2021年03月05日

メイク|花粉症シーズンのメイク ポイントはベースメイクとアイメイク

花粉症の方にとって、春のメイクは困りもの。肌荒れでファンデーションがのらなかったり、涙でアイメイクがにじんでしまったり……。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。今回は、花粉症シーズンでもメイクを長時間保たせ、美しく見せるためのベースメイクとアイメイクのコツをご紹介。目元の透明感を演出するアイメイクはマスク着用時のポイントにもなるので、ぜひ挑戦してみてください。


 

花粉症の方にとって、春のメイクは困りもの。肌荒れでファンデーションがのらなかったり、涙でアイメイクがにじんでしまったり……。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。今回は、花粉症シーズンでもメイクを長時間保たせ、美しく見せるためのコツをご紹介。目元の透明感を演出するアイメイクはマスク着用時のポイントにもなるので、ぜひ挑戦してみてください。

肌をいたわるスキンケアでメイクの土台をつくる

 

花粉が多い時季は肌トラブルが起こりがち。まずはメイクの土台となるスキンケアを見直しましょう。普段より敏感な状態になっている肌に、負担をかけずにスキンケアを行うことが大切です。素肌が整うとメイクののりがよくなり、崩れの防止にもつながります。

帰宅後、すぐに洗顔をする

肌に付着した花粉をなるべく早く落とすため、外出先から戻ったらすぐに洗顔をしましょう。洗顔をする時は肌を強くこすらず、たっぷりと泡立てた洗顔料で撫でるように洗いましょう。ぬるま湯で十分に洗い流したあとは、タオルに水分を含ませるように、ポンポンと拭き取ります。

肌に花粉を付着させないスキンケア

花粉によって肌荒れが起きていると、いつも使っている基礎化粧品がしみることがあるかもしれません。そんな時は、洗顔後の刺激を抑えるため、使うスキンケアアイテムの種類を減らしたシンプルなお手入れや、クリームを塗るお手入れがおすすめ。クリームに含まれる油分は肌の表面に膜をつくるため、花粉が肌に直接触れるのを防げます。

春先のスキンケアについては、以下の記事も参考にしてみてください。

ベースメイクアイテムの選び方と塗り方

 

ベースメイクアイテムの選び方

ベースメイクをすると、花粉をはじめ、乾燥や紫外線といった外部刺激から肌を守る効果が期待できます。肌荒れや化粧崩れが気になるからといって何も塗らないよりは、きちんと塗るのがおすすめです。では、どのようなアイテムを選んだらよいのでしょうか。

多機能のベースメイクアイテム

肌に触れる回数を減らすため、1つで複数の機能を持つベースメイクアイテムを使ってみましょう。例えばBBクリームは、化粧下地やファンデーション、日焼け止め、コンシーラーなどの機能を兼ね備えています。肌への負担を減らせるだけでなく、簡単に美しい肌を演出できます。

クレンジング剤不要のベースメイクアイテム

メイク落としの際に使うクレンジング剤は、洗浄力が強く肌への刺激になります。洗顔料だけで落とせるベースメイクアイテムを選ぶのがおすすめです。

ベースメイクアイテムの塗り方

肌にやさしいベースメイクアイテムを選んだら、塗り方も工夫をしましょう。美しい仕上がりが保たれ、化粧崩れを防ぐことにつながります。

厚塗りは崩れのもと

花粉症の時季は、1日中マスクを付け、鼻をかむことも多いので、ベースメイクがこすれてヨレやすくなります。ベースメイクアイテムを塗る時のポイントは、少量を丁寧に伸ばすこと。カバー力を求めて厚塗りするとムラになってしまいます。赤みが気になる部分はコンシーラーでカバーしましょう。

仕上げのひと手間で花粉をブロック

ファンデーションを塗ったあとに肌の表面がベタついていると、花粉を吸着しやすくなってしまいます。リキッドタイプやクリームタイプのアイテムを使った場合は、最後にフェイスパウダーを軽くのせてサラサラの状態に仕上げましょう。

アイメイクで印象的な表情をつくるコツ

 

花粉症対策にはマスクが欠かせませんが、顔半分が隠れてしまい表情が見えにくくなります。そこでポイントとなるのがアイメイク。マスクをした状態でも好印象に見せるコツがあります。

ブラウンのアイライナーでやさしい表情に

黒のアイライナーを使うと肌やマスクの色とのコントラストが強く、きつい表情に見えてしまうことがあります。ブラウンのアイライナーなら表情がやわらかく見えます。また、花粉の時季は涙でアイラインがにじみやすいため、ウォータープルーフのものを選びましょう。

アイシャドウベースを使って目元を明るく

アイシャドウを塗る前に使うアイシャドウベースは、目元のくすみをカバーして発色や色持ちをよくしてくれるアイテム。肌に密着するクリームタイプのアイシャドウベースをまぶたにのせると、ヨレが目立ちにくくなります。アイシャドウの色は、赤みが強いとまぶたが腫れぼったく見えるため、ブラウンやベージュがおすすめです。

Cゾーンのハイライトで光を集める

目元のCゾーン(眉尻から目尻、黒目の下までを結んだCの形になる部分)にハイライトを入れると、ツヤと透明感が生まれ、いきいきとした印象に見えます。肌が乾燥しにくいクリームタイプのハイライトを使い、指でやさしくトントンとたたき込むように塗り広げるときれいに仕上がります。

花粉症シーズンは鼻づまりや目のかゆみなどの鬱陶しさから心身ともに調子が落ち込みがち。メイクをすることで少しでも気分を盛り上げて過ごしたいですね。