもたれがちですが、実はそういったメイクとは異なるもの。ナチュラルメイクとは、化粧をしていないような自然な雰囲気でありながら、肌本来の美しさを引き立たせたメイクのことをいいます。

年齢とともに、肌のハリがなくなったり、シミやくすみが目立ったりして、顔の印象は変わっていきます。気になる部分をカバーするために、厚塗りのメイクになってしまうこともあるでしょう。ナチュラルメイクは、メイクの工夫で肌をイキイキと見せ、現在のありのままの姿をより魅力的に演出する方法なのです。

ナチュラルメイクの決め手はベースメイク

 

ナチュラルメイクを自然に仕上げるために一番大切なのは、ベースメイクをしっかりと行うこと。くすみやクマなどの気になる部分をカバーしつつ、うるおいとツヤのある肌をめざしましょう。

化粧下地で肌をトーンアップ

まずは顔全体に化粧下地を薄く塗り、肌の色ムラを補正します。顔色を明るく見せるため、トーンアップ効果があるタイプを選びましょう。また、伸びがよく軽い質感のものなら、厚塗りを防ぐことができます。塗り終わったら、肌と化粧下地がなじむようにハンドプレスをします。

コンシーラーで肌悩みをカバー

化粧下地で隠しきれなかったシミやクマなどは、コンシーラーでカバー。肌にフィットしやすいリキッドタイプがおすすめです。肌の色より少し暗い色味を選ぶと、気になる部分がまわりから浮かずに仕上がります。塗りすぎるとメイクのヨレにつながるので、少量ずつ薄く伸ばすことを意識してください。

ファンデーションはリキッドタイプを

ファンデーションはリキッドタイプを使うと、肌に自然なツヤが出ます。顔全体に均一に塗るとのっぺりとした仕上がりになってしまうため、メリハリを付けるのがポイント。ファンデーションをブラシに取り、目の下から頬にかけてのゾーンはしっかりと塗り、それ以外の部分はごく薄く伸ばす程度にとどめましょう。

フェイスパウダーで仕上げる

リキッドタイプのファンデーションを塗った後は、フェイスパウダーで肌を整えます。顔の中心をメインに、ブラシでサッとひとなでする程度でOK。肌にふんわりとパウダーがのることでナチュラルに仕上がり、テカリを抑えて化粧崩れの防止にもなります。

ポイントメイクで血色感をプラス

 

ナチュラルメイクはベースメイクに重点をおいたメイクですが、だからといって目や口といった他のパーツにメイクをしないということではありません。色味がないと、手抜きに見えたり、顔色がくすんで見えたりします。コツは、ポイントメイクに適度に色味を取り入れ、ほどよい血色感を足していくことです。

チークで肌の透明感をアップ

頬にチークを入れると、内側からにじみ出るような血色感が生まれ、表情にメリハリがつきます。肌になじみやすく失敗が少ない、ピンクベージュやサーモンピンクなどの色味がおすすめ。笑った時に頬の一番高くなる位置からこめかみに向かって楕円形を描くようにして入れましょう。パウダータイプのチークはブラシを使い、クリームタイプのチークは指先で軽くたたき込むようにしてなじませます。

リップで口元を華やかに

ナチュラルメイクに合わせるリップは、主張が強すぎない色味のものがよいでしょう。チークと同系色を選ぶと統一感のある仕上がりに。ツヤとうるおいを与えてくれるタイプを選ぶと、肌の美しさがより際立ちます。塗る時は唇の輪郭を取りすぎないのが自然に見せるポイント。指先にリップを少し取り、唇の内側から外側に向かってトントンとなじませるようにすると自然な印象になります。

大人の女性の美しさを引き出してくれるナチュラルメイク。ひとつひとつのステップを丁寧に行うことが、きれいに仕上げるコツです。ご紹介したポイントを参考に、ぜひ挑戦してみてくださいね。